当店は入り口が西を向いています。
となると、必然的に夕方になると西日が差し込むのです。
これからの季節、暑い時期の西日はキツイんですよね。
その西日対策として、毎年ゴーヤで緑のカーテンを作っています。
しかし、ここ3年ほど、失敗続きで、きれいな緑のカーテンを作ることができていないのです。
失敗した理由として考えられるのは、天候、土の選択を失敗した、肥料のあげすぎ、植えるのが遅すぎた、などが考えられますが、本当の理由はわかっていません。
今年は失敗したくないと思い、過去の例を参考に、ゴールデンウィークの頃に植えるのがベストなタイミングだと判断し、今年は5月7日にプランターに植えてみました。
そこで今日は、ゴーヤを植えてみたいと思っているけど、ホームセンターなどで販売しているゴーヤの苗を育てる第一歩、プランターに植えるのはどのようにすればいいのか?
その手順や準備するものを説明してみます。
ゴーヤを育てるため最初に必要なもの
まず用意する(必要なもの)のは、以下の4つです。
- ゴーヤの苗
- 土
- 鉢底石
- プランター
当初はこれだけで問題ありませんが、成長してくるとネットや肥料が必要になってくることも付け加えておきます。
ゴーヤの苗の選び方
ホームセンターなどで販売してるゴーヤの苗を買うとき、どこに注目すればいいのか?
ゴーヤの苗は実にいろいろな種類がありますが、ワタシが必ず見るのは、茎の太さです。
茎がしっかりと太いものを選ぶようにしています。
といっても、入荷したのが同じ日の苗であれば、大差はありません。しかし、その中から太いものを選らび、なおかつ、葉っぱが大きいものを選ぶようにしています。
販売されているゴーヤの種類によって、茎の太さはそれぞれです。
とっても分かりやすい例として、価格が高い苗と安い苗を比べてみてください。
たいてい、販売価格の高い苗のほうがしっかりしています。
今年、2021年は、サカキのタネのゴーヤの「あばし」を用意しました。
肉厚の実が好きならあばしゴーヤがおすすめ
完全にワタシの好となりますが、食べるゴーヤは「あばし」が良いように思います(緑のカーテンを作るには「中長」の品種が良いと思いますが、大差はないでしょう)。
味音痴のワタシが言っても説得力はありませんが、味の差はほぼ無いに等しいと思います。
ではなぜ食べるには「あばし」が良いのかと言いますと、肉厚で食べ応えがあるからです。
プランターで育てる野菜ですから、朝収穫した新鮮なものをその日のうちに食べられるわけです。
しっかりした歯ごたえのあるゴーヤを食べる喜びを感じられるのは、あばしだと考えています。
ゴーヤの普通の苗と接ぎ木はどちらがいいの?
天候などの条件が整えば、接ぎ木のほうがよく育ちます。
これは過去に経験しています。
しかし、接ぎ木だからといろって、必ずうまく育ってくれるとは限りません。
例えば、日光不足や冷夏など、自然条件が整っていなければダメなんです。
プロの農家さんが育てている米や野菜が気候によって凶作だったり豊作だったりするのですから、素人がいくら工夫してもうまくいくはずが無いと諦めましょう。
ゴーヤ栽培の土の選び方
土選びで書いておきたいことがあります。ただし、たまたまだった可能性もあるので、あくまで参考として書いておきます。
いつもはホームセンターで「野菜と花の土」と書かれているような、オールランドに使いやすい土を選んでいるのです。
しかし昨年、トマト用の土を買って育ててみたのです。
そのことを昨年、ブログに書いています。
この結果…
見事に失敗しました。
ともかく、ツルが伸びないのです。
昨年は、どちらかというと冷夏だったので、土だけの影響ではないと思いますが、多少は影響していると思うんですよね。
ゴーヤ栽培のプランターの選び方
プランターを選ぶ際に頭に入れておきたいのは、できるだけ大きなものを選ぶということです。
土の容量で言うと、13~15リットルくらいは欲しいところですね。
実際に見てみると、大きいと感じるかもしれませんが、一シーズン経ったゴーヤーは鉢・プランターいっぱいに根が張っているはずです。
では、買ってきた苗をプランターに植え替える方法を書いていきます。
ゴーヤをプランターに植え替える方法
まずは容器、プランターに鉢底石を2~3センチほど入れます。
入れ終わったら、鉢をトントンと地面で軽く叩き、隙間をなくします。
かといって、あまりギチギチになってしまうと、水はけが悪くなる可能性かあるので避けましょう。
続いて土を入れていきます。
今回は、ホームセンターのコーナンブランドの「野菜と花の培養土」というものを購入しました。
この土には肥料が配合されているので、置き肥などは必要ありません。
この土を、苗が植えられている土の高さを考え、入れていきます。
上の写真のように苗を置いてみて高さを確認し、苗を隠すように土を入れていきます。
このとき、用意した土をすべて使いきらないように注意してください。理由は後述します。
苗の土が隠れるほど土を入れた状態が下の写真です。
土を入れて水を入れるのですが、水を少し入れてから写真を撮るのを忘れていたので撮ったものです^^
植え終わったら水をあげるのですが、鉢の底から水が流れ出るくらいあげましょう。
土を残しておく理由は、下の写真を見てもらうとわかります。
水をあげると、土に穴が開いたように凹んでしまうのです。
この穴埋めをするため、土を少し残しておく必要があるのです。
これで植替え完了です。
毎日水をあげ、ツルが伸びてきたらネットを張り、緑のカーテンができるようにしていきましょう。
下の写真は2018年のゴーヤ栽培でネットを張った例です。
過去のゴーヤ栽培は下のリンクでご覧になれます
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした
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