今日は、お茶の話をしてみます。
お茶といえば緑茶、麦茶、玄米茶、ウーロン茶に抹茶などたくさんの種類があります。
そんな中に「月桃茶」といものがあるのを今年の7月に知りました。
7月に熊本の天草に行った時でした。
世界遺産にもなっている天草の崎津集落の崎津教会を訪れました。
雨が降る中、教会を拝観したあと崎津名物の『杉ようかん』を販売しているお店に立ち寄りました。
一つだけ残っていた杉ようかんを購入。
雨が強くなってきたので急いで車に戻ろうとしたところ、店主のお母さんが店内で食べて行ってください。と声をかけてくれたのです。
その言葉に甘えさせてもらうことにしてテーブルに座りました。
店内の壁にはこれ以上貼るところがないほどのサインや、訪れた人が書いたようなメモが貼られています。
店内も個性がありますが、何よりお母さんの話が楽しくて楽しくて。
杉ようかんの由来や母親が若い頃を過ごした頃の天草の話など、ようかんを食べるタイミングが無いくらい話が尽きません。
それに気づいたかのようにお母さんが、杉ようかんと一緒に飲んでくださいなと出してくれたのが『月桃茶』だったのです。
沖縄の人が月桃と聞くとムーチーと呼ばれる『月桃餅』を思い浮かべるでしょう。
月桃という木の葉で包んだのが月桃餅。
月桃の葉は、ミント系とは異なる爽やかな独特な香りがします。
一方の月桃茶は、葉を乾燥させたものを煎じて飲みます。
お茶になると、月桃餅ほどの香りはしません。
でも、かすかに爽やかな月桃の風味が口に広がります。
7月の蒸し暑い中で少し冷えた月桃茶を飲むと体と気持がスッキリして、穏やかな気持になりました。
とても気に入ったので、月桃茶のお茶の葉もくださいとお母さんに伝えました。
でも残念なことに、月桃茶のは販売していないとのこと。
何でも、ご家族が沖縄に住んでいて、自分で作ったものを送ってくれるのだそうです。
残念だけど仕方がない。
さっそく調べてみると、アマゾンでも販売している。
大阪に帰ったら必ず買おうと決めました。
大阪に戻ってからでした。
翌月、妻が娘とともに沖縄に里帰りするので、その際に買ってきてもらうことにしました。
娘は天草に同行していて、月桃茶の美味しさをワタシと同じように感じていたので、できれば試飲して買ってきてほしいと頼みました。
道の駅などで見かけたものを買って飲んだけど、天草で飲んだものとは違うと、沖縄から連絡が入っていました。
いくつか見た中で買ってきてくれたのがこちら↓
茶葉はこんな感じです↓
木の幹の皮が乾燥したような、普通のお茶の葉とはまったく違う形状をしています。
これを煎じて飲みました。
でもちょっと違う。
茶葉の量を加減したり、煎じる時間を変えてみたりするも何か違う。
考えてみれば茶葉が違うので、同じ味にならないのは仕方ないこと。
そう思って再現するのはあきらめましたが、お茶自体はおいしいんです。
香りが独特なので好き嫌いは分かれるでしょうが、沖縄の月桃餅が好きな人であれば好みに合うはずです。
もし興味を持った方は、アマゾンで販売しているのでお試しください。
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした
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