大阪関西万博の閉幕まで1か月を切りました。
このタイミングで、万博のことを一度もブログに書いてないことに気づきました^^
実はワタシ、通期パスで万博に通っておりました。
ただ、7月終盤まで、万博に行って丸一日過ごしたのはたった初めて行った一日でした。
理由は、今年の5月末に父親が亡くなったことです。
入院していた父親の見舞いに、定休日はほぼ病院へ行っておりました。
万博に行ったとしても14時から16時の面会時間に合わせ帰ってくる必要がありました。
万博会場にいても気持ちが落ち着かず、見たいパビリオンがあってもちょっと長い行列ができていると敬遠していたんです。
今から思うと、事前に予定を立て、一つか二つ、行くパビリオンを決めて動くべきでした。
とはいえ、病院からの連絡がいつ来るか分からない状況だと、事前準備をする気になれなかったのも事実です。
そんな状況の中、ワタシが見てきた万博の様子を今更ながら書いてみます。
今回の『EXPO2025 大阪関西万博』で一番の見もの。
それはパビリオンではなく『大屋根リング』。
実際に見た多くの方が感じているんじゃないでしょうか。
このスケール感は見る価値がある。
初見でそう感じました。
このスケール感と、リングの上からの風景を一度きりしか見ないのはもったいない。
開幕当初、通期パスの割引クーポンが配布されていたんです。
これも通期パスを考えた理由の一つでした。
お客さんと万博の話になり、よく聞かれたことのダントツ一位は「どのパビリオンがおすすめ?」という質問。
アメリカ館には入れてないんですが、イタリア館、フランス館など、多少は見たワタシが一番好きなのは『アラブ首長国連邦・UAE』なんです。
理由はいくつかあります。
- あまり混んでない
- 冷房がよく効いている
- 香りがいい
本格的に万博に行きだしたのが7月後半。
今年の夏はみなさん知っての通り、ともかく暑かった。
日影が少なく、冷房が効いた場所で休める施設がほぼない万博において、ここはオアシスでした。
そして一番の理由は最後に書いている香りが好きなこと。
館内にはナツメヤシの枝を張り付けた柱のようなものがたくさんあります。
ナツメヤシの香りって、ここで初めて体験しました。
ちょっと爽やかで、落ち着く香りでして、日本の森や林にある木々や葉にはない、一度もかいだことがない香りなんです。
ヒノキの香りって爽やかで落ち着く香りですよね。
系統で例えるならこの流れですかね。
アレルギー性鼻炎を持っているワタシがここに行くと、ちょっと鼻が通るような、気もします。
万博って、世界最先端の科学技術を持ち寄る場だと思い込んでいたんです。
しかし、世界最先端の技術って、一般向けに披露できないものも多いでしょうし、そんなものを作っている国はごくわずか。
新しい技術はテレビやインターネットで配信される時代なので、見たこともないようなものが万博会場内で見られるというものではないんだと、何度か行くうちに分かってきました。
出展している国々の国産品を見ていると、UAEのナツメヤシの香りのように、今まで体験したことのない香りに遭遇することが何度かありました。
そんなことを繰り返すうち、初めて行った海外のシンガポールのことを思い浮かべました。
もう40年ほど前のことなので、現在は違っているかもしれませんが、当時のシンガポールは、中国人街、インド人街などの地域がありました。
そのインド人街に行ったとき、香辛料なのか、体験したことのない香りが漂っていて、海外に来たことを強烈に感じました。
あの体験を大阪で味わえる。
こんなふうに捉えるようになったんです。
今回の万博のことを自分が捉えているかを文字にすることで、目的が明確になりました。
閉幕が近づいた今、入場予約を取ることすらできなくなっているので、なんでもっと早く書かなかったのかと、かなり後悔しております。
閉幕が近づくにつれ、混雑することは予想していました。
しかし、入場予約がほぼ取れなくなるとは予想できませんでした。
もう参考にはなりませんが、万博についてはまた書くつもりです。
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした
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