フェードカット。
当店でリクエストが多いヘアースタイルであります。
フェードカットの醍醐味、真骨頂は白から黒への色彩の変化だと思ってます。
白と黒って真逆の色なので、対比が際立ち美しい。
しかし、当店では『オヤジフェード』というジャンルで白髪があっても楽しめるフェードカットをお勧めしています。
白髪があると、白と黒の対極の色彩は望めません。
しかし、白髪ならではの味わいがあるんです。
ということで、本日のゲストの写真です。
髪質が柔らかく少し癖がある方なので、ゆるくアイロンパーマをかけたような雰囲気になります。
一番下は0.8mm程度のフェードカットです。
白髪の量、髪の太さや密度により一概に同じような仕上がりにはなりません。
これは黒髪でも同じで、みなさんの個性ととらえています。
ただし中にはフェード調にしたくても難しいケースがあるのは事実です。
特に難しいのは、場所によって密度が違うケースです。
男性の多くは、加齢とともに男性型脱毛症の影響が出て、トップからフロントにかけて髪が薄くなったり細くなったりします。
親父フェードの場合、これはまだいいんです。
難しいのはこんなケースです。
同じサイド部分の中で部分的に薄い場所があるケース。
下の写真は一例ですが、色付けしたところだけ髪の密度が低いと、仕上がりがきれいに見えないのです。
もちろん、こんな時でも可能な限り色のグラデーションを作るようにカットします。
ただし限界があり、色がない所に色は付けられないのです。
このあたりはご理解ください。
もともと、ショートヘアのカットが好きなので、白髪であっても黒髪であってもショーのヘアースタイルをおすすめすることが多いのでありますが、ショートの何が良いのかといいますと、第一に清潔感があることです。
あと、普段の手入れが楽ということ。
シャンプーも、ドライヤーで乾かすにも短時間で済みますからね。
どうでしょう。
オヤジフェード。
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした
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