前日の雨があがった京都。
紅葉を求めて足を運んできました。
電車を乗り継ぎ、降りた駅は阪急嵐山駅。
駅前のもみじが少し色づいていたので、期待しながら嵯峨方面に歩いていきます。
野々宮神社から大河内山荘に向か道は竹林が続いています。
途中、視界が開けたあたりに天龍寺の北側の参拝入口があり、もみじが赤く色づいていました。
竹林の緑を背景に赤いもみじが映えます。
朝早くの竹林には人がまばらで、のんびり歩くことができました。
大河内山荘を過ぎ、歩いて行くと常寂光寺の前に出ます。
ここも紅葉の名所ですが、まだ色づいていませんでした。
この日の私の目当ては祇王寺。
苔の緑ともみじの赤が美しいのですが、ここまでの道すがら、もみじの赤に期待できないことは分かっていました。
それでも、雨上がりで、きっと緑が鮮やかに光っているだろう庭に期待して参拝してきました。
木漏れ日が庭を照らし、少ないながらも、赤く染まったもみじが苔の上に舞い落ちていました。
春の新緑と秋が混在したようなこの庭は、何度訪れても飽きない美しい庭です。
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