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同僚会で30年ぶりに仲間と会う

正宗屋
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今年の初め、元同僚が声をかけてくれたのがキッカケで、修業をしていた店の仲間と集まる機会がありました。

集まったのはワタシを含め5名。

1996年11月に自分の店を出してから、講習会で顔を合わせたメンバーもいますが、完全なプライベートで集まったのは初めての事で、中には30年ほど会っていないメンバーもいたのです。

 

修業していた店は大阪の難波。

外国人を含む観光客も多く、平日でもたくさんの人で賑わっています。

 

修業当時、よく歩いた通りを久しぶりに歩いてみると、残っている店があるものの、多くの店は当時とは違っています。

また、残っている店の位置が通りの向かいに変わっていたりして、不思議な感覚がありました。

正宗屋

 

修行していたのは、理容室にしてはわりと大きい、椅子が7台ある店。

その分スタッフも多く、入れ替わりもありました。

 

人が多いと、楽しいこと、面白かったことも多いものの、そうじゃない思い出もたくさんあるものです。

ワタシがまったく覚えていないことを、昨日見てきたことのように話す後輩、修業先の店の驚く顛末を話す先輩。

失敗して怒られた話、大きな出来事、小さな出来事、そのほかの同僚の話などをしていると、3時間があっという間に過ぎ去りました。

 

1軒目のお店を出るタイミングで、1人が所要のため帰ることに。

その後、まだ時間が早いので、次はどこに行こうかと話すうち、今は飲食店になっている修業先の店に行ってみようとなりました。

 

そのお店が開店するまでちょっと時間をつぶしをしてから、そのお店に向かう。

元の修業先のお店は2階。

エレベーターは無く、一つの階段のみ。

 

その階段を上がっていくだけで、いくつもの出来事が思い出されてくるのは、当時の事を鮮明に覚えているからです。

これは、一緒に行った4名が同じだったようで、手すりがプラスチックに変わっている事さえも、すぐに気づくくらい。

先輩の話では、2013年に閉店したそうなので、手すりが変わっていて当たり前のこと。

真鍮製だった手すりを、研磨剤を使って毎朝磨くのが新人の仕事だったので、皆の記憶に残っているのでしょう。

 

通された席は、窓際の席でした。

当時、その場所にはトイレがあったので、複雑な感覚になったのはみな同じだったようです^^

 

店内はまったく違うけど、窓から見える景色は当時と変わりありませんでした。

 

正宗屋

 

この景色を見ると、さらに色々なことが頭に浮かんでくる。

修業時代のことなので、辛くて苦しい思い出をそれぞれが持っています。

でも年月が経つと、それが笑い話になるのが不思議でありました。

 

いつもならたくさん写真を撮るのに、ほぼ撮らなかったのは、写真を撮るタイミングで話の腰を折ってしまうことがあるから。

 

年齢は違えど、同窓会のように昨日まで一緒にいたかのように話ができることの不思議。

これは、同じ釜の飯を食い、今も同じ仕事をしていることが大きな理由なのかもしれません。

仲間とそれぞれの時間を持ち寄り話ができたことがとても嬉しく、大切な財産になっていると感じました。

遠方から集まってくれた仲間に感謝しきりの一日でありました。

 

以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした

 

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