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顔そりだけで行ってもいいの? 顔そり・髭剃り・シェービングについて理容師が話します

顔そり・シェービング・髭剃り
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当店では、顔そり・髭剃り・シェービングだけのメニューを用意しています。

「髭剃りは毎日しているから店でしなくても」

そう思っている男性は多いと思います。

電気シェーバーやT字カミソリで簡単に剃れますからね。

 

一方、理容室で髭を剃った経験がない人が増えている現状があります。

理由は、美容室でカットをするから。

基本的に、美容室では顔そり・シェービングは行いません。

 

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シェービング・顔そり・髭剃りの違いは?

ちょっと話がそれますが、シェービングと顔そりの違いって何なのかと考えたことがあるので、簡単に書いておきます。

 

  • シェービング
  • 顔そり
  • 髭剃り(ヒゲ剃り)

これらはすべて、カミソリなどを使って顔を剃ることを指します。

 

シェービングは、男性の髭剃りを指すことが多いですね。

顔そりは男性の場合は髭を剃る、そして女性は産毛を剃る時に指す言葉として、男女とも使います。

女性が電話で予約される際、シェービングをしてほしいと希望されることは、まずありません。

女性は「顔そり」をしてほしいと要望されるんです。

 

あと、髭剃りに関しては男性の髭を剃る時に使います。

「髭剃り」については、分かりやすい。

 

シェービング・顔そり・髭剃り、三つの言葉については、こんな使い分けを自然とされているように感じます。

 

話を元に戻します。

過去に一度も、BarBer・理容室・床屋の顔そりをしたことのない方が、初めて体験した後に、こんなことを聞くことがあります。

「自分でする髭剃りとは別物かも」

 

こう感じる理由はいくつか考えられます。

それらをまとめるとこんな感じです。

理容室のシェービングは、単に髭を剃る作業ではありません。

温かい蒸しタオル、柔らかい泡、ゆっくりと肌をなでるレザーの感覚。

顔まわりの緊張が少しずつほどけていくようなリラクゼーションの時間は、自分で行う髭剃りでは得られないからです。

 

顔そり・シェービング・髭剃り

 

蒸しタオルの気持ちよさ

男性のシェービングのメニューは、まず、泡を顔に塗ることから始まります。

次は蒸しタオルの出番です。

温かい蒸しタオルを使う一番の理由は、髭や産毛を柔らかくし、肌に水分を含ませて剃りやすくするため。

 

お店での顔そり未経験の方で、最初に驚く人が多いのが、“蒸しタオル” の気持ちよさです。

温かいタオルが顔を包み込むと、肌だけではなく気持ちまで緩んでいくような感覚になります。

「顔まわりの力がフッと抜ける」ような感覚があるんです。

 

顔そり・シェービング・髭剃りの蒸しタオル

 

普段の生活や仕事、長時間見るスマホなどで無意識に力が入っていた顔の筋肉が自然とゆるむ。

それだけで「気持ちいい」と感じる方も少なくないように感じています。

 

顔そり・シェービング・髭剃りの泡

 

顔に泡をのせ、肌を伸ばしながら刃を滑らせていく。

自分で剃る時の“削るような感覚”とは違い、優しく整えられていく感覚があります。

カミソリの肌への当て方、角度、力加減によって、なめらかな肌触りと独特の心地よさを生み出します。

 

顔そりは女性も男性も行うメューです

顔そりをするのは男性だけではありません。

最近は、女性の顔そりも人気があります。

 

産毛を剃ることで肌が明るく見えたり、化粧ノリが良くなったりする美容面もありますが、それ以上に「気持ちよかった」という感想を聞くことがあります。

 

女性の場合も、蒸しタオルや、優しいタッチによって、顔まわりの力が抜けていきます。

エステとは違う、“人の手で整えてもらう気持ちよさ” を感じてみてください。

女性のお顔そりは、妻が担当しますので、男に触られるのは嫌という方もご安心ください。

 

顔そり・シェービングはできるようになるまで時間を要する仕事

顔そり・シェービングの仕事って、習得するまでにけっこうな時間が必要なんです。

髪のカットと違い、顔そり・シェービングは直接肌に触れる施術なので、シャンプーとともに、力の入れ具合など、工程を覚える以外の感覚的な慣れが必要です。

こんな理由から、習得するまでに、どうしても時間がかかります。

 

肌に触れるという意味でシャンプーを例に出しましたが、顔そり・シェービングは、刃物を直接肌に当てます。

これは、シャンプーとはまったく別の、より繊細な仕事をする必要があります。

力加減やカミソリの動かし方などは当然なんですが、実は、カミソリを持たない逆の手の使い方が難しいのです。

これらは練習を重ねて習得する以外に道はなく、時間を要してしまいます。

 

何もしなくていい時間の贅沢

現代は、男女ともに緊張する時間が増えています。

仕事、人間関係はもとより、スマホによる膨大な情報。

気づかないうちに、常に頭も身体も働き続けています。

そんな時代だからこそ、理容室の顔そり・シェービングには特別な価値があると、ワタシは考えています。

 

  • 蒸しタオルの温かさ
  • 泡の柔らかさ
  • 刃がすべる音

目を閉じ、静かに整えてもらう何もしなくていい時間

そして最後に熱いタオルで顔をふく時の爽快感。

 

顔そり・シェービング・髭剃りの蒸しタオル

 

理容室の顔そり・シェービングには、独特の気持ちよさがあります。

だからこそ、理容室の髭剃りは長く愛されてきたのだと思います。

 

昔は当たり前だった理容室の顔そり・シェービング。

けれど今の時代では、むしろ贅沢で、少し大げさに言うと、“精神・感覚を休ませる時間” と言えるかもしれません。

 

顔そりだけでも来ていただけます

当店では、顔そり・シェービングだけのメニューもご用意しています。

カットとのセットでなくても構いません。

「顔そりだけ来ていいの?」とよく聞かれることもあります。

 

以前、こんなことがありました。

ネットで顔そりだけをできる店を探し、来店された方がいました。

スーツを着ていたその方は、言葉が関東のほうかなと感じていて、髭剃りが終わった後、少し話をしていると、なんとその方は神奈川県からのお客さんでした。

 

この日、友人の結婚式が大阪であり、早朝の新幹線に乗って大阪に到着したとのこと。

到着してふと気づいたことは、髭を剃るのを忘れてしまった…

さてどうしよう。ということで、当店を見つけてもらったのです。

土地勘のないところだし、式場との時間も計算しなくてはいけません。

ずいぶん探した結果、当店に来ていたたいたのです。

 

かつては床屋といえば顔そりがセットでしたが、今では経験したことのない方が多くなってきたことを先に書きました。

もしまだ、理容室の顔そりやシェービングを体験したことがないなら、一度試してみてください。

「髭を剃る」というイメージが変わるかもしれませんよ。

 

以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした

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