2023年11月11日に「ソメイヨシノ 桜の枝の水挿しで根が出てきた」というタイトルのブログを書きました。
このブログで取り上げた4つの挿木がコチラ↓
この挿木のサクラは、近所にあったソメイヨシノです↓
毎年たくさんの花をつけていましたが、土地の持ち主が変わったのか、伐採されてしまいました。
伐採される直前の様子が上の写真です。
写真を撮るのが好きなのに、この桜はあまりに身近すぎて、花を咲かせている様子を撮ったものが一枚もありません。
昨年、伐採された桜の木が金網のフェンスに立てかけられている様子を見て、いたたまれずに枝を手折り、挿木しました。
挿木した4つのうち、冬を越し、根がしっかり出てきたのは2つだけでした。
その二つを少し暖かくなってきた頃に鉢に植え替えたのです。
やがて春になり、そのうちの一つから、葉っぱが出てきました。
その後、ゴールデンウィークの頃でした。
花が咲いてくれたのです。
たった一つの花だけど、咲いてくれたのが嬉しくて、根付いてくれたのが嬉しくてね。
斜めに伸びた枝の先にたった一つだけ花が咲いてくれました。
弱々しいけど、生きるんだ。という強い意思を感じます。
来年は、もっとたくさんの花が咲いてくれるといいのですがね。
でも、来年の開花は難しいかもしれません。
桜って、花が終わって葉が出てきて、ゴールデンウィークの頃になると、翌年の花芽と葉芽を作るんです。
でもこの桜に、そんな様子は見られません。
今後、出てきてくれるといいのですが、出てきたとしても、来年必ず花が咲くとは限りません。
この桜とは別の、もう一つ根が出てきた桜は、花はおろか、葉の一枚も出てきてくれません。
こちらは根付かなかったかもしれません。
こちらのソメイヨシノも気になっていますが、ともかくも、一つ根付いてくれたのは確か。
大切に育て、あのソメイヨシノの子孫を残します。
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