祇園祭は疫病退散が目的のお祭りで、日本三大祭りの一つでもあります。
詳しいことは知らないのですが、祇園祭りは三基の神輿に八坂神社の御神霊を遷して行われる神輿渡御がメインで山鉾巡行はその露払いのような目的なのだとか。
ただ、イベントとして見た場合、華やかさなどで人の目を引くのは「山鉾巡行」なのかもしれません。
日程なども関係もあるのですが、ワタシは神輿渡御、山鉾巡行も生で見たことがありません。
ただ、その日に至るまでの街の賑わいを感じたくて、鉾建ての様子を見に行くのが好きなのです。
昨年に続き、今年も鉾建てを見ることができました。
おそらく、一番見物人が多いのが上の2枚の写真の長刀鉾。
長刀鉾は広い四条通りにあります。
一方、狭い通りでも鉾が建てられています。
下の写真は「菊水鉾」。
鉾が建てられる場所には、地面に穴がうがってあり、毎年同じ場所で建てられるのです。
上の写真にも写っていますが、地面をアップしたのが下の写真です。
よく知られたことですが、釘を使わず縄だけで組まれる鉾と山。
鉾が建ってしまうと見えなくなる、木材をつなぎとめるロープ。
伝承された技術は美しさも併せ持っています。
太い木材は何代目なのかと考えたりするのも楽しいのです。
この祇園祭を開催するために多くの方々の労力に頭が下がります。
三年ぶりに行われる神輿渡御と山鉾巡行でコロナ騒動も追い払ってもらいたいです。
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