男性の身だしなみで欠かせないのがヒゲ剃り。
このヒゲ剃りで肌荒れを起こす方が割と多いのです。
今日は、自宅でできる
できるだけ肌荒れしないヒゲ剃り
シェービングの方法を
プロ目線で書いてみます。
ヒゲを剃るには電気カミソリやT字カミソリなどを使いますよね。
どちらを使うにしても、肌の弱い方は肌荒れを起こします。
両者を比較すると、肌荒れを起こしやすいのは、一枚刃やT字カミソリなど、刃を直接肌にあてる剃り方です。
では、肌荒れをしにくくするには、どうすれば良いのか?
それは、ヒゲ剃りを行う前の下準備が大切なのです。
色々なシェービンググッズが販売されていますが、今日はそんなグッズを使わない方法です。
肌荒れをしにくくするには以下の3つが大切です。
- ヒゲを濡らすこと
- ヒゲを温めて柔らかくすること
- カミソリの滑りをよくすること
この3つです。
これらを実行することで肌荒れの可能性を軽減できます。
では、具体的な方法を書いていきますが、お風呂で行うのが楽なので、お風呂で剃ることを前提に書いていきます。
A.ヒゲを濡らす
まずは濡らすことです。
その理由は、ヒゲは水を含むと柔らかくなるからです。
洗顔で良いので、水をたっぷり使って洗い、ヒゲに水分を含ませてください。
先にシャンプーをすることで、顔にも水が流れるので、シャンプー後にヒゲを剃るのも良いですね。
B.ヒゲを温める
温めるには二つの方法が考えられます。
1.湯船に浸かって顔をお湯につけて温める。
2.タオルを熱めのお湯につけて蒸しタオルを作り、ヒゲを温める。
お風呂に入り、爪がフニャフニャになった経験をしたことがあると思います。
爪とヒゲは同じケラチンタンパクで出来ているので、水分を含み温めると柔らかくなります。
そうすることで、ヒゲを剃るとき、カミソリの抵抗が少なくなり肌荒れのリスクが軽減されるのです。
C.カミソリの滑りをよくする
カミソリの滑りをよくするには石鹸を使います。
この際、一つ頭に入れておいてほしいことがあります。
肌に優しいとされている弱酸性の石鹸ではなく、理想的には普通の固形石鹸を使ってほしいのです。
カミソリの滑りをよくするという意味ではどちらでも良いのですが、弱酸性の石鹸はヒゲを引き締める効果があるため、濡らして温め、柔らかくなったヒゲが固くなってしまうのです。
一方、固形石鹸はアルカリ性で、ヒゲを柔らかくする働きがあるので、ヒゲを剃るとき、肌の抵抗が少なくなり、結果的に肌荒れをしにくくすることになるのです。
こんな理由から、普通の固形石鹸のほうがひげ剃りに適しているのです。
すでに、シェービングジェルなどを使っている場合は、カミソリの滑りという意味では、石鹸よりもジェルのほうが優れているので、それを使ってもらってもOKです。
この3つの方法を行うだけで、カミソリでヒゲを剃る時、肌の負担が軽減され、肌荒れのリスクも軽減されます。
工程が3つありますが、肌が弱い方は一度お試しくださいませ。
以上
東大阪の理容室
オーパス21の前田でした
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