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黒髪なのに茶色く見えるのはなぜ?

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日本では、髪が黒い人の割合が圧倒的に多い。

でも、同じ黒でも、ちょっと茶色い人もいて、
みんなが同じ黒ではありませんよね。

お客様との会話で、こんな話題が出たので、
なぜこんなことになるか、簡単に説明してみます。

髪が黒い色に見えるのは、みなさんご存知の
「メラニン」が関係しています。

このメラニン。
実は色別に種類がありまして、

褐色の「ユウメラニン」
主に黄色の「フェオメラニン」

という2種類があります。

肌の色もそうなのですが、この2種類の
メラニンの量で決まります。

黒い髪の方は褐色の
「ユウメラニン」がほとんどを占め、
ブロンドの方は
「フェオメラニン」が多いのです。

二つのメラニンの多い・少ないの割合で
真っ黒に見えたり、茶色く見えたり
するのであります。

ちなみに真っ白な白髪の場合は、メラニンが
存在しない毛髪なのです。

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