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ブリーチを使わず髪の傷みを抑える「白髪ぼかし」ってどうなの?

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白髪染めではなく「白髪ぼかし」はご存知ですか?

白髪を目立ちにくくする毛染めのことでして、当店では10年以上前からメニューの一つになっています。

このメニューを導入したのは、講習で「白髪ぼかし」というものを知ったことがきっかけでした。

ホーユーというカラー剤メーカーが、自社で販売している薬剤の特性を知り、「白髪ぼかし」というネーミングでマーケティングを始めました。

全国の理容組合やディーラーを通じ、プロモーションを展開し、その流れの中にワタシが足を運んだ講習があったというわけです。

 

ホーユーが薬剤の特性を知ることになったのは、ある理容師さんが、「色が落ちてきても赤くならない白髪染め」という事を打ち出したメニューを展開していて、それをホーユーが知ったことがキッカケだったと聞き及んだことがあります。

やがてホーユーは、「白髪ぼかし」のネーミングの薬剤を売り出すことになります。ホーユー白髪ぼかし薬剤

当店では、この薬剤の新バージョンを使っていますが、この商品は今も継続して販売され続けています。

白髪ぼかしについては過去に何度もブログに書いていますので、リンクを貼っておきます↓

伸びてきた白髪との境目が目立たない白髪ぼかし
気になる白髪。白髪染めしてみたいけど、いかにも染めました。という黒にしたくない。こんな方は多いのです。こんな方におすすめしたいのが【白髪ほがし】という染め方です。一般的な白髪染めと何が違うかといいますと、『しっかり染めない』のです。言い換え...

 

初めて毛染めする方にはパッチテストを行います

本題に入る前に、当店でヘアカラーをする方にお願いしていることを書いておきます。

当店で初めて、アレルギー成分の「ジアミン」を使った毛染めをする方は、必ずパッチテストをしています。

薬剤を腕などに塗って48時間経過を見て、かぶれたり、赤くなったりしていなければ可能ですが、何かしらの問題があった場合、毛染めをお断りします

皮膚と毛髪を含めた、体のの健康を考えてのことなので、例外は作りませんのでご了承ください。

 

ブリーチなしで髪の負担を抑える白髪ぼかし

 

ここまで書いてきた「白髪ぼかし」の薬剤は白髪を染めて暗くすることで白髪を目立ちにくくする方向性の薬剤です。

現在は、薬剤の進化もあり、ここまで書いてきた「白髪ぼかし」の薬剤を使用せず、施術方法に工夫を加えたりして進化を続けています。

少し具体的に言いますと、黒髪を明るくして白髪を目立たないようにする、まったく逆の発想の「白髪ぼかし」が展開され、多くの美容室で提案されています。

当店でも、この手の「白髪ぼかし」を少し行っていたのですが、今回、新しい薬剤を導入するのに合わせ、薬剤の特性を知り、良い結果につなげる目的でセミナーに行ってきたので、今日は、そのレポートのようなブログとなります。

 

白髪染めではなく「白髪ぼかし」という選択肢

技術のアップデートのために出かけたのは大阪難波に近い、長堀橋の近くにあるタカラベルモントさんの講習会場。

堺筋を北上していくとの道頓堀の東の端を通ります。

 

このあたりを歩いている人の9割くらいが外国人観光客じゃないかというくらいの賑わい。

修業時代を過ごした町ですが、なんだかワタシのほうが「よそ様」へお邪魔しているような、不思議な気分になるくらいでありました。

 

そんな喧騒を抜け、目的地のタカラベルモントさんに到着。

 

 

最近、SNSやテレビなんかでも「白髪ぼかし」という言葉をよく耳にするようになったかと思いますが、先に書いたように、理容室では昔からある定番メニューのひとつ。

でも、最近の「白髪ぼかし」は、ワタシたちが昔からやってきたものとはちょっと中身が違います。

 

ブリーチを使いたくない理由

当店で主に使っている「白髪ぼかし」の薬剤は白髪をグレーっぽく染めてなじませる、「白髪染め」タイプのもの。

しかし今、SNSで見られる白髪ぼかしでは、まずブリーチで黒髪をガツンと明るくしてから「おしゃれ染め」のカラー剤を乗せる「白髪ぼかし」を紹介しているものが多くあります。

でも、ブリーチを使うとなると、どうしても髪への負担が大きくなりますし、時間も費用もそれなりにかかってしまいます。

 

繰返しますが、ブリーチは髪が傷みます。

ヘアカラーデザインを考えた場合、ブリーチを優先することがあるのは当然です。

ただ、白髪が気になっている方の場合、年齢とともに髪が細くなっているケースが多い。

そこへブリーチをすると、ボリュームが出ない方の場合、さらにボリュームダウンしてしまいます。

傷んだ髪は、何をやっても元には戻りません。

高いトリートメントをしたところで、一時的な手触りが良くなるだけで、髪が元通りになることはありません。

ワタシはこのリスクを避けたいのです。

 

赤味を消しつつ透明感のある薬剤で白髪ぼかし

 

今回の講習で使ったのは、ルベルさんの「edol(エドル)」というカラー剤です。

 

この薬剤の特徴は、赤味を消しつつ透明感のある色に仕上げること。だそうです。

正直言いますと、こんな抽象的なことを書かれてもよく分かりません。

実際に使ってみないと分からないんです。

 

今回の講習のポイントは、この薬剤を使って、「ブリーチを一切使わずに白髪をぼかす」という点にありました。

実際にモデルさんの髪を染める工程を見せてもらえる講習でして、染める前の状態が下の写真です。

染める前の白髪の状態 根元が数センチ伸びている

 

白髪率が60〜70%ほどで、根元が3センチ近く伸びている状態ですね。

ここにedolの薬剤を塗っていきます。

 

そして、仕上がりが下の写真です。

 

どうでしょうか。

よく見ると、白髪があるのは分かります。

でも、染める前と比べると、白髪の存在感がほぼ無くなっています。

白髪を黒や茶色で完全に「隠す」のではなく、「ぼかしている」のがおわかりいただけると思います。

暗くなりすぎず、かといって白髪が浮いているわけでもない。

いい感じの透明感が出ているのではないでしょうか。

 

ケースによっては長期スケジュールで作ることもあります

このような写真を見ると、一回の施術でこんなふうになれると思う方がいると思います。

そもそもの土台ができている方は可能なケースもありますが、まず無理だと思ってください。

ここまで来るには、けっこうな年月を経て、やっと綺麗になるケースが多いことを知っておいて欲しいのです。

 

特に、現状、白髪染めを行っている場合、すでに染まっている部分をカットの回数を重ね、黒い部分がなくなるのを待つ必要があります。

髪が長い場合、数年かかることもあり得ます。

気長に待てない人は、ブリーチを使う方法をおすすめします。

 

伸びてきた時の「差」をメリットと捉えるか

この「白髪ぼかし」の最大のメリットは、次に髪が伸びてきた時に、染めた部分と新しく生えてきた白髪の境界線がクッキリしにくい、という点にあります。

普通の白髪染めだと、どうしても「白髪が出てきた」境目がハッキリわかってしまいますよね。

しかし、黒髪を明るくすることにより周辺とまじりあうことで、気になりにくくなる、というわけです。

 

ただ、これは好みによるともワタシは思っています。

「白髪は1本残らず、完璧に真っ黒に(あるいは茶色に)したい」というお客様にとっては、このぼけ具合は物足りなく感じるかもしれません。

逆に「真っ黒に染めると伸びてきた時に目立つのが嫌」「もっと自然な感じで、髪の負担も軽くしたい」という方には、とても相性がいいメニューになるはずです。

当店でも、お客様ひとりひとりの好みや今の髪の状態に合わせて、最適な方法を提案できればと考えております。

個々の髪質や、すでに染めている場合はその履歴、さらに今後のスケジュールで、施術可能かどうかが決まることもありますが、気になる方は、ぜひ「白髪ぼかしってどうなの?」とちょっと聞いてみてください。

 

以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした。

 

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