朝晩の気温が下がり、秋が深まって来たことを感じるようになりました。
そうなると、この手の服を着る人が増えてきます。
見ての通り、フードのついた服です。
このフードは、理美容師にとって、仕事をする上でとても厄介なんです。
その理由をあげてみましょう
首元にかけるタオルをかけにくい
フードのふくらみでカットがしづらい
フードのふくらみでシャンプーがしづらい
これらの問題があるため、理美容師は厄介だと感じるのです。
このフードと同じくやっかいなのが、さらに気温が下がってくると増えてくる「ハイネック」や「タートル」の洋服です。
ハイネックやタートルの服を着てこられた場合、襟を内側に入れないと、カットをする際にかける布、カットクロスを巻けません。
生地の薄い服であれば、大きな影響は出ませんが、ウールや生地の厚い服だと、首元がゴワゴワして、仕事がしずらくなってしまうのです。
そして、ここ数年、スーツを着てこられる方で困ったパターンが増えてきました。
それが、こんな襟をしたシャツを着る方です。
カッターシャツの襟が高いんです。
この方の場合は顕著な例なので写真を撮らせてもらったのですが、ご覧のように、カッターの襟で、髪の毛が隠れています。
こうなると、一番下の髪の毛がカットできないのは、プロじゃなくとも分かってもらえると思います。
この問題を解決するため、この方の場合は、カッターシャツを脱いでもらいました。
内側に折るという方法もありますが、シャツがシワシワになりますからね。
- フード
- ハイネック
- タートル
- 襟の高いカッターシャツ
理美容室に行く時は、これらの服を避けていただきたいのです。
ワタシ達理美容師が仕事をしづらいということは、良い結果を導きにくいということにもなるので、どうかご理解をお願いいたします。
コメント