2019年の夏。
今年は奥さんが帰省しませんでした。
このため、毎年の夏休みの仕事になっていた、猫の世話を任せることができたので、かねてから行きたいと思っていた石川県の輪島に行くことができました。
輪島に行く前日、金沢にも立ち寄り、兼六園付近の観光地を急ぎ足で巡ってきたので一人旅のブログを書いてみます。
35年ほど前、初めて一人旅をしたのが金沢でした。
一人で車で遠出したのも、この時が初めてでした。
当時勤めていた店の夏休みだった8月、午前中に大阪を出たのに、金沢に着いたのは真っ暗になってからでした。
ハッキリした時間は覚えていないのですが、午後10時は回っていただろうと思います。
なぜ、こんなに時間がかかったのかと言いますと、お金が無かったので、行きは高速道路を使わずに行ったからです。
国道1号線を走り、滋賀県で国道8号線に入り、8号線を北上し、金沢に向かったのでした。
コンビニは、まだ普及していない時代だったので、食事は途中のスーパーで買ったおにぎりや、途中、立ち寄ったラーメン屋さんなどで済ませました。
当時の車はエアコンじゃなく風が一か所しか出てこないクーラーで、信号待ちになると冷風が出てこないものでした。
そんな効率の悪い冷房なのに、つけると極端に燃費が悪くなる代物だったので、クーラーはほとんどつけずに走っていました。
コンビニは無かったものの、自動販売機はあったので、暑さに負けないように、冷たい飲み物を立て続けに飲み、それが原因でお腹が痛くなったのも覚えています。
また、お金を節約するためホテルに泊まらず、車で寝ることにしたので、これまた暑くて熟睡できなかったことも辛かった。
空腹や暑さ、腹痛と戦いながら金沢に向かったことが記憶に残っています(笑)
その時、金沢に行ってみたいと思った理由は、前田利家のお墓を見てみたいというものでした。結局、お墓を発見できず、観光地らしい所だと、兼六園に行っただけでした。
で帰ってきたので、金沢の記憶はの先にある輪島が気になっていたのです。
今回、輪島に行ってみようと思い立ち、調べてみると、輪島までは400kmほどあります。
しかし、すべて高速道路ではありませんでした。
金沢までの300kmほどは高速道路です。
しかし、残り100kmほどは過去に有料道路であった所が、今は無料になっている道路でした。
過去三年間は、猫の世話があることもあり、仕事が終わった日曜日の夜に出て、翌日、月曜日の19時くらいまでには戻ってくることを繰り返していました。
今回も、そのつもりでいたのですが、仕事が終わってから出ると、輪島に入れるのは日付が変わってからになりそう。
そうなると、ホテルの予約もしにくいし、疲労もたまりそう。
出も今年は猫の世話を任せられるので、金沢に前泊することにしたのです。
少しだけ早く閉店させてもらい出発。
金沢のホテルに到着したのは、午後11時を回った頃でした。
宿泊したのは、ホテルエコノ東金沢。
無料駐車場があり、朝食がついて3700円と、とってもリーズナブルなホテルでした。
ホテルエコノ東金沢外観
ホテルエコノ東金沢7階からの眺め
ホテルエコノ東金沢シングルルーム
リーズナブルということは、建物が古いということなのですが、寝るだけの利用だったのと、朝ごはんも食べさせてもらえるし、十分でした。
ただし、ホテルエコノ東金沢を利用したいと思う方の頭に入れておいてほしいのは、バリアフリーではないことです。
玄関は階段になっていました。
そしてユニットバスの入り口には段差がありました。
こんな設備となっていますが、兼六園まで車で5分もあれば到着しますし、北陸自動車道の東金沢ICからも近くてアクセスも良い、また目の前にスーパーがあるしコンビニも近くにありました。
ワタシは到着が遅かったので、東金沢ICからホテルに向かう道中にあった牛丼の松屋さんで晩御飯を買って、ホテルで食べました。
ホテルエコノ東金沢の宿泊プラン
そして翌朝。
朝ごはんを食べて最初に向かったのは豊国神社でした(豊国神社とは、豊臣秀吉を祀った神社です)。
地図を見ていて、豊国神社が目に留まったのです。
きっと江戸時代にはなかったでしょうが、利家と秀吉の関係が良かったことに関係しているのだろうと思い、行ってみたけど、駐車場から神社までは軽い登山のような感じ…
蒸し暑くて、到着するまでに汗だくになっていました。
豊国神社には観光客はゼロだったものの、このあと回る予定の兼六園やひがし茶屋街は多くの人がいるはず。
そこにいくまでに、汗でビショビショになりたくなかったので、登山道の下からお参りをさせてもらったのでした。
この後向かったのは『ひがし茶屋街』。
金沢の観光パンフレットには必ず載っている場所ですね。
到着したのは8時半ころ。
まだ開いているお店がほとんどない状況でしたが、結婚式の写真を撮っている二組があいました。
当然、絵になる所で写真を撮っているので、ワタシが撮りたいと思った場所と被る訳で、写真を撮るのもですが、歩くのも気を使うのでした。
一通り見て回り、駐車場に戻る途中で開いていたお店に立ち寄りました。
金箔屋 さくだ
店内に金とプラチナ箔を使ったオブジェがありまして、THE 金沢 という威風を示していました。
ここで家族のお土産を買いまして、兼六園に向かいました。
兼六園と言えば『徽軫灯籠(ことじとうろう)』。
ここだけたくさんの人が集まっていましたが、何とか写真が撮れました。
今の時期は花がないのと暑すぎて、写真を撮る気持ちが湧きませんで、ただ、セミの鳴き声を聞きながら園内を歩いておりました。
兼六園の次は武家屋敷まで歩くつもりでいました。
しかし、暑さに負けて車で移動することに。。。
武家屋敷跡には外人さんがたくさんいましたね。
武家屋敷跡をぐるっと一まわりしまして、いよいよ、目的の輪島に向かうことにします。
時間は午前11時を過ぎたあたり。
金沢駅前を通り、お昼ご飯を食べたいと思っていた『すし食いねぇ』に向かいました。
到着したのは11時半ころでした。
12時まで、あと30分あるし平日だし、と舐めていました。
店内どころか、店の外にも人が待っていたのです。
このため金沢でお寿司を食べることは諦めまして、輪島に向かうことにしたのです。
輪島の話は次のブログにて。
以上
東大阪の理容室
オーパス21の前田でした
コメント