今年は常にマスクをしていることで無精ひげが伸びてしまったという声をよく聞きます。
また、長い連休の時など、つい無精をしてヒゲが伸びてしまった。
そんなケースも含め、ヒゲを伸ばすキッカケがあったとき、ちょっとヒゲのおしゃれを楽しんでみるか?
そう考えた方に向けたブログを書いてみます。
ヒゲを伸ばしたけど 手入れはどうするの?
ヒゲを伸ばしたことのない方は、どこをどう手入れすれば良いのか分か、まったく分からないだろうと思います。
伸びきったヒゲを眺めていても答えはなかなか出てこないはずです。
今回は、無精ヒゲから少しずつヒゲを剃っていき、最終的にはアゴヒゲだけにする過程を紹介しつつ、ヒゲのスタイル紹介をしていきます。
その中に、お好みのヒゲがあると良いなと思っています。
紹介を始めていきますが、最初にお断りを。
ワタシのヒゲは白髪の割合が多いため、黒いヒゲとは見え方が違うこともあること。
そして、ヒゲはヘアースタイル同様にこうじゃないとダメというものはなく、自由に楽しむものです。
ここで紹介するものはあくまでベースです。もし参考になったら、好みに合うようにアレンジしてみてください。
ヒゲの手入れに必要な道具
ヒゲの手入れをするには何が必要か?
理想的には
- カミソリ
- ハサミ
- クシ
この3つがあれば完璧です。
無ければカミソリだけでも構いませんが、電気カミソリではうまくできない可能性があります。
また、3枚刃・4枚刃・5枚刃と各種ある安全カミソリではなく、一枚刃のカミソリがベストです。
下の写真は100均で購入できる1枚刃のカミソリです。
こちらはガードがついていて、肌を切る可能性が低くなっていて安全に使えますが、産毛を剃るためのものなので、硬くて濃いヒゲを剃るには適していません。
このようなものが無ければ安全カミソリで試してみてください。
ヒゲの手入れをする際、ヒゲの濃さや硬さにもよるのですが、お風呂などでヒゲを湿らせ柔らかくなった状態で行うのが理想です。
それが出来ない場合、最低でもヒゲをお湯で湿らせ柔らかくして行ってください。
そして、手入れが終わったら、乳液などで肌の保湿も行ってくださいね。
では説明に入ります。
無精ヒゲの手入れ方法
まずは、ヒゲが伸びた状態を見てください。
正面から見た状態
あごの下の状態(手入れする前に撮り忘れているのを思い出したため、頬にシャボンがついてます)
このように、鼻の下やあごはもちん、頬からあごの下にかけ、広範囲に生えています。
この状態から、鼻の下とアゴヒゲだけを残し剃っていきます。
どこを剃るのかを、ピンクのマスクをかけた写真で紹介してみます。
まずは正面から見た状態。
続いてあごの下。
この部分を剃ると、鼻の下とあごの囲みヒゲがデザインできます。
その結果が下の写真です。
細かい部分の手入れはしていないので、雑でワイルドな印象が好みの方は、これでも良いでしょう。
さらにワイルドにしたい場合、あごの下は剃らないで残すのも良いかと思います。
ここでちょっと難しいのは、あご下の剃り方かと思います。
あごの骨の一番とがった部分と言いますか、骨の上に沿った形で剃っています。
ここを剃るだけでも、まったくの不精ではなく、手入れをしているように、第三者に感じてもらえます。
下から見ると沿ったラインは湾曲していますが、正面から見ると何の問題もありません。
あご下のヒゲを剃る場合、このラインを基本として考え、広くしたり狭くしたり、自由にデザインしてみてください。
囲みヒゲをシャープに見せる手入れの方法
次は、囲みヒゲに少し手を入れて、シャープに見せるようにしてみましょう。
どこを剃るのかといいますと、下の写真でピンクのマスクを付けている部分です。
ここでは、大まかなデザインを作るのではなくライン取りをするので、一枚刃のカミソリが理想です。
下唇の下にある濃いヒゲの部分は剃らずに、その両端だけを剃ります。
その結果が下の写真です。
剃った部分が限定的なので、この写真だけを見ると、大きな変化はありません。
でも、鼻の下のヒゲの際を剃ったことで、上唇の輪郭がはっきりしていること、そして、口角と呼ばれる上下の唇の合わさるところもスッキリしています。
口角のヒゲが長いと、食事をしたときにヒゲについてしまうことが多々あるため、ワタシがヒゲを伸ばしている時は剃っています。
囲みヒゲに手を入れてさらにシャープにしてみる
次に剃るのは先ほど残した下唇の下にあるヒゲです。
この部分を剃り、四角い囲みヒゲにしたのが下の写真です。
※この写真を撮る前に、顎の部分のヒゲの両サイドだけ1.7mmのバリカンで整えています。
単純に輪郭を整えた最初の囲みヒゲと比べると、ヒゲの手入れをしていると、多くの人に認識してもらえます。
また、手を入れるほど清潔感もプラスされます。
バリカンを使ったヒゲの手入れ方法は下のブログで紹介しています。
顎だけのヒゲにしたい場合の手入れの方法
ヒゲが薄い人の場合、欲しい所にヒゲが無いことで、囲みヒゲが出来ないというケースがあります。
そんな方におすすめなのが、これから紹介するアゴヒゲです。
次に剃るのは鼻の下です。
鼻の下を剃ると、下の写真のようになります。
当然ですが、最初と比べると、とてもスッキリしました。
次は、少しだけ残っている縦のラインを剃り、顎だけのヒゲにします。
剃るのは、下の写真のピンクでマスクした部分です。
この部分を剃ると、アゴだけのヒゲになります。
当店でヒゲを伸ばしている方と話をしていると、アゴヒゲだけのほうが奥さんや娘さん、つまりは女性の評判が良いということもよく聞きます。
そんなことも含め、初めてヒゲを伸ばす場合、アゴヒゲがオススメです。
鼻の下だけより、アゴだけを強くお勧めします。
その理由は
- 手入れがしやすいこと
- 老けて見られないこと
この二つです。
逆に考えると、老けて見せたいなら鼻の下を伸ばすほうが良いということになります。
実はワタシ、20代の頃、技術者としてお客さんに安心感を持ってほしいと思い、老けて見られるように鼻ヒゲだけを伸ばしていたことがあります。
下の写真、22歳の時です^^
ヒゲにも流行がありますが、ヘアースタイルほど激変することはほぼありません。
また、通常、ヒゲは年齢とともに濃くなることはあっても薄くなることはないので、失敗したらまた伸ばせば良いと理解してチャレンジされてはどうでしょうか。
以上
東大阪の理容室
オーパス21の前田でした
コメント