今日はヘアースタイルの紹介と、つむじについて話してみます。
まずはヘアースタイルの紹介から。
カットさせてもらう前の状態がコチラです↓
寒い間、ボブスタイルにしていました。
このまんまでも綺麗なんですが、気温が上がってきたので、今回は、後ろは思い切って刈上げスッキリしたいとの希望でした。
刈上げといってもフェードのようなスッキリ系ではなく、ラフなイメージです。
このお客さんは、生まれた時からうちに通ってくれているので、髪質やつむじの位置などのデータは頭の中に入っています。
短くすると浮いて立ちやすくなる髪質で、全体的に広がってしまう。
普段、ドライヤーを使ってしっかりセットはしない。
そして手入れが楽な方向で考えた場合、爆発しないギリギリの長さを狙ってカットがベストと判断。
その仕上がりはコチラです↓
スタイリング剤を使わなくとも、元々の癖を活かせると、ドライヤーを使わなくてもこれくらいの感じで収まります。
スッキリした髪で課題に取り組んでちょうだい^^
今日のもう一つの話が『つむじ』とヘアースタイルの関係。
つむじを辞書で調べてみると『毛が渦巻き状に生えているところ』。
となっています。
管理人のワタシのつむじが下の写真であります。
辞書で調べた通り、毛が反時計回りの渦巻き状に生えていますが、渦巻の向きは人それぞれで、左右両方あります。
多くの方はつむじは一つで、ワタシの場合、頭の真ん中あたりにありますが、左右にズレていることは珍しくありません。
ここからが今日の本題です。
つむじって、二つ、三つある人もいて、場所も頭の上のあたりとは限らないのです。
前の生え際にあったり、後ろの襟足にあったりする方は珍しくなくて、当店のお客さんだけでもけっこうな人数がおられます。
ただ、頭の横にある人はワタシの経験ではありません。
今日、紹介させてもらった方は、首筋の生え際につむじがあるんです。
下の写真の赤い丸で囲った所につむじがあります。
下から上に向かって生えて悩んでいる方もおられるので、すべてとは言いませんが、おそらく、理美容師さん以外は、このあたりの髪は下に向かって生えていると思っている方が多いはずです。
真下に向かって素直に生えてくれている方と、このようにつむじがある方で、どちらがカットしやすいかと言いますと、下に向かって生えている方です。
下の写真の矢印の部分を見てください。
髪が右に向かって生えているのが分かるはずです。
部位によって髪の密度が違っているのも分かってもらえると思います。
右に向かって流れていることも影響して、右側の髪が多く見えます。
今は良いのですが、半月から3週間ほど経つと、右側のあたりが重くなってしまいます。
このような左右の差はどうしようもありません。
しかしこの方の場合、つむじが大問題とはならずに済んでいるケースです。
中にはつむじが邪魔をして、希望のヘアースタイルに近づけることができないパターンがあるのが現実です。
もし、思ったような髪の流れにならないで悩んでいる方は、つむじの向きや場所を疑ってみると、その理由が判明するかもしれませんよ。
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