スマホを使うようになってからずいぶん経ちますが、ずっとスペックの低いものを使い続けてきました。
その理由は、ゲームは一切しませんし、写真や動画の編集はパソコンでするので必要がなかったから。
携帯・スマホに期待するのは電話、SNSができて、ちょっと写真が撮れれば、それで事足りていたからです。
そんなワタシが初めてミドルレンジのスマホ『Google Pixel 7a』に変えました。
使い始めてしばらく経った今も『快適~♬』と、感じております。
この『Google Pixel』でよく耳にしていたのが「消しゴムマジック」という単語。
この機能を、『Google Pixel』を手にしてから1ヶ月以上経ってから試してみました。
試してみて驚いたのが、その性能の高さ。
そんなことで今日は、Google Pixel消しゴムマジックと、パソコンで使うソフト「Luminar Neo」の消去性能を比べてみたのでブログに書いてみます。
本題に入る前に、Luminar Neoの消去機能について、説明しておくべきことがあるので書いておきます。
現在「Luminar Neo」には、ジェネ変換という機能があり、その中に「ジェネ消去」という項目があります。
このジェネ機能を使うには、サブスクに加入する、もしくは、クリエイティブジャーニー パスなるものが必要なんです。
ワタシは『永続ライセンスでLuminar Neoを使っている』のですが、なぜかこの機能が使えません。
これって、オカシイと思うんですよね。
永続ライセンスの設定があるのでお金を払って使い始めたのに、途中からサブスク加入者じゃないと使えないアップデートをするのっておかしい。
ということで、今回紹介するLuminar Neoの消去機能は、ジェネではなく、元からある消去機能です。ジェネに関しては分かりませんのであしからず。
では最初に、Luminar Neoの消去機能の精度について書いてみます。
下の写真は石垣島の川平湾で撮った写真で、海に船が浮かび、砂浜には学生さんたちが写っています。
ここから、海に浮かぶ船を消してみました↓
ちょっと海の色が変わり、違和感がありますが、消したと言わずに見た場合、気づかないかもしれません。
次に、砂浜の学生さんたちを消して見ましょう。
こちらは、わりときれいに消えていると思います。
スマホで見る分には、大きな問題ではないでしょう。
では次に、船尾が砂浜に乗り上げている船を消して見ましょう。
これはマズイですよね。
砂浜だった所が海になってしまいました。
このように Luminar Neo 消去機能は、背景が単一な場合、わりとうまく消してくれます。
海に浮かぶ船、空を飛ぶ鳥、こんな単調な背景は良いものの、最後の船のように背景が複雑な場合、途端に精度が落ちるんです。
では、PixelとLuminar Neoの消去機能を比べてみましょう。
素材となる写真はコチラ↓
画面の中に人が点在している写真です。
試したのは、この写真から人物だけを消すことでした。
まずはLuminar Neoの消去性能を使って、人物を消した場合、どのようになるのか?
流れを見てもらいましょう。
まずはAI機能を使い、人物を選択することにしました。
Luminar NeoがAI解析を行っているのが、下の写真です。
写真ではレイヤープロパティのマスキングで行っていますが、消去ツールでも流れは同じです。
解析が終わってから、建造物をクリックすると、下の写真のように、建物が赤くマスキングされているのが分かります。
境界があいまいですが、建物を認識しているようです。
次に、空を見てみましょう。
空の部分が赤くマスキングされていますね。
ただ、ここでは建物の一部が空と認識されてる気配があります。
では最後に「人間」を見てみましょう↓
赤くマスキングされている所がありません。
これは、Luminar NeoのAIは、人間を識別できていないことを表しています。
従って、Luminar Neoでは、自動で人を消すことはできないのです。
仕方がないので、ペンツールを使って人間をマスキングしていきます。
このようにマスキングしてから、消去ボタンをクリックします。
その結果が下の写真。
赤い線で囲っている所は、消去できていない所です。
右から3か所目まで、人が消えていないのが分かります。
そして左端は人物は消えていますが、植え込みの木に段差ができていて不自然です。
これでは、消えたとは言えませんよね。
繰り返し書いておきますが、この消去機能は、Luminar Neo従来からあるもので、ジェネ消去機能ではありません。
では次に、Google Pixelの消しゴムマジックで人物を消してみましょう。
Google Pixel消しゴムマジックで人間を消す
フォトアプリで写真を読み込み、消しゴムマジックツールを選択します。
すると、自動で人物を選択してくれました↓
これスゴイですよね。
ルミナーNeoの従来型消去機能より正確に人物を認識しています。
そして消去ボタンをタップ。
すると、下の写真が出てきました。
パソコンのモニターで細かいところまで見ると、違和感はあります。
しかし、スマホの画面で見る程度なら、大きな違和感はないでしょう。
今回のテストは、Luminar Neo の従来の『消去機能』、Google Pixel 7aの『消しゴムマジック』で人物を消す性能を試してみました。
その結果、パソコンの有料ソフトよりスマホのほうが優秀な結果が出たことになります。
Luminar Neo の『ジェネ機能』の消去と比べると、違った結果になったかもしれないことを付け加えておきますが、この結果はけっこうショックでした。
アプリにも得手不得手はあるでしょうし、違った素材だと、逆の結果になっていたかもしれませんが、スマホの性能の高さに驚いております。
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした
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