私たち理美容師の大切で重要な仕事。
それは髪を切ること。
サロンワークで大きな部分を占めます。
たくさんあるカット技法の中の、フェードカットのセミナー・講習に行ってきました。
講習のお知らせを書いた紙には「ウィッグを使ってフェードカットの…」と書かれていました。
これに気づいたのは講習の前日のこと(-。-;)
ウィッグじゃ、バリカンの使い方はほとんど分らんぞ。
と思いながら会場にやってくると、このように椅子が設置されていました↓
ウィッグの場合、テーブルに固定することが多いのです。
でも椅子があるということは、モデルさんをカットする?
と、期待が高まります。
講習が始まる直前でした。
モデルさんとおぼしき人の髪をシャンプーする様子を見て、ウィッグじゃないと確信したのでした。
今回の講師は『JOY BOX の森本さん』。
物腰が柔らかく、丁寧な仕事をする方で、質問にも分かりやすくに答えてくれました。
翌日はバーバーバトルがあるというのに、時間を割いてもらったことに感謝しかありません。
今回のセミナーは「パナソニック」との協賛ということで、使うバリカン・クリッパーは「Panasonic」のみ。
うちでも使っている二つのモデルの長所短所、使い方のコツなどを実技を持って教えてもらい、とっても充実した勉強をさせてもらいました。
Panasonic協賛といえど、フェードバリカンで広く使われている「WAHL」との比較も知りたい。
そんなことを小さな声で質問すると、このあたりも丁寧に教えてもらえました。
ヘアスタイルを作るには、いろんなアプローチがあり、多くの中から自分に合ったスタイルを探していきます。
そのスタイルとて、時代や道具の進化によって変化することがあります。
今回の講師、森本さんも「今はこの方法だけど、変わっていきます」と話されてました。
その変化は成長とも言えます。
カットスタイルの引き出しを多く持っていると、変化に対応しやすくなるし、応用することもできます。
そのため、勉強は欠かせない。
勉強と書くと堅苦しく敬遠したくなるようにも感じますが、楽しいんです。
今回の森本さんのアプローチを見て、引き出しがいくつか増えました。
フェードカットにもガッツリフェード、ソフトなフェードなど色々ありまして、森本さんが作るスタイルは、ワタシが考えるものと似ていたので、得るものが多く、しっくりきたんです。
難しい髪質のモデルさんだったと思いますが、カッコいいスタイルに仕上がました。
森本さんと一緒に写真撮るの忘れてしまったのが残念でしたが、またこんな機会があればよろしくお願いします。
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした
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