先週、土曜日のことでした。
SNSで気になる写真を見つけました。
その写真は五本線が引かれた黄土色の壁際に、長い人の列が続いている写真でした。
見たことのある風景だったので詳細を見てみると、三十三間堂の夜間拝観に並ぶ人の列ということ。
三十三間堂の夜間拝観?
京都にあしげく通っていた頃には聞いたことがない。
インバウンドの観光客が増えてから足が遠のいているので、その間に始まったのかもしれないな。
そんな予想のもと調べてみると、初めての開催と書かれてある。
初開催より驚いたのは、三十三間堂は、普段、写真撮影が禁止されてるのに撮影が許されていることでした。
1001体もの観音像が並ぶあの壮観な様子を写真に収めることができる。
夜間拝観以上に、写真撮影可能の部分に心が『ざわざわ』したんです。
開催期間を確認すると、11月22日(土)~11月24日(月)の三日間。
なんと、月曜の定休日が含まれている。
幸い夕方は時間がある。
これは行くしかない。
そんなことで
今年初めての京都に行ってきたのです。
ついでに嵐山にも行ってましたが、この件ついてはまたの機会に書いてみます。
夜間拝観について最初に確認したとき、拝観時間は17時~19時の2時間。
人数制限はなしと書かれていました。
これらの情報を頭に入れ、三十三間堂の入口に着いたのが午後4時半頃。
その時点で拝観券を買う人が三十三間堂の外にあふれ、けっこうな行列ができていました。
列の最後尾に行って驚いたのは、3,000人限定のお知らせを持ったお寺の方が並ぶ人の誘導をしていたことでした。
「今日は3,000人限定です」と告げながら案内されていたんです。
この人数制限に引っかからず入れたので、正直、ホッとしました。
夜間拝観はお堂の中ではなく、庭からお堂を拝観する形式になっていました。
入れたのはあたりが暗くなってから。
扉が開けられたお堂の中には照明が。
その中に並ぶ1001体の観音像。

多くの人が拝観しているので静寂の中でとは言えないものの、厳かで幻想的な光景を目にし、ありがたい気持ちになっていくのでした。
心地よい気持ちで仏像を見ていたときでした。
お寺の関係者が拝観者に伝える声が聞こえてきました。
『この素晴らしい景色をみなさんでご覧いただくように譲りあってほしい』
と話されている。
何でも、前日にけが人が出たそうで、3,000人に制限したのは、これも理由の一つだということ。
三十三間堂にとって夜間拝観も写真撮影初めての試み。
来場者の行動や人が多く集まる場所、人の導線など、まったく分からないままだったのかもしれません。
テーマパークが好きでよく行くんです。
毎日何万人もの人が集まる場所なので、ゲストコントロールはお手の物だろうと思っている方が多いと思います。
しかし、新しいショーが始まったときなどは、鑑賞エリアや鑑賞方法など、事前に決めた方法ではうまくいかないので、変えられることが多く、それが当たり前なんです。
実際にやってみないと分からないことがあるのは仕方のないことと思います。
こんなことの余波といえるのか、ご本尊のお顔を正面から拝むことは叶いませんでした。


京都では、過去に戦が繰り返されてきました。
そんな頃と比べたらと、仏像は語っていたのかもしれません。

千手観音様とともに、三十三間堂には風神雷神などの仏像も数多く見られます。
そんなことで、風神雷神像の写真を貼ってみます。


少し下を向いておられます。
三十三間堂のホームページを見てみると、お堂の中で風神雷神像を見るときは、ひざまづぃて見るのがおすすめだということ。
膝まづぃて見上げると、『天井の垂木が『いなずま』のように見えて、
次は日中にお堂の中で拝ませてもらいます。
今回の夜間拝観で一番良いと思ったのは、観音様を主体にしていたこと。
夜間拝観となると、最近はプロジェクションマッピングや色のついた照明を使うケースが多い。
紅葉時期り今は、赤い紅葉に赤いライトを使って、紅葉の赤を際立たせる工夫もされています。
紅葉が主体のライトアップならそれでいいでしょう。
しかし、三十三間堂に紅葉を見に行こうという方はごく少数のはず。
さらに言いますと、プロジェクションマッピングの映像に負けない、素晴らしい観音様を拝める。
必要最小限と言いますか、観音様を主体にした拝観スタイル。
もし、来年もあるのであれば、このスタイルを通してほしいと願っています。
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした


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