夜の海を照らす灯台。
この灯台で、実際にのぼることができるものが日本にいくつあるかご存じでしょうか?
公益社団法人 燈光会の資料によると、日本全国で「16基」しかないそうです。
ワタシは過去に和歌山の潮岬灯台と、島根の日御碕灯台にのぼったことがありまして、今回、3つ目となる「のぼれる灯台」に行ってきました。
目指した目的地は、三重県志摩市にある「大王崎灯台」です。
一般道をトコトコ走る志摩市へのドライブコース
今回のドライブ、往路は高速道路を使わずに一般道メインで行こうと計画してみました。
そうはいっても効率の良さも大切なので、近畿自動車道と南阪奈道路だけを利用して、あとは国道169号線、166号線、368号線などをのんびり通るルートを設定。
地図で見てもらうとおわかりいただけると思いますが、実はほとんど無駄のない、直線に近い綺麗なルートで走ることができるのです。

途中の立ち寄りポイントとして、宇陀大宇陀と飯高という2つの道の駅で休憩を挟みました。
ドライブの途中で山越えにかかった際、一時はかなり強い雨に降られてしまい「今日の景色は大丈夫かな……」と少々不安になったのですが、最初の目的地である横山展望台に到着した時には、見事に晴れ間が広がってくれました。
絶景の横山展望台と急坂の洗礼
この横山展望台は、伊勢の美しいリアス式海岸を一望できる屈指のビュースポットです。
実は、当店のお客様である落語家の露の眞さんが志摩市ご出身でして、事前に「横山展望台は絶対おすすめですよ!」とお聞きしていたのです。
地元の方のアドバイスに従って足を運んでみたわけですが、評判通りの素晴らしい場所でした。
ただひとつ、予想外の試練がありました。
展望台に一番近い上の駐車場が入場規制を行っていたため、下の駐車場に車を停めて歩いて向かうことにしたのです。
そこから上の展望台へ続く道がかなりの急坂でして……どんどん足のHPが削られていきました。

上の写真は実は帰り道の下り坂で撮影したものです。
上っている最中は、息が上がって写真を撮るような余裕はまったくありませんでした。
しかし、登り切った先には、その疲れを吹き飛ばしてくれる絶景が待っていました。

リアス式海岸の複雑な海岸線と青い海、浮かぶ緑の島々。
これは足を運ぶ価値が間違いなくありますね。
大王崎灯台に到着!しかしお昼休憩のハプニング
横山展望台の景色をしっかり堪能したあと、次に向かったのが本日のメイン目的地「大王崎灯台」です。
灯台近くの駐車場に車を停めると、可愛い先客が出迎えてくれました。

駐車場から灯台へ向かう道もまた少し坂道になっていまして、先ほどの横山展望台で足を酷使していたワタシには地味に堪えます。
坂を上っていくと、白く美しい大王崎灯台が姿を現しました。

脚には乳酸が溜まっていますが、せっかく全国に16基しかないのぼれる灯台に来たのですから、上らないという選択肢はありません。
いざ入り口へ向かったところ……目の前にこんな下げ札が飾られていました。

「午前の参観は終了いたしました」
まさか灯台の参観にお昼休憩があるとは想定しておらず、これにはちょっと驚きました。
周辺をぶらぶらしながら時間を潰し、13時を過ぎて参観が再開されたのを確認して、改めて突入です。

狭く急な階段を一段ずつ踏みしめて最上部へ向かいます。
外の回廊へ出ると、太平洋を一望できる本当に気持ちの良い大パノラマが広がっていました。

そういえば、ワタシの後から若いカップルが上ってきたのです。
男性の方が元気に先陣を切って外へ出たのですが、どうやら高い所が苦手だった様子。
展望デッキに出た瞬間、足がすくんで数歩も歩けなくなり、そのまま引き返して降りていかれました^^
ワタシ自身も高い場所が得意というわけではないのですが、「自分はそこまでの高所恐怖症ではないんだな」と再確認した次第です。
おかげ横丁の岡田屋で伊勢うどん、そして赤福へ
無事に灯台の上からの景色を満喫し、本日の第一目的は達成しました。
予想よりもスムーズに移動できたため、帰路の道中にある伊勢神宮の参道・おかげ横丁へ立ち寄って遅めのお昼ご飯を食べることに。
向かったのは、伊勢うどんで知られる名店「岡田屋」さんです。

おかげ横丁に来るたび、いつも長い行列ができている人気店なのですが、この日は時間がズレていたおかげか奇跡的に誰も並んでいませんでした。
「これはチャンス!」ということで、迷わず店内に飛び込みます。

注文したのは玉子入りの伊勢うどん。
行列こそなかったものの店内はほぼ満席状態で、「お一人様ですと相席になります」とのこと。
先に座っておられたお客様が「どうぞどうぞ」と手招きしてくださり、とてもあたたかい気持ちで美味しい伊勢うどんをいただくことができました。
伊勢うどんを堪能したあとは、おかげ横丁に来たら外せない「赤福本店」へ。

お茶と一緒にいただく出来立ての赤福餅は、やっぱり格別の味わいで、何かいいことが起きそうな気持になるんです。何せ「赤福」ですからね。
現地で見つけた謎の言葉「ほしがってね」とは?
こうして充実したドライブを終えて大阪へ戻ってきたわけですが、実はひとつだけ、頭から離れない「謎」が残りました。
それが「ほしがってね」という不思議なフレーズです。
こちらの写真は、大王崎灯台へ向かう道中の商店にあった看板です。

「買ってね!!」「ほしがってね!!」と力強く書かれています。
商店の看板ですから、「買っていってね」「興味を持ってね」といった商売上の意味なのかなと最初は思っていました。
ところが、大王崎灯台の入口にあった掲示物にも、まったく同じ言葉が添えられていました。

「ほしがってね!」
公共の施設である灯台の入口にまで書かれているとなると、単なるお店の商売用語ではなく、何かこの地域独特の言葉やニュアンスが含まれているのではないか……と考えてしまいます。
次回、志摩市出身の露の眞さんが髪を切りに来てくださった際に、地元の本当の意味を詳しく教えてもらおうかと思います。
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした。


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