今日は髪のくせと生え方のくせの話。
髪のくせ毛の方の中には、
それがコンプレックスになっていて、
サラサラのまっすぐな髪になりたいと
感じている方が、かなりいます。
ワタシもくせ毛なので、
その気持ちはとっっってもよく分かります。
若いころ、長くなると「うねる癖」が嫌で
ドライヤーで必死にのばした事もあります。
その結果、ドライヤーの熱で髪が傷んで
ガシガシになり髪が茶色くなって
しまったり…
そして今、理容師になって思うこと。
年齢のこともあり、髪が細くなったことで
癖が弱くなった影響で髪のおさまりが
よくなり、今はくせ毛で良かったと
思っています。
これはワタシの場合で、
くせ毛で悩んでいる方のすべての方が
そうなるとは限りません^^
お客様の中には毎日の手入れが大変だと
感じる方がおられます。
カットだけでは収めることが難しい
髪のくせ。
こんな方の場合は縮毛矯正という
方法もありますが、もう一つ困る
「くせ」があるのです。
それは「生えくせ」です。
具体的に言うと「つむじ」というものが
ありますね。
このつむじが二つある方や、
通常は天頂部あたりにあるつむじが、
前の生え際にある方もおられ、
流れがあちこちになり
なかなかおさまらないのです。
このように
髪の「くせ」とともに、
「生え癖」というものがあるのです。
この「生え癖」は、難儀なことに時として
変化します。
よくあるパターンとして、仕事の都合で
ヘルメットを一日中かぶることになり、
それが長期間続いた場合、
知らず知らずのうちに、それまでなかった
「生え癖」ができてしまい、
前髪の流れが変わったり、とつぜん跳ねる
くせがでることがあります。
1か月ほどで変化することがあるので、
前回と同じスタイルで。
というご注文でカットしていると、
前回は無かったくせが出て
カットの途中で焦ることが
あります(;^_^A アセアセ・・・
いつも同じお店で同じ人がカットを
していたら、この変化に気付くものの、
カットの担当者が変わったり
店が変わると、この変化には気づきません。
すると、カットをする技術者は、
それまでにない長さの変化をつけて、
落ち着くようにするでしょう。
その結果、
あの技術者は…
とか
あの店は…
ということがあるやもしれません。
今日は
『髪の癖』と『生え癖』の話でした。
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