先日書いた若い人に白髪の人が多いという話し
についてもう一つ。
この若いお客さんが白髪を気にしていたら、
ご家族に「ヘナで染めてみたら」と言われたそうです。
ご家族がヘナを使っていて勧められたそうなのですが、
ヘナについての知識が無かったようなので、
説明させてもらいました。
まず一番肝心な事。
ヘナには
ナチュラルヘナ
と
ケミカルヘナ
があるということ。
この違いは染まる色にあります。
ヘナと書かれていても色にバリエーションが
あるタイプがケミカルヘナ。
一方のナチュラルヘナは
オレンジの一色だけです。
これが違い。
そして、当店で使用しているのは、
純粋なナチュラルヘナの「ハナヘナ」です。
当然オレンジにしかなりません。
このことを伝えたうえで、
下の写真の毛束を見てもらいました。
この毛束は何を意味しているのか?
右のオレンジ色のものは、
白髪100%のものにハナヘナで染めたもの。
左は白髪交じりの毛束をハナヘナで染めたもの。
なぜ毛束が違うのかと申しますと、
白いのは人毛ではなく「ヤク」の毛でして、
こんなのが理美容師向けに販売されているのです。
そして白髪交じりのほうは、
お客様をカットした際の髪を処分せずに
取っておいたもをハナヘナで染めました。
理美容室でこんな毛束を見せられて、
フンフンと分かったような顔で
頷くことってありませんか^^
でも、この毛束の色が頭全体になった状態って、
たぶんイメージ出来ないですよね。
ワタシたちプロであれば、この色合いを
頭全体にイメージできるのですが、
たぶん難しいでしょう。
部屋の壁紙を変えたりするときに、
端切れのようなものを見て、
部屋全体のイメージがつかめないのと
同じだと思います。
このため、白髪の多い人が染めたケースなどを、
写真でも紹介しているので、
それを見せようかと思ったのですが、
話していくうちにオレンジ色はNGということに加え、
まだ染めなくても白髪は目立たない。
ということりなり、カットのみの施術となりました。
実はこのお客さんは高校生。
白髪にオレンジ色が入るのって、
抵抗ありますよね。
インディゴとセットで使うと、
色はオレンジのみではないものの、
数日かけて発色していくタイプなので、
これも不向きかと…
髪の負担が少ない白髪染めの一つ、
「香草カラー」の説明もしたのですが、
まだ我慢できる。となったのでありました。
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