泡盛
と言えば、お酒飲む人であれば聞いたことはあるでしょう。
この泡盛を鍾乳洞で寝かせてくれる酒蔵が沖縄にあるんです。
それが『龍』と書いて『たつ』と読む酒蔵です。
沖縄県の金武という町にある『観音寺』の境内に鍾乳洞があり、そこに泡盛を貯蔵している。
ワタシの記憶はこのようなものでした。
しかし現状は、『有限会社インターリンク沖縄』という会社がこの業務をしているとホームページで紹介されています。
子供たちが幼いころ、毎年、奥さんの実家の沖縄に帰省していました。
そのタイミングで何度かこの鍾乳洞に入ったことがあるんです。
沖縄に行くのはほとんど夏休みでした。
夏の沖縄。
当然暑いんですが、泡盛を寝かせている鍾乳洞に入ると寒いくらいの気温でした。
ホームページによると、一年を通して『18度』なんだとか。
温度が低く一定なので、焼酎や泡盛の保管に向いているのだそうです。
この鍾乳洞は入り口から急な角度で地中に落ちていく形状をしていて、そこに入っていくのは、ちょっとした探検気分を味わえました。
子供たちと一緒に鍾乳洞に入っていき、進んでいくと、所々に広いスペースがありました。
そんなスペースに焼酎を寝かせる棚が設置されていて、たくさんの一升瓶が寝かされていたのです。
鍾乳洞の天井から落ちてきた雫が一升瓶にあたり、瓶が汗をかいたようになっていたのを覚えています。
当時は入場料を払うといつでも見学できたのですが、今は、一日のうちで入れる時間が決まっていて、予約をしないと入れなくなっています。
先に貼ったリンクに鍾乳洞の動画があるので貼っておきます。
この鍾乳洞で5年寝かせた泡盛がコチラです。
平成28年(2017)8月~令和4年(2022)8月の5年間寝かせた『鍾乳洞貯蔵古酒 龍』です。
ワタシのために、妻と子供たちが5年前にキープしてくれていたものが、先日送られてきたのです。
届いた瓶には5年間、雫にさらされた跡が残っています。
ほんとうは、キープされている5年の間に鍾乳洞に入り、自分の名前が入ったボトルを見たいと思っていました。
唯一チャンスがあったのは2018年。
この年に沖縄に行く機会があったのです。
しかし、この時は老人介護施設への出張サービスを行っているメンバーと一緒に行っており、鍾乳洞に行く時間が確保できませんでした。
そんなことで結局、一度も見に行くことができなかったのです。
先月、奥さんが沖縄に帰省した際、ワタシの代わりに見にいってくれました。
期待していたのは鍾乳洞の中で保管されている泡盛の写真でした。
しかし…
残念なことに発送を控え、すでに鍾乳洞から出された後でした…
気温の低い鍾乳洞から暑い地上に瓶を出すと、汗をかくため発送の数日前に鍾乳洞から出すそうなんです。
その時の写真がコチラ。
泡盛を5年寝かせると『古酒(クースー)』と呼ばれる泡盛になりまして、ちょっとありがたみが出ます。
もちろん、味が変わりまして、まろやかになるんですよね。
5年物の泡盛と若い泡盛を飲み比べするとハッキリわかるんですが、具体的に伝えろと言われても、そもそも、あまり酒を飲まないタイプで詳しくないので伝えられません。
この泡盛は、何かの記念日にでも開けて飲むつもりです。
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした
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