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冬牡丹と寒牡丹

冬牡丹
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牡丹

この花を見られる庭園はたくさんありますが、寒い冬に見られる所は多くないと思います。

実のところ、ワタシが知ったのもつい先日のこと。

 

半日程度で行ける場所で、花を見られる庭園はないだろうか?

と探している時に見つけたのです。

 

その姿を見て、これはぜひとも見たい!

と思ったものの、休みの日は急な用事が入る事が多いため、時間が取れるか分からない。

 

期待半分で迎えた今週の連休。

嬉しいことに、午後の半日時間が空きました。

 

てなことで行ってきたのは、奈良県です。

室町時代や江戸時代の建物が残っている歴史のあるお寺に牡丹が咲いているのです。

 

冬牡丹

 

冬牡丹

 

よく見る牡丹と比較すると、少し小ぶりですが、こもに守られて佇む姿がなんとも可愛らしく、また、風情を感じさせてくれます。

 

たまたま作業をしていた庭師の男性がいたので、少し話を聞かせてもらったところ、ここの牡丹か小ぶりなのは、純粋な牡丹だからということ。

よく見る背丈の高い牡丹は、シャクヤクの台木に接ぎ木しているらしく、そうすることで、花も大きくなるそうです。

 

冬牡丹

 

また、冬に咲く牡丹には、冬牡丹と寒牡丹の2種類あるそうで、ここで咲いているのは、冬牡丹だと話されていました(多分、そうだったと…)。

 

茎の根元に見える灰色のものは藁を焼いた灰だそうです。

この冬に使っている藁がお役御免になった時に焼き、その灰を取っておいて、使っているとのこと。

その目的は、水を好む牡丹のため、水が蒸発しにくいようにしているそうです。

牡丹はとても手のかかる植物だそうで、こんなことも必要だと教えてもらいました。

 

よく、来る方の話として、ここは、ゆっくりと鑑賞したい所なので、あんまり宣伝しないで。と言われているそうです。

それは、ワタシも強く感じたので、今回は、敢えて、お寺の名前は伏せておきます🤐

 

広大な庭園ではないものの、手入れが行き届いていて、隙を感じさせない整った雰囲気を持っているお庭でした。

 

以上
東大阪の理容室
オーパス21の前田でした

 

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