今年は秋桜を見に行きたいと思ってました。
昨年の今頃は、あるお祝いのための動画作成に追われていて、休みの日に動けなかったので、二年越しの思いだったのです。
行ってきたのは奈良の橿原市にある『藤原宮跡』。
お客さんから桜が綺麗だと聞いていた場所で、何度か調べるうち、コスモスも見事だと知り、足を運んだのでした。
車で行く方が楽だろうと思うものの、一人で行動するときは普段の運動不足を補うため、極力電車やバスを使って歩くようにしております。
最寄り駅は「近鉄耳成駅」。
この駅で降りるのは初めてでした。
スケジュールを考え、乗換案内の到着駅で「みみなり」と入れるも候補が出てこない。
なんで? と思い調べてみると「耳成」と書いて「みみなし」と読むんですね。
恥ずかしながら知りませんでした。
最寄り駅耳成から藤原宮跡までは1kmちょっと。とグーグルマップで確認していました。
しかし、途中の道案内はこんな距離が書かれてました↓
耳成駅から500m歩いた場所にある案内板に、藤原宮跡まで1.8kmと書かれてある。
えっ!? そんなにあるの。
と思いつつ歩を進めます。
途中、田んぼの横の道を歩くと、稲刈りが終わった田んぼ
稲刈がまだの田んぼ
アオサギなどを見ながら先に進みます。
途中でこんな写真を撮ったりしながら歩くこと、約30分で藤原宮跡の端っこに到着しました。
ワタシがグーグルマップで調べた距離は、耳成駅から藤原宮跡の端っこまでの距離で、中心までの距離となると、1.8kmになるようです。
何せ、藤原宮跡は広いので、こんなことになるのですね。
その中心にあたる部分なのか、分かりませんが案内板がありました。
しかし、板が風化して文字がよく見えません。
でも、金属のマップははっきり見えまして、元、大極殿があった場所なんだと知ったのでした。
橿原市のHPで紹介されている藤原宮跡の説明文を貼ってみます。
今から約1300年前、持統・文武・元明の三代の天皇が治めた都、藤原京(694~710)の中心にあった宮殿・藤原宮のあったところです。
藤原宮にはかつて、一辺約1キロメートルの中に大極殿や朝堂院といった国をあげての儀式や政治を行う施設や天皇の住まいである内裏などがあり、現在の皇居と国会議事堂、霞ヶ関の官庁街を合わせた性格を持っていました。
藤原京が都であった期間は694年~710年の16年間ですが、その大きさは後の平城京や平安京を上回る規模ともいわれており、藤原京の構造はその後の都にも引き継がれていきます。
ここに書かれているように、平安京や長岡京はもちろんのこと、平城京より前に作られた都なんですね。
そして、ここでの形がのちの都にも継承されたとのこと。いやはや、奈良は奥深い所です。
藤原宮跡のことを少し知ったあとは、今が盛りと咲いている秋桜を見に行きます。
天気が良いこともあり、一面に咲く見事なコスモスを楽しめました。
広い敷地の中に4か所、コスモスを植えたエリアがあり、時期をずらして満開になるようにしているそうです。
秋桜の種類も違うようで、行ったときは、大きな花をつける品種がちょうど満開でありました。
秋の桜でコスモス。
美しい光景でした。
秋桜が咲いている藤原宮跡のあたりから、大和三山を見ることができます。
大和三山とは、奈良県橿原市にある
- 香具山(かぐやま)
- 畝傍山(うねびやま)
- 耳成山(みみなしやま)
以上3つの山の総称です。
詳しくないので間違ってたら申し訳ないのですが、以下がその山々です
香具山(かぐやま)
畝傍山(うねびやま)
耳成山(みみなしやま)
この時代の歴史に詳しければ、色々と考える所があるのでしょうが、まったく分からないのでした^^
良い天気で少し暑いくらいの天候でした。
広々とした空間はのどかで穏やかで、色鮮やかでありました。
意図的に植えられたのか、自然の者なのか分かりませんが、ススキもあって、正しい秋の景色を見せてくれました。
駅から遠いものの、この広い空間で得られる解放感は、藤原宮跡の魅力の一つと感じました。
来年は桜も見に来てみようかと思っています。
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした
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