このシャンプーご存知の方は、髪に対してかなりこだわりのある方だと思います。
今回導入したシャンプー&トリートメントの名称は、「DO-S」。デューエスと読みます。
昨今、シリコンが入ってない「ノンシリコンシャンプー」という言葉を耳にする方が多く、お客様との会話の中でもよく出てきます。
そういう意味では、このDO-Sシャンプーもノンシリコンなのですが、単純なノンシリコンではありません。
なぜノンシリコンシャンプーがこれだけ注目されるかと言いますと、毎日のシャシンプーで髪にシリコンの被膜を重ね、それが原因で髪がベタついたり、カラーが思うように染まらなかったり…
そんなことが理由で、ノンシリコンということが注目されているのです。
ただね、ノンシリコンだけじゃダメなんです。
ノンシリコンのシャンプーを選ぶ最大の理由は、先に書いたようにシリコンの被膜を作らないこと。
ということは、この手のシャンプーを選択する人の多くは、すでにシリコンの被膜が髪に出来ているのかもしれません。
この被膜を取る働きを持ち合わせているのが、このDO-Sシャンプーで、髪を「すっぴん」の状態にするのが、このシャンプーの最大の目的です。
髪がすっぴんになる。
これが、どんなことなのか、ピンとこない方のほうが多いだろうと思います。
そして、素っぴんになった髪を触って、「何かいいの?」と感じる方のほうが多いと思います。
というのも、日本人の多くがテレビコマーシャルなどにおいて、「しっとりスベスベ」だとか、「輝くツヤ」などのイメージが刷り込まれていて、そういった髪が理想的なのだ。と、感じているため、このDO-Sシャンプーを使用して素っぴんになった髪を見て、触って、物足りなさを感じる人がいるだろうと思うのです。
髪の状態は人それぞれで、すべての人に合うシャンプーなんてありえません。
それはこのDO-Sシャンプーとて同じこと。
- 乾燥肌の人、脂性の人。
- パーマや毛染めをしていない健康毛の人。
- パーマヤカラーを繰り返して髪が傷んでいる人。
- 固くて太い髪の人、細くて柔らかい髪の人。
- くせ毛の人、直毛の人。
ざっと考えただけでも、これくらいに分けられ、また、これらの条件が複合しているので、このシャンプー1本ですべての人に対応できます。というものではありません。
では、どのような人に適しているのか?
パーマやカラーを繰り返して髪が傷んでいる人。
サッパリした仕上がりを求める人。
髪の落ち着きを求める人(これはトリートメントも必要です)
分かりやすく言うならこんな所でしょうか。
これまで書いた通り、万能ではありません。
仕上がり感としては、制作者のDO-Sさんも仰ってますが、「軽いけどしっとり」です。
では、このシャンプーの本質とは?
ズバリ、頭皮と髪を洗浄する事のみを考えたシャンプーなのです。
何を言ってるんだ。そんなのシャンプーなんだから当たり前でしょうに。
と言う方もいるでしょう。
でもね、世の中にごまんとあるシャンプーには、いろんな添加物が含まれていて、それが原因で髪がべたついたり、汚れが落ちなかったりするものがあるのです。
断っておきますが、DO-Sシャンプーが天然由来で、合成シャンプーではない。と言っているのではありません。
いわゆるシャンプー解析サイトで分析されると、かなり下位にランクされるものだと思います。
でも、全国の理美容室で使われていて、このシャンプーを使っているお店は、こだわりを持って仕事に取り組んでいるところが多いという事実があります。
これはどういうことを意味するのか?
ハッキリ言いますと、髪をすっぴんにするこのシャンプーは、ワタシ達、理美容師にとって、とても仕事がしやすいシャンプーなのです。
さらに言うなら、お客様目線じゃなく、技術者目線で作ったシャンプーなのです。
でもこれが、結果的にはお客様のためになるシャンプーなんです。
なぜなら、技術者が仕事をしやすいということは、お客様が手入れがしやすいということにつながります。
たとえ話になりますが、お化粧をしっかり落とさないでいて、美容液などを使っても、あまり意味がないですよね。
しっかりとクレンジングをして下地を作ってからお手入れをする。これが基本です。
髪も同じで、しっかりとクレンジングをしてトリートメントをする。これでこそ、トリートメントがしっかり働いてくれるのです。
シャンプーのシリコンだけに限らず、ヘアーワックスやヘアカラーの残留物、汗や皮脂などなど、髪ゃ頭皮に付着するものはたくさんあります。
それをリセットすることにより、パーマやヘアカラーがしやすくなり、良い結果が求めやすい。またスタイリング剤も使いやすくなるので、セットもしやすくなります。
泡立ちが良いと宣伝しているシャンプーがありますが、その多くには泡立ちがよくなる成分が含まれていたりします。
一方このDO-Sシャンプーには、そのような成分は入っていないので、汚れている髪に使うと、泡立ちがとても悪い。
言い換えると、泡立ちが悪いということは、髪の汚れが落ちていないというサインなのです。
そんなときは繰り返し洗う。 そうするとちゃんと泡立ちます。これが正しい使い方。
そして、すっぴんになった髪を診断して、トリートメントやアフターケアの使い方を知る。
この診断が必要なので、このDO-Sシャンプーは、ヘアサロンを中心に販売されているのです。
どういうことか?
健康でキューティクルがしっかりしている髪てあれば、トリートメントは必要ないくらいの仕上がりになりますが、ダメージがある方の場合は、トリートメントが必要になります。
この使い方にも要領があるので、最初に購入する際は、取扱いしているヘアサロンで説明を受けてから使ってみてください。
毎日のヘアケアの基本であるこのシャンプーは、とくに髪にダメージのある方におすすめします。シャンプーとトリートメントを見直してみませんか?
開発者のDO-Sさんが説明するサイトもご覧になってください。
ということで、東大阪のヘアサロン オーパス21では「DO-Sシャンプー」を導入して、同時に販売もしております。というお知らせでした。
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