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深夜の祇園祭

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今日は祇園祭の山鉾巡行。

例年といいますか、この時期はまだ梅雨明けしていないことが多いので、雨に降られることも多いのですが、今年は曇天ながらも雨に降られることなく巡行が行われているのをテレビニュースで見ました。

昨年は山鉾を建てる作業を見に行ったのですが、今年は定休日の関係で見に行けませんでした。

その代わりとは言えないものの、深夜の鉾や曳山がどうなっているのかを見たくて、足を運んできました。

行ってきたのは14日の夜(正確には15日になってからでした)。
この日は仕事が終わってから、老人ホームへの出張カットをしている「ビーカル」という団体のミーティングがあり、それからの出発だったので、意図的に遅くした訳ではなく、結果的に遅くなり、深夜になってしまったのです^^

その結果、四条通が歩行者天国になっている時間を過ぎていたので、烏丸通にあるパーキングにすんなりと車を停めることができました。

時間は午前1時過ぎ。
この時間になると、さすがに夜店はすべて閉まっています。
でも、まだ宵々々山の余韻があちこちに残っていて、人の姿もそこそこ多い。

鉾や曳山の周りには立ち入り禁止の柵が設置されていたり、警備員が常駐しているものがあったりで、その管理はさまざまでした。

この時間ですから、提灯の灯りは消えているだろうと予想していたのですが、中には灯りが点いているものがあり、コンチキチンの音はないものの、この灯りによって祇園祭の余韻を楽しめたのです。

四条通は歩行者天国が終わり、横を車が通るために、通りに面した鉾と曳山は、深夜の雰囲気はありませんでした。

一方、奥に入ったところでは人通りもほとんどありません。
そんな通りの曳山の一つ「伯牙山(はくがやま)」には灯りが点いていました。

伯牙山

 

あまり広くない通りは夜店が出ていないため、その光景がスッキリとしていて、狭い通りに浮かび上がる姿が美しかったのです。

また、山には灯りがついていないものの、その横にあるビルの灯りによって、曳山が浮かび上がったりと、普段は見ることのない光景を楽しむことができました。

鯉山

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