先週の夏休み、中山道の宿場町を回ってきました。
日帰りで行くつもりをしていたものの、前泊できることになり、初体験の「コンテナホテル」に泊まってみました。
今日のブログはそのコンテナホテルのレビューをしてみます。
目的地は長野県の中山道の宿場町
中山道の案内を見ると、北から
- 贄川
- 奈良井
- 薮原
- 宮ノ越
- 福島
- 上松
- 須原
- 野尻
- 三留野
- 妻籠
- 馬籠
と宿場町が並んでいます。
このうち、見てきたのは
- 奈良井
- 妻籠
- 馬籠
この3つ。
休みは色々と時間を取られることが多く、直前にならないと、行けるか行けないか分からない。
そんな理由で、天気と相談しながら日帰りで行くつもりでした。
とはいえ、日帰りは正直しんどい。
夏休みが近づいた、土曜日の夜でした。
介護が必要な親の様子が落ち着いているので、前泊できるホテルが空いてないかと探してみました。
日曜日の夜、仕事が終わってから出発し、寝るためだけのホテルなので、安いほど助かる。
そんな気持ちで、中津川あたりで探してみた所、ふさわしい所がない。
範囲を広げてみた所、恵那市で駐車場、朝食付きで6400円のホテルを見つけたのです。
それが、コンテナホテルでした。
コンテナホテル HOTEL R9 The Yard
ホテルの名前は「HOTEL R9 The Yard」恵那店。
本当のコンテナを宿泊施設として利用しているんです。
もう一度利用してもいい?
と聞かれたら、寝るだけのためなら利用してもいい。と答えますね。
今回のように遅く到着して翌朝早く出発する前泊目的で利用するならまったく問題ありません。
では、外観とフロントから紹介してみます。
コンテナホテル外観・駐車場・フロント
敷地内にコンテナが並んでいて、その前が駐車場として使われています。
夜に撮った写真も混じっているので分かりにくいかもしれませんが、ご容赦ください。
コンテナの前が駐車場となっています。
部屋ごとに駐車場所が決まっていると思いきやそうではなく、先着順で停めていくようです。
運がよければ、部屋の真ん前に車を停めることが可能ですが、ワタシは3部屋ほど移動したあたりに停めることになりました。
チェックインは、入り口横の建物で行います。
チェックインはチェックイン機で行い、名前などをタッチパネルで入力していきます。
ワタシの場合、なぜかチェックイン機が認識してくれず、以下のような案内が出てきました。
焦りました。
土曜日の時点で満室に近い状況だったので、予約できてなかったらどこかで車中泊することになるのか…
不安を抱えながら、スタッフに声をかけてみたところ「こちらでしてみます」とのこと。
端末を操作してくれた方は海外の方でした。
しばらくすると、無事、予約が確認できまして、宿泊できることになりました。
フロントでもらえるものやサービス
フロントには、アメニティが置かれていて、必要なものを自分で持っていくスタイルでした。
歯ブラシ、ボディータオル、剃刀、ブラシ、ガウンなどがありました。
また、チェックインの時、『朝食引換券』がもらえます。
この券で、フロントに設置している冷凍庫から好きなものを1点、部屋に持っていけるようになっていました。
パスタ、ピラフ、焼き飯などが揃っていました。
朝食引換券となっているものの、晩御飯でも利用できるのかな?
と思い聞いてみると「OK」とのこと。
ならば、晩御飯に食べようと思い、焼き飯を取って部屋に向かいました。
ちなみに「朝食引換券」は、小さな「紙片」でした。
もらってすぐに引き換えたので写真を撮らなかったのですが、こんな感じのものでした↓
これ、失くすか捨ててしまう人がいてもおかしくないですね。
フロントにはこのほか、ドリンクサービスがあり、コーヒー、紅茶、緑茶などを飲むことができます。
ワタシはチェックインの時に緑茶、そして翌朝、コーヒーを飲みました。
ドラム式コインランドリーが設置されている
また、フロントとは別棟にドラム式のコインランドリーが設置されています。
利用できる時間は6:00~24:00まで。
利用料金は以下のようになっていました。
洗濯のみ 6kgまで 35分 400円
洗濯・乾燥まで 1kgまで 80分 600円
洗濯・乾燥まで 3kgまで 120分 700円
コンテナホテルの外観
次は宿泊する部屋、コンテナの外観や外回りを紹介します。
コンテナは少し離れて設置してあります。
少し離れているせいでしょうか、隣室の音は全く気になりませんでした。
上の写真にあるように、水回りの排水はコンテナから地中に通っている配管を通って下水に流しているようです。
一つ一つのコンテナにはタイヤが装着されていて、プレートナンバーも取得しています。
タイヤはついていますが、ジャッキで持ち上げ水平を取っているようです。
コンテナの後ろに回ると、エアコンの室外機とプロパンガスが見えます。
エアコンはついているものの、コンテナと聞くと、夏は暑くて冬は寒いんじゃ?
と思いますよね。
でも、そんな不快感はありませんでした。
建築用コンテナに断熱材を入れているそうで、チェックインした時も蒸し風呂状態ではありませんでした。
コンテナホテルの室内
コンテナの室内を見てみましょう。
扉を開けると、下の写真のように段差のない玄関が設けられています。
扉はオートロックでした。
扉周りにあったのは
- カードキーを入れる場所(電源と連携)
- 姿見の鏡
- ハンガー
- 靴ベラ
- 服用のブラシ
- 消臭スプレー
- 傘入れ
とてもコンパクトにまとめられています。
ユニットバスには洗浄機付きのトイレが設置されています。
- ボディソープ
- シャンプー
- コンディショナー
- ハンドソープ
これらが置かれていました。
次はベッド周りの様子を。
この部屋はダブルルームで定員は2名。
この部屋を一人で利用しました。
小さな窓があり、その壁際にテーブルが設置されていました。
- デスク
- 椅子
- テレビ
- 電子レンジ
- 冷蔵庫
- ポット
- ドライヤー
- コンセント
- デスクライト
これらがコンパクトにまとめられています。
今回利用したダブルルームには椅子が設置されていて、嬉しいことに、簡易のマッサージ機がついていました。
これはありがたかった。
ちなみに、椅子がないダブルルームにはマッサージ機はなさそうです。
電子レンジがあるのは、朝食の冷凍食品を解凍する必要があるからでしょう。
電子レンジは助かりますよね。
ワタシはチェックインを済ませた後、ホテル近くの「メガドンキ」に行って総菜を買ってきたんです。
それを温めることもできるし、ありがたかった。
さらに、良いと思ったのが冷蔵庫。
ツードアタイプで冷凍庫がついているのがありがたい。
道の駅で買うつもりの野菜などを入れるため、クーラーボックスを持ってきてたんです。
その保冷剤を固めるのに助かったんです。
ちなみに冷蔵庫は、常時電源が入っておらず、部屋に入ってから電源を入れる必要がありました。ここは注意が必要です。
小さな窓から見える景色がどんなものか、気になる方もいるでしょうから、その写真も貼ってみます。
ワタシが泊った部屋からは、洋服の青山の建物の壁だけが見えました^^
この部分で見晴らしの良い景色などを望むなら、このホテルを選ぶのは間違ってますね。
最初にも書いたように、寝るだけのためならまったく問題はなく心地よく過ごせました。
車で移動する旅行の場合、駐車場から部屋に荷物を運ぶのが大変なことがよくあります。
しかしこのコンテナホテルは、部屋を出るとすぐに駐車場です。
運が良ければ部屋の真ん前に車を停めることができるので、荷物の移動がとても楽に行えます。
コンテナホテルの良かった点ともう一つだった点
良かった点
- 周りの物音が気にならなかったこと
- 部屋の近くに車を停められること
- 清潔だったこと
ホテルができて間もないのでしょう、とても綺麗で清掃も行き届き清潔でした。
もう一つだったこと
- 朝食の焼き飯を食べるお皿がなかったこと
これは備品についての話となるんですが、今回食べた焼き飯は、入っている袋がそのまま皿になるものでして、お皿が無かったのかもしれません。
だもワタシはそのまま食べるのは嫌でして、前夜、メガドンキホーテで買った総菜の蓋をお皿代わりにして食べました。
お世辞にも部屋が広いとは言えませんが一人なら問題なし。
窓が小さくて解放感がないけど、そこは当初から分かっているので問題なし。
これらは個々の性格によるので、気になる方もいるでしょうね。
ともかくも、ワタシは心地よく利用できました。お皿以外は^^
HOTEL R9 The Yard 恵那の宿泊検索
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした
コメント