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キッチン排水口の詰まりを自力で掃除解決した時の流れや道具

排水口掃除
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正月、元日に台所の排水が流れなくなるトラブルに見舞われました。

幸い自分で解決できたのですが、解決方法を調べると、出てくるのは業者さんの広告が多く、自力で対処したものを探すのは大変でした。

ということで、行った工程を書いてみます。

ただ、ブログを書く前提で修理しなかったのと、正月早々に修理できなかったことを考えると、背筋が凍る思いになり写真を撮る余裕もなかったので、どこまで伝えられるか分かりませんが、ともかく、書いてみます。

 

今回の作業で必要だったものや、あればよかったものを最初に書いておきます。

工具や作業工程に関しては、我が家のケースなのですべての方に当てはまることではないことを断っておきます。

 

使った道具

  • プラスドラバー
  • カッター
  • 懐中電灯
  • 雑巾
  • 手袋
  • ゴミ袋
  • ティッシュペーパー
  • コーキング
  • コーキングガン
  • 菜箸(細長いもので代用可能)
  • カニスプーン(ホースに詰まったものを掻き出すのに使用)
  • パイプクリーナー

     

    あれば作業が楽だったと思うもの

    • 電動ドライバー(充電が切れていて使用不可でした)
    • 高圧洗浄機(そもそも持っていない)
    • 明るい懐中電灯(100均のものしか無かった)
    • ヘッドライト

       

      では、実際に行った工程を書いていきます。

      おおまかな流れは、ジャバラの排水パイプと、その下にジョイントされている塩ビ管を掃除して元に戻す。こんな流れです。

       

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      キッチンの流しの下にある収納を外す

       

      キッチンの流しの下にある収納を外して排水口を確認できるようにします。

      下の写真は作業途中で休憩した時に撮ったものです

       

       

      上の写真は作業途中で、ジャバラの排水パイプが外されていますので、取り付けられている写真も見てもらいましょう。

       

      排水口掃除

       

      ジャバラの排水ホースを外す

       

      排水パイプを外すには、排水トラップとのジョイントを外します。

       

      排水パイプのジョイント

       

      ネジ式になっていて、工具を使うことなく外せました。

      我が家の場合、軍手をはめた手で回りましたが、回らない場合はスパナやモンキーが必要かもしれません。

       

      システムキッチン本体からジャバラホースを外す

       

      次に、ジャバラホースを抜くために、システムキッチンに取り付けられているネジを、プラスドライバーを使って外します。

      ジャバラホースがスポっと抜ける構造であれば、こんなことはしなかったかもしれませんが、抜けなかったのです。

       

      結果的に言うと、このグレーの土台の下に塩ビハイプとジャバラホースがジョイントゴムで繋がれていたので、無理に抜いていたら、構造が分からずに慌てたかもしれないので、この工程を経てよかったです。

       

      コーキングをカッターで切る

       

      次は、お湯と水の配管に施工されているコーキングをカッターを使って土台から取り外しました。

      ここを外さないと、グレーの土台が外れません。
      ※コーキングされていない場合は必要ない工程です。

       

       

      ジャバラホースと塩ビ管のジョイントゴムを外す

       

      排水トラップのジョイントとネジを外し、グレーの土台を上げると、下の写真のようにジャバラホースだけ取り外すことができました。

      ジャバラになった排水パイプは、先で本管に繋がっています。

       

       

      蛇腹のホースと塩ビ管の本管とは、下の写真に写っているジョイントゴムでつながっていました。

       

       

      塩ビ管とジョイントされている部分が下の写真です。

       

       

       

      ジャバラホースと塩ビパイプの掃除

       

      塩ビ管の本管にも、油汚れがこびりついていて、すさまじいことになっていました。

      話が前後しますが、上の写真に写っている塩ビ管は掃除した後なので、きれいになる前の様子を撮ったものも見てもらいましょう。

       

       

      この様子ですら、あらかた掃除した後なんです。

      ジャバラのホースは、この本管よりも細いため詰まり方がひどかった。

      ジャバラのホースの水が流れるスペースを例えるなら、マクドナルドのドリンクを注文した時のストロー程度の大きさしかありませんでした。

       

      油汚れを掻き出す

       

      当初、ジャバラのホースを土台から外さずに、細長いスプーンと菜箸をつないだもので、油汚れを掻き出していました。

      しかし、長さが足りないため汚れを取り切れなかったのです。

       

      油汚れを掻き出す道具の写真をあらためて撮っていなかったので、たまたま撮っていたものを見てください。

       

      先につけた細長いスプーンは、カニを食べるときに使うこんなものです↓

       

      このカニスプーンに、菜箸をセロテープで張り付けて使っていたのですが、水にぬれてテープが剥がれてしまうため、タコ糸で縛りつけることで掻き出しやすくなりました。

      しかし、ジャバラホースは1メートルほどあるため、すべてを掻き出すことができませんでした。

      なので、ネジを外しシステムキッチン本体からジャバラホースを外して掃除することにしたのです。

      その結果、ジャバラホースの先にある塩ビパイプも掃除できたのです。

       

      ジャバラホースに詰まった汚れを水圧で掃除

       

      外したジャバラホースに、水道ホースから強い水流で水を流すと中に詰まっていたものがドドっと出てきました。下の写真のものが出てきたものです。

       

       

      血管の中に詰まるコレステロールのイメージイラストに出てくるような油汚れが詰まっていました。

       

      パイプクリーナーを1本流し込む

       

      ジャバラホースを掃除した後、本管の塩ビ管・塩ビパイプの掃除をしました。

      本管は先で曲がっていて、その先はスプーンで汚れを掻き出すことができないため、ストックしていたパイプ洗浄剤「パイプユニッシュ Pro 」を1本丸ごと入れました。

       

       

       

      このような流れで水が流れるようになった、翌1月2日、ホームセンターに行き、コーキング剤とパイプクリーナーを買ってきました。

      取り付けていたネジをもう一度外して本管にパイプフィニッシュを1本流し込み、そのあと、コーキング処理をしました。

       

      コーキング

       

      ジャバラホースを新しいものに交換することも考えましたが、1年ほどこのまま使ってみて、再度様子を確認して詰まっていた場合は交換しようと考えています。

       

       

      こんな工程で、うちの場合は水が流れるようになりました。

      流れるようになったものの、本管の見えない部分が気になっているので、どこかのタイミングでパイプ掃除をするワイヤー、もしくは高圧洗浄機を入手して掃除してみようかと思案中です。

       

       

      この問題を解決し、営業が始まってからビルメンテナンスの仕事をしている人に、この話をして、高圧洗浄機について話をしました。

      お手頃価格のアイリスオーヤマにしようと思つていることを伝えると「ケルヒャー」のほうがいいかも。と言われたのです。

      何でも、高圧洗浄機は水圧より水の量が大事なのだとか。

      そういう意味で「ケルヒャー」のほうが良いと教えてもらったのです。

      しかし、値段がちょっと高いんですよね。

       

       

      最後に余談を一つ。

      元日の朝に起こったトラブルを半日かけて解決した夜のことです。

      夕食が、なんとカニ鍋

       

      カニ

       

      カニを見て思い出されたのは、あの油汚れを取り出したカニスプーン。。。

      何本かあって、掃除で使っていないものもあるのに、誰も使おうとしなかったのでした(笑)

       

      以上
      東大阪のヘアーサロン
      オーパス21の前田でした

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