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昆布を食べると髪がフサフサに? 髪の主成分と抜け毛・薄毛の関係について

昆布や海藻類をよく食べるから髪が減らない。という会話がよく出てきます。

これには諸説あり、どれが本当なのかは、正直分からないところがありますが、日々、お客様の髪の手入れをさせていただいている者の感覚として言わせていただくと、あまり信用できない話しと言えます。

海藻類をよく食べてヨウ素をたくさん摂ることが、髪に良いという説がありますが、ヨウ素はミネラルの一種で、別名ヨードとも呼ばれます。

このヨウ素に育毛効果があるという説が一般的で、黒々とした髪に海藻類は欠かせないもの。ということが、常識的な知識としてすりこまれている感があります。

その知識を裏付けるように、巷ではたくさんの商品が発売されています。
でも、プロの私たちからは、まゆつば物としてとらえるものが多いのが事実です。

ではなぜ、このように感じるのか?

答えは簡単でして、髪の主成分が何であるのか。
このことを基本として考えると、海藻類がそんなに大切ではないことが理解できると思います。

では、髪を作る成分を。

タンパク質
メラニン
水分
脂質

これが髪を作る成分で

タンパク質:80~85%
水分:11~13%
メラニン:4~5%
脂質:1~6%

というような比率になっています。
髪は肌と同じくタンパク質が主成分なのです。

ということは、海藻類をたくさん摂るより、良質のタンパク質を摂るほうが、髪に良いと言えますよね。

では髪のタンパク質についてちょっだけ詳しく説明してみましょう。

髪の主成分のタンパク質を分解していくと「アミノ酸」という単位になります。
このアミノ酸が2~100個以上集まるとPPT(ポリペプチドというもので、タンパク質とはいえないアミノ酸重合体)になります。

そして、アミノ酸が100個以上集まるとタンパク質になります。

人間の体を作るアミノ酸は20種類で、その組み合わせ方により約10万種類ものタンパク質ができるのです。

このタンパク質は大きく2つのタイプに分けられ、肌や内臓は「コラーゲンタンパク質」という柔らかい種類のタンパク質。髪や爪などは「ケラチンタンパク質」という、かたいタンパク質で出来ていて、同じタンパク質でもかたいものと柔らかいものがあるのです。

このことから、タンパク質が髪に大切ということが理解していただけると思います。

しかしながら、良質のタンパク質さえ摂っていれば、薄毛、抜け毛を防げるのか。と言われると、これはまた別の話しでして、それだけで髪がフサフサになる訳ではないのです。

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