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呉竹で墨の制作過程を見学させていただきました

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昨日になりますが、奈良まで
『筆文字POPセミナー』なるものに参加してきました。

この手のセミナーは、たいてい、
どこかの会議室などを借りて開催します。

今回もその例に習い、奈良の理美容学校の
講堂で開催されたのですが、
その前に墨や筆ペンを作っている
『呉竹』で、工場見学のオマケがあったのです。

呉竹で工場見学

テレビで見たことはあるものの、
実際に墨を作る工程を見るのは初めて。

工場の外にいる時から、墨の香りがして
心が落ち着きます。

10月後半から5月までの気温が低い
時期だけに行われるらしく、
とても貴重な体験をさせてもらいました。

墨の原料は
『すす』『にかわ』『香料』
この3つだそうです。

膠(にかわ)は動物性のたんぱく質のため
香料を入れないと臭うのだとか。

ワタシは香料が入っていることを
知らなかったので、これは驚きでした。

呉竹で工場見学

呉竹で工場見学

練った墨を定められた分量を取り、
木型に入るよう、円柱状に丸めていきます。

それを木型に入れ、ギュッと押し込み
プレスする。

この工程が面白くて、かなりの時間
この前に立ち見ていました。

この他に、木型を作る工程も見学
させてもらいましたが、
何種類もの刃物を使い、
細かい作業を続けておられました。

呉竹で工場見学

呉竹で工場見学

見学が終わるころ、以前からとても
気になっていたことを呉竹の方に聞きました。

それは、墨を練っている方が手についた
墨を、どうやって落とすのか?

工場の中に手洗い場があったのですが、
普通の中性洗剤のほかに、
スポンジやタワシがあるだけで
特別なものはなかったのです。

これで落ちるんやろか…
と、疑問が疑問を呼ぶのです^^

で、その答えですが。
一度洗った程度では、スッキリ綺麗には
ならないそうです…

ただ、洗剤よりもよく落ちる素材があります。
と、教えていただいたのは、なんと
「ウグイスのフン」だそうです^^

これが一番落ちるとのことですが、
完全ではなく、細かい手の皺などに
入ったものは落ちないとのこと。

大変なお仕事ですね。

実は、この練った墨をちょっと触らせて
もらったのですが、ちょっと触ったくらいでは
手に付かないのです。

これも以外な発見と体験をさせて
もらいました。

呉竹のみなさん、ありがとうございました。

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