2018年夏は、8月20日(月)~23日(木)まで、四日間の夏休みを頂いております。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
さて、その夏休み。
今年は特に予定を決めていませんでした。
ただ、4日も休みがあるので、一日くらいは、どこかに行こうかと考えておりました。
休み前に、なんとなく考えていた条件があります。
- 海を見たい
- これまで行ったことのない場所に行ってみたい
- 日帰りで帰ってこれる
こんな条件を元に行き先を考えた結果、丹後半島の先っぽにある「経ヶ岬灯台」に行くことに決めました。
天気予報を見ていると、台風19号と20号の影響で、休みの後半は天気が崩れそうな気配。
ならば初日がよかろうと思い、今週月曜日の朝6時、経ケ岬灯台に向かうことにしました。
大阪から丹後半島の経が岬灯台に向かうルート
東大阪から「経ヶ岬灯台」へのルートをナビで検索をすると、名神高速もしくは第二京阪から京都縦貫道路経由で行くのが一番早く行けるようです。
しかし、経ヶ岬灯台へのルートはいくつか考えられるので、行きと帰りで違うルートを走ることにしました。
行きは「中国自動車道」と「舞鶴若狭自動車道」を通り、そこから「京都縦貫自動車道」に入ることにしました。
帰りは、「京都縦貫自動車道」から「京滋バイパス」を経由して、「第二京阪」を通って帰ることにしました。
丹後半島のドライブは時計回りと反時計回りのどちらが良いか?
行き帰りのルートとともに考えるのは
丹後半島を時計回りか、反時計回りのどちらにするか?
ということ。
地図を見て考えたのは、せっかく海沿いの町を通るので、海を少しでも近くに見たい。
ならば、海を左手に見ながらドライブする、反時計回りがよかろうと考えました。
丹後半島最初の目的地は「道の駅 てんきてんき丹後」
丹後半島を半時計回りで走ることに決めたので、最初の目的地にしたのが、丹後半島の東の付け根にある「道の駅 てんきてんき丹後」。
時間に余裕があれば、「鳴き砂で有名な琴引浜」にも行ってみたかったのですが、今回は時間の関係で諦めました。
途中、舞鶴若狭自動車道のサービスエリアで休憩を入れたり、高速を降りてから通りかかった地元のスーパーに立ち寄ったりしたので、「道の駅 てんきてんき丹後」まで約3時間ほどかかりました。
ここで地元野菜などの買おうと思っていたのですが、店内を見ているときに、農家の方が、野菜を搬入し始めた状況。
そんなことで、残念ながらあまり種類がなかったので、トイレ休憩だけにして、経ヶ岬灯台に向かうことにしました。
お盆過ぎの日本海、丹後半島の海水浴場
「道の駅 てんきてんき丹後」から「経ヶ岬灯台」までの間にたくさんの海水浴場があります。
お盆が過ぎてしまったので、おそらく海の家は空いていないだろうと思うものの、最高気温が30°を超える予報だったので、適当な場所でちょっと泳ごうと考えていました。
道の駅を出てほどなく、「竹野海水浴場」という看板が目に入りました。
車を進め、ビーチが見えるところまで来た時、やはり砂浜には人影がなく海水浴を楽しんでいる人は全くいません。
それは予想していたのでビーチを独り占めで泳げるのもいいだろうと考えた時でした、
ある事に気づいたのです。
なんと
海水パンツを持ってくるの忘れてる…
車内の冷房の温度を少し高めにして、海水の冷たさを心地いいものにしようと考えていたのに、それが出来なくなってしまった。
しばし呆然としたものの、忘れたものは仕方がない。
そう思い直し、経ヶ岬へ向かったのです。
経ヶ岬へ向かう途中、他の海水浴場にも寄ってみましたが、泳いでいる人は誰もいませんでした。
ドライブが楽しい国道178号線
今回、丹後半島をぐるっと回る国道178号線を走ってみて感じたのは、ドライブにとても適した道だということ。
平地が少ないという意味で、生まれ故郷の天草に似たようなところもあり、ワタシにとっては懐かしさも感じる、とても心地いいドライブルートでした。
海に面した田んぼの稲が少し色付き、その奥にそり立つ山のようになっている海岸があったり↓
暑い中農作業をしている人の姿を見かけたり…↓
と思いながらそちらを見ると、農作業をしていたのはカカシだったり↓
なかなか楽しい国道でした(笑)
経が岬灯台駐車場から灯台までのアクセス
「道の駅 てんきてんき丹後」を出てから約30分。
経ヶ岬灯台の駐車場に到着しました。
ここに来るまでは雲が多く、青空はほとんど見えない状況だったのに、今回のミニ旅行の一番の目的地、経が岬に到着したこの時は、青空が空を占める割合が増えていました。
やっぱり自分は『晴れ男』と、自分自身で認識を改めながら灯台に向かうことにします^^
前夜、下調べをしたところ、駐車場から灯台までのルートは、軽い登山のようになるとのこと。
なので、駐車場でスニーカーに履き替え、灯台を目指します。
経が岬灯台への登山道の入り口が、駐車場の片隅にあり、ちょっとわかりにくいので、写真で紹介しておきましょう。
矢印の右に見える白い建物はトイレですが、現在は使用不可能となってました。
(※トイレは別の場所にあり、そちらは利用可能となっています)
経が岬灯台までの登山道のとっかかりは、写真のようなコンクリートの階段となっています↓
登り初めてすぐのところで、このきつい階段を下りてきた中高齢のグループとすれ違いました。
そのグループ全員が杖を持っているのを見て、リサーチした通り、キツイ坂なんだと覚悟したのです。
ミンミンゼミやツクツクボウシのセミの声を聞きながら登っていくと、石段から木に似せたコンクリで作られた階段に変わります。
こんな、うねうねと続くつづら折りの道を上っていくと、やがて階段が無くなり、地道になります。
その先に、ぽっかり空いた空間があるので見えたので、そこが灯台だと思い、進んでいきます。
しかし、そこからは下りの道が続いていました。
ここで一旦展望が開け、遠くに水平線を見ることができます。
坂道を下って行くと、やがてその先に、灯台の白い姿が目に入りました。
結構登ってきたという感覚だったのですが、時間にして約10分ほど。
時間だけで考えるとそんなにきつい登山ではありませんでしたが、角度が急なので、そこは大変でしたね。
経ケ岬灯台
やがて、少しだけある平地に到着。
その展望が開けた場所に立っているのが、経ケ岬灯台です。
1898年(明治23年)12月25日に設置された、日本初の水銀層式回転機械灯台で、設置まで、約2年もの歳月がかかったそうです。
若い頃、半島の先っぽに行くというのが楽しくて、灯台はなくとも、そういう場所を目指してドライブを繰り返していたことがありました。
先っぽに到着すると、大げさに言うなら、地図上の一点を征服したような気分になれるのです。
さらに、その先っぽに灯台があると、地理上重要で、役割を持った場所に来たのだと感じることができたのです。
経ケ岬灯台からの眺め
幸い天気が良く、波も穏やか。
しかも 誰もいなかったので景色を独り占めできました。
180度、このような景色を見ることができます。
広角レンズを持ってこなかったことを後悔するほど、とても広い景色を堪能することができました。
経ヶ岬山頂展望所
経ケ岬灯台での景色を堪能した後、灯台に向かう途中、気になった場所にも行ってみることにしました。
それが山頂展望所。
灯台が作られているのは、山の頂上ではないのです。
この看板の左にコンクリートの階段があるのですが、これが、灯台まで登ってくるのより、さらに角度が急なんです。
灯台を出てから約10分ほど坂道を上っていくと、頂上の展望所に到着します。
普段の運動不足がたたり、灯台に到着するだけで結構疲れていたのですが、ここまで登ってきてよかったと感じました。
なぜなら、こんな景色を見られたからです。
どこか南の島の風景のように見えるほど、青い海が広がっていました。
青い海と棚田のとても美しい景色でした。
経ケ岬灯台に向かう登山道で無料で使える竹の杖
景色を十分堪能してから山を下り駐車場に向かいます。
駐車場に到着して、ちょっと膝が笑っているような感覚になり、日頃の運動不足を感じたところで、こんなものが目に入りました。
登山道入り口にあったトイレの脇に置かれた竹の杖です。
地元の小学生が観光客の助けになるようにと作ってくれた杖との説明が書かれていました。
この登山道に入った時に見たグループの皆さんは、この竹の杖持っていたのですね。
こんな事に、山を降りてから気づくのでありました(^▽^;)
経ヶ岬灯台を後にして、次の目的地、舟屋のある「伊根」に向かうことにします。
それは次のブログで。
では、今日はこのへんで。
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