日産純正のカーナビを日産のディーラーで全国更新をしてもらったら、地図データが古いものに書き換えられる。
こんな信じられないことを体験しました。
当然ミスだと思い、元の状態に戻してほしいと訴えるも、このような仕様になっている。との一点張りで元に戻してくれません。
このような仕様になっていることを、車を買った日産の中古車店、日産大阪の新車販売店、さらには、日産お客様相談室のカーナビ担当者も知らなかったという事実。
さらには、日産のナビ更新のHPにもそんなことは書かれていません。
こんな仕様になっていると、最初に伝えてくれれば更新しなかったのにと残念で悔しい思いです。
そのあげく、地図データを新しくしたいなら、更新できるクーポン(1万円)を購入してくださいと言われる始末です。
なぜ、日産不手際の尻拭いをワタシがしなければならないのか?
こんな気持ちになった経緯をブログに書くことにしました。
日産純正ナビはクラリオン製のMC315D-W
まず、地図更新に関する基本的なことから説明していきます。
ワタシが今年(2019)、中古で購入したのが、日産ノート(E12)です。
年式は2016年で初回の登録は2016年5月の車でした。
前のオーナーさんは最初の車検の前に売却されました。
中古車店での販売形態は車検受け渡しとなっていて、納車された時点で丸々2年の車検がついてくる販売方法でした。
この車を購入して、納車されたのは2019年3月なので、丸3年まで2か月ほど猶予がありました(この3年未満が意味を持ちます)。
この車に装着されていたのは日産純正のディーラーオプションとして販売されていた『MC315D-W』という型番のカーナビゲーションでした。
ホリデイスポット更新
このカーナビを調べると、SDタイプだということと、クラリオン製だということが分かりました。
さらに調べていくとホリデイスポット更新という特典があり、カーナビゲーションが最初に登録されてから3年間、カーナビからSDカードを抜いて自分のパソコンと接続して、専用ソフトを使うと、地図データが最新のものに更新できることを知りました。
参考にさせてもらったサイト
3年も経つと新しい道路が掲載されていないことが多くなってくるので、これはイイ♪と思い、この車を購入する一つの動機にもなりました。
納車されたのが2019年3月20日。
納車されてから1週間後に、奥さんが車に乗って旅行に出かけるため、納車された翌日に、さっそくホリデイ・スポット更新を行って地図データを新しくしました。
その時、こんなことになろうとは思わなかったのですが、地図データの更新作業をしているパソコンのモニターをスマホのカメラで撮っていました。
更新をする前の様子
左側に『ホリデイ・スポット更新 Ver.20150401』の表示があります。
前のオーナーさんは一度も更新をされていないようで、購入された時点の地図データになっていました。
更新をした後の様子
上の写真が、ホリデイ・スポット更新が完了した画面です。
『ホリデイ・スポット更新 Ver.20180401』となっていて、更新されたのが確認できます。
その下に『市街地図 Ver.20150401』という項目がありますね。
ここが2015年バージョンのままとなっている理由は、50m以下の詳細な市街地図に関しては、ディーラーで行う全国地図更新じゃないと、更新できないシステムになっているのです。
新たな高速道路が載っていないと不便がありますが、50m以下の詳細な地図はそんなに必要ないので、これで十分なのです。
この新しい地図で奥さんは岐阜への旅行を楽しんできました。
全国地図更新は最新地図データに書き換えるサービス
納車されてから約1か月を経過する前でした。
車を購入した日産ユーカーズの担当者から電話が入りました。
何の用事かと思いながら用件を聞くと、「1か月点検のご案内です」とのこと(・.・;)
中古車なのに1か月点検があるの?
と驚いたのと同時に、日産の直の中古車販売店で購入して良かったと思いましたね。
ただ、良かったと思ったのもつかの間、担当者の口から、『リコール』の話が出たのです…
購入後1か月経たないうちにリコールって。と少しの不安を感じたものの、1か月点検と同時にリコール作業をしてもらえることになったので、ある意味ラッキーだったかもしれません。
そのリコールのことをブログに書いています。
この1か月点検とリコール修理を行うのは、車を購入した中古車販売店ではなく、新車販売店なのです。
なぜなら、ワタシが車を購入した中古車を販売している日産ユーカーズでは点検作業が行えないので、ユーザーの便利な営業所を指定して行うシステムになっています。
1か月点検と修理してもらう当日なり、ナビの全国更新をしてもらえないかお願いしたところ、更新してもらえるということ♪
カーナビの使用を開始してから丸3年経っていなかったので、全国更新が可能だったのです。
- 1か月点検
- リコール修理
- ナビの全国更新
この3つの手続きをしている時、担当の方に聞きたいことがあったので尋ねました。
新たに2年、ナビの更新が出来る『地図データ更新キット』もしくは『地図データお得クーポン』というものがあります。
聞きたかったのは、クーポンorキットを購入すると、その時点から2年間更新できるのか、ナビ使用開始後の5年間の更新なのでしょうか? と尋ねました。
すると、担当してくれた方は、この制度の知識が少なく、調べておきますとのことでした。
この時、この担当者はこんなことを言われました。
「今回、全国地図更新をさせてもらうので、例えば1年経ったとしても、その間に新しい道路はそんなに増えないので、急いでお得クーポンを購入される必要はないかもしれませんね」
こんなことを言われたのです。
確かにそうです。
クーポン購入後2年更新できるなら、先延ばしにするほうが長く使えます。
この言葉に納得して、クーポンの購入は急がないことにしたのです。
しかし、急がなくても良いと伝えた担当者は、ナビ更新の知識が不足していて、ワタシが体験する『あろうはずはないこと』になることを知りませんでした。
載っているはずの新名神高速道路が地図にない
ここまでの流れを時系列に並べてみます
- 車納車(3/20)
- カーナビホリデイ・スポット更新(自分で3/21)
- カーナビ全国地図更新(ディーラーで5/21)
全国地図更新をしてから約2か月経った7月15日の夜。
家族で新名神高速道路の宝塚サービスエリアに行ってみようとなり、出かけました。
その際、奥さんに、宝塚北サービスエリアをナビで検索してくれるよう頼みました。
しかし、サービスエリアが出てこないというのです。
宝塚北のガソリンスタンドと表示されているものがあるとのことで、サービスエリア内のガソリンスタンドだと思い、行き先に決定してもらいました。
ワタシが想定していたルートは、近畿自動車道を走り、吹田ジャンクションから京都方面に向かい、途中で新名神道路に入るというもの。
でも、吹田ジャンクションでナビが案内したのは京都とは逆の神戸方面でした。
新名神は通ったことがないため、ナビを信じて進むことにします。
するとなぜか、ナビが途中で阪神高速道路を通るように指示してきます。
これはおかしいと思い、高速道路を降りてから車を停め、ナビを見直しました。
この時点では、古いデータに書き換えられているなんて思わないので、カーナビのの操作方法が間違っていると思い、設定を何度も変えて試すも宝塚北サービスエリアはまったく出てきません。
探し始めてからずいぶん時間が経過してから『ひょっとして新名神高速道路が載ってないのでは?』と疑いを持ち、地図を確認してみました。
その結果、本当に載っていなかったのです。。。
ホリデイスポット更新で新名神高速道路が載っていることを確認
もしかしたら、ワタシが自分でホリデイ・スポット更新を行ったデータに新名神高速道路が載っていないのかもしれない。
そう思ったので調べてみました。
すると、ナビの更新を行うソフトウェアに出ていたWEBサイトに『MCシリーズ ホリデイ・スポット更新/主要地図更新専用サイト』があります。
このページの『道路・施設データ更新情報』に過去の更新履歴がズラっと出ています。
ここにホリデイ・スポット更新を行った情報が掲載されているのを見つけました。下の写真の赤い資格で囲った部分(2018年4月配信 Ver.20180401)がそれです。
全線ではなかったものの、高槻ジャンクションから川西インターチェンジまでの間が載っていることが分かりました。
しかし、ワタシが走った経路を示すナビは下の写真のようになっていました。
青い点々が、7月8日(深夜)にワタシが通った部分で、高速道路が無いところを走っているのが分かってもらえると思います。
地図データが古いものに書き換えられていることを知る
翌朝になり、なぜ新名神高速道路が消えたのか、さらに調べてみた所、カーナビのデータが古いものに書き換えられていることを確認したのです。
下の写真が、Ver.20180401から、Ver.20170401に書き換えられた後のカーナビ本体の情報です。
このことを知った2019年7月9日に、車を購入した中古車のお店の担当者に経緯を説明し、バージョンダウンし、地図が古くなっていると伝えた所「それは(点検した)店に言いますわ!」とすぐに動いてくれました。
※このように古い地図に書き換えられてしまう可能性があるのは、以下に書いてあるMCで始まるクラリオン製のカーナビで、ホリデイ・スポット更新を自分で行っている方です。7月に全国地図更新を行った場合は当てはまりません。また、他メーカー製のナビについては分かりません。
MC315D-A MC315D-W
MC314D-A MC314D-W
MC313D-A MC313D-W
MC312D-A MC312D-W
古い地図データに書き換えられてからの経緯
これからの経緯を書き留めていたので、それを使って説明していきます。
2019/7/08
地図データが古いものになっていることが判明
7/09 11:50
車を買ったユーカーズ日産の担当者に電話をして、地図データが古くなっていることを話すと「(更新作業を行った店舗に)すぐに言います」と連絡してくれることになった。
この時、点検時の担当者は女性だったけど、名刺をもらっていないので、名前が分からないことを伝える。
7/09 12:01
ユーカーズ日産から対応策の電話が入る。
1か月点検でワタシを担当した女性が判明し、私のことを覚えていたとの話。
状況を確認したいので車を日産新車販売店に持って行く日を調整してほしいと言われるが、出先だったので、すぐに電話を入れられなかった。
7/09 16:05
日産大阪店に電話すると、男性が出て、担当してくれた女性は今日休み(なぜ?)ですと聞かされた。この日の昼に電話に出たのに、なぜ休みというのか不信感が湧く。
対応してくれた男性は、ワタシを担当してくれた女性は今日休みなので、私が話を聞きますとのこと。
地図データが古くなっていた状況説明をすると、1か月点検の日の対応を確認してくれたあと、何度も車を持ってきていただくのは大変なので、(男性はデータ修正すれば良いのだろうという軽い認識だったと思う)日を決めて修正していただくことになり、車を持っていくのは8/5に決定。
7/12
日産大阪の女性担当者に電話を入れ、ホリデイスポット更新は、購入時から2年有効なのか、クーポン購入後2年有効なのか調べておいてくださいと再度お願い。
8/5 10:00
地図データ修正を行う日になったので、日産大阪に車を入れる。
更新に夕方までかかるので代車を借りる。
作業が完了したら電話を入れますとのこと。
8/5 19:16
日が暮れてから電話が入る。
地図データが古くなるのは仕様のため、元に戻すことはできないと伝えられる。
今日、更新作業をしていないのですか?と聞くと、していませんとのこと。
今回の件が発覚したのが7/9で、それから約1か月経っているのに、なぜ、車を入庫してからこのように返事になるのか理解ができない。この日も夕方まで何をしていたのか?
新しくできないのなら、最低限、元の状態に戻してほしい。そのようにしてくれないと困ると伝えたところ、翌日、ワタシに電話入れるとのこと。
8/6 09:00
日産大阪から電話が入る。
クラリオン製以外のナビについては分からないが、この製品はこのよう仕様なので、新しくもできないし、元に戻すこともできないと、同じことを繰り返される。
バージョンダウンになったのは理解も納得もできないと伝えるが、仕様なのでの一点張りで通される。
8/6 13:15
車を買ったユーカーズ日産の(男性)担当者に電話を入れる。
点検を行った日産大阪店との中に入ってもらうことにした。
8/6 14:29
クラリオンに電話。バージョンダウンになることはあり得ない。日産のクラリオン対応、もしくはクラリオンの日産対応の窓口が福島にあるので、そこに確認してもらったら分かりますとのこと。(その後、オートバックスなどで購入したナビはダウンすることはないが、日産の場合独自の仕様だと知る)
8/6 16:24
ユーカーズ日産から電話が入る。そんな仕様になっているとはユーカーズ日産も知らなかったとのこと。
日産大阪の話ではワタシのカーナビのデータを新しくするには、地図データお得クーポン(10265円)、もしくは地図データ更新キット(30240円)のどちらかを購入する必要があるとのこと。
日産大阪の担当者は、その費用負担をワタシにするよう誰かが伝えなくてはいけないとユーカーズの担当者に話したところ、ユーカーズの担当者は、自分の口からそんなことは言えないと伝えたとのこと。
ワタシは当然、日産がこの費用を負担して、少なくとも、元の状態に戻してもらうのが筋だと思うが、そのようにできない理由があるとユーカーズの担当者に教えてもらった。
1か月点検・リコール修理・クーポンを使ったナビ更新で、費用が発生しなかったこと。
理由その2
点検してもらった日産大阪の店は新車販売の店で、中古車を買ったワタシはこの店の顧客ではないこと。
もし、有料修理点検だったり、新車を購入しているなら、その利益を削ってクーポン購入の負担も考えられるが、ワタシはこのお店に何の貢献もしていないので、費用はワタシに払ってもらいます。ということのようです。
こんな道理はまったく納得できないものの、本来なら6か月点検と12か月点検の際にしか購入できない『地図データお得クーポン(10265円を10000円に)』を購入できるようにするのと、洗車のサービスを行うという、(日産大阪の)譲歩案を出していますがどうしましょう?
と、ユーカーズの担当者から聞く。
通常、1か月点検の際は、お得クーポンを購入することはできず、地図データ更新キット(30240円)を購入しないといけないルールになっているようです。
しかし、ワタシの場合、3月に車を購入しているので、来月9月に6か月点検なので、譲歩してもらった感覚はないのです。
なぜ日産の不手際の尻拭いをワタシがするのか、まったく納得できないものの、事を荒立てても気分が良くないので、譲歩を受け入れ洗車サービスと、お得クーポンを購入して、地図データを新しくすることにして、その作業を8/8にしてもらうことに決定しました。
8/7 13:39
この日は日産営業所定休日。
一晩経っても、釈然としないのと、ブログを書く前の裏取りのため日産お客様相談室に電話を入れてみる。
ナビ担当者が対応してくれた(これ大事)。
該当ナビケーションの型番や車の車台番号などを告げ、これまでの経緯を説明し、地図バージョンがバージョンダウンすることはあるのか聞いてみる。
差分更新といって、新しいものを加えていくだけなので、バージョンダウンすることはないとの返答をもらう。
相談室が表に出て動いてくれるのではなく、まずは点検を担当してくれた日産大阪の本部に経緯を連絡して、日産大阪、もしくは、日産お客様相談室から(ワタシに)連絡を入れます、その中で該当ナビの様子も調べます。とのことで電話を切った。
ダウングレードすることは無い。との返答をもらい、やっぱりワタシは間違っていなかったと確信。
8/8 09:36
日産お客相談室から電話が入る。
昨日、私が話したナビデータが2017になっているのは、更新月が5月なので間違いありませんとの話。その際、ナビのスポット更新を行った際のパソコン画面を写真に撮っていてホリデイスポット更新が20180401のデータになっていたが、大阪店で更新後、20170401の古いものになっていたと追加説明した。
ともかく、地図データが古くなることはないと教えてもらったので、今日行うはずだった作業は止めてもらうことにしたとも伝えた。
8/8 10:02
ユーカーズ日産に電話を入れ、本日行われるクーポン購入の作業を止めるよう、日産大阪に伝えてもらうことにした。
その際、日産相談室で聞いた話によると、全国更新もホリデイスポット更新も同じデータベースを使っているためバージョンダウンすることはないと説明を受けたたため、ワタシがお金を払うのは道理に合わないことを伝え、日産の責任で更新が行われる前のデータに戻してほしいと伝える。
すぐには解決できなくなったので、代車を日産大阪に戻し、自分の車を自宅に戻すことにした。
8/8 10:43
お客様相談室相談室から本日(8/8)二度目の連絡が入る。
ワタシから聴いた状況が起こりえるのか関係各所に確認して、日産大阪の本部から点検担当店に連絡が入り、その返答はお盆休み明けの8月19日以降、お客様相談室か、点検をした店から連絡が入ると聞く。
8/8 午後
代車を取りに日産大阪の店舗に向かう道中、日産お客様相談室から電話が入る。
日産お客様相談室の担当者は、思いのほかナビについての返答が早く来て、ワタシの車に搭載されているカーナビは、全国更新した場合、例え、入っているデータが全国更新のデータより新しくても、古い全国地図更新のデータで上書きしてしまう仕様になっていますと聞かされる。
昨日、地図データが古くなることはありませんと話されたことは何だったの?
そんなバカな仕様があるものかと思うものの、冷静に、元の状態に戻せないということですか?
と聞くと、現状はそのようになっています。とのこと。
すでに、相談室の方がら聞いた話で『差分更新』などの件を先方に伝えてしまっこと、日産のHPには、該当カーナビゲーションの項目に、そんな注意書きはないこと、なぜ、ナビの担当者である人が古いデータに書き換えられることは無いと言い切ったのか問いただすも、仕様なのでとの一辺倒な返事。
ともかく、車の入れ替えを行わないといけないので、日産大阪に向かう。
店舗到着後、さきほど、日産自動車のお客様相談室から電話が入り、古い地図であっても上書きする仕様になっていると聞いたことを伝える。
すると、担当者は、(これまでの電話で何度も言われていたが)全国更新をするタイミングが7月であれば、こんなことにならなかったと言われる。
該当ナビの全国地図更新が新しくなるのは7月なので、5月に更新したワタシのタイミングが悪かったですね。と、単に運が悪かったということで済ませようとしているように感じる。
このように、点検をしてくれた店は間違った作業をしていないので、一歩も引きません。
該当ナビはホリデイ・スポット更新よりも、全国地図更新のほうが強いので、上書きしてしまうとの一点張りです。
しかし、今回、担当してくれた新車販売の担当者、もしくは、中古車販売の担当者のどちらか一人でも、新しい地図に古い地図を上書きしてしまうことを知っていたら、今回のようなことは起こりませんでした。
全国地図更新をしたあと、しばらく更新する必要はないでしょうと、担当者に言われたことで、(全国地図更新をしたあと)まだ日程的に余裕があったのに、自分でホリデイ・スポット更新を行いませんでした。
これも悔やまれます。
日産自動車のホリデイ・スポット更新と全国地図更新のシステムは遅くとも2012年には導入されています。
ということは、このシステムが導入されてから、最低でも7年は経っています。
その間、ワタシのような事例が無かったとは思えません。
そのことを伝えると、担当者はこのような言い訳をされました。
もし、担当者にその知識不足があったにしても、HPに出ている地図データを最新データにそっくり書き換えるサービスです、という説明はう嘘になります。
また、日産のコチラのページにはパナソニック系のナビゲーションの注意書きがあります。
このように、機種別に注意書きがあるのに、なぜ、クラリオン製のナビには注意書きが無かったのか?
この部分についても納得ができないのです。
このシステムが導入されてから最低でも7年経っています。
なのに、以下の4者
- 日産中古車販売店の担当者
- 新車販売の日産大阪の担当者
- 日産自動車お客様相談室のナビ担当者
- 日産自動車のナビ更新のHP
この4者すべてが、今回のような件があることを知らなかったとは信じられません。
この顛末の結論が出るのは来週、8/19日以降となっています。
結論が出たら、また書いてみます。
※ここから追記
2019/9/17 6か月点検で日産店舗に行く
6か月点検でのオイル交換に加え、前輪の異音対応でスタビライザーブッシュ交換のため日産店舗に行く。
6か月点検の前、この異音対応で2度ほど日産店舗に行くも、今回のナビ担当者からの挨拶も進捗状況の話もありませんでした。
予約の午前10時に行くと、16時頃には完了していると聞き、代車で自宅に戻る。
16時に日産店舗に行くも、まだできていないとの話。
作業が終わったら電話しますとは聞いていたものの、それは、早く終われば連絡してくれるものと理解していたのですが、遅くなる場合は連絡してくれないようです。
用事をするために一旦、日産店舗を出て、18時くらいに戻る。
スタビライザーブッシュやオイル交換は完了したが、一つ気になる点があると伝えられた。それはバッテリーの性能が落ちているとのこと。
余談になりますが、その後、保証でバッテリー交換を行った時のことをブログに書いています。
6か月点検を終え、店舗を出る時、ナビの件の担当者がいたので、進捗状況を聞くと、その件は、クーポンをワタシが購入することで決着がついていると話すので、日産お客様相談室の担当者との話で、今後の対応をお盆過ぎに連絡することになっていることを伝え、店舗を出る。
2019/9/20バッテリー交換で日産店舗に行き 進捗状況を聞く
バッテリー交換のため日産店舗に行くと、ナビの件の担当者がいたので、進捗状況を聞くと、日産お客様相談室の担当者が体調不良で休んでいるため、確認できない状況です、とのこと。
今さら、返事を急ぐつもりはないので、話が出来たら巻絡してくださいと伝え、店舗を出る。
2019/10/03日産お客様相談室から電話が入る
連絡が遅れてすみませんでしたという話の後、聞かされたのは、該当ナビのマニュアルに書いてある通りなので、古くなった地図を元の状態に戻すことも、新しくすることもできませんとのこと。
マニュアルを読まなかったワタシに落ち度があり、説明をしなかった日産側には何の落ち度もなかったという結論になっているようです。
元に戻せないなら、リビルド品で良いので、新しい地図データのものに交換してほしいと伝えるも、それもできないとのこと。
とにかく、ワタシがナビを更新できるクーポンを購入するしか、ナビデータを元の状態に戻すことはできないと言い切られました。
ナビ更新をした日産販売店の担当者、お客様相談室の担当者の両者がミスを認めているのに、日産としてはこのような対応しかできないことに驚いています。
何百万もする車を販売している日産が、クーポン1枚で解決できることを逃れようと頑なになる理由が分かりません。
高級車を購入したわけではありませんが、それでも、車を購入するには、まとまったお金が必要なので、どうも釈然としません。
最終的な返事は、ナビ更新や6か月点検をした店舗から入ることになっています。
2019/10/06日産販売店から電話が入り決着
10/5に一度電話が入っていましたが、仕事のため出られず、翌日、6日に電話をかけました。
お客様相談室から販売店舗にはメールで連絡が入るようです。
(相談室と販売店の担当者のコミュニケーションはメールのようなので、細かい話はできていないことが後に分かりました)
それを受け、電話が入ったのです。
結果は何も変わらず、地図データお得クーポン(10265円を10000円に)と洗車のサービスをする。ということだけでした。
販売店は、6か月点検や12か月点検時以外は、30240円かかる地図データ更新キットを10000万円にするという大幅な譲歩を行っているという認識のようでした。
しかし、ワタシはすでに、6か月点検をナビ更新を行った日産販売店で済ませているので、譲歩してもらったという認識は持てませんでしたし、納得はしていませんでした。
でも、ここまで頑なな会社を相手に相談をしても、もう無駄だと判断し、複雑な気持ちを伝えたうえで、それしか出来ないのであれば、(日産販売店が出した)譲歩案を受け入れる旨、伝えました。
そうすると、一度、上の者と相談して、後で連絡を入れますと言う流れになったのです。
その結果、上司と相談して、更新にかかる費用は頂かず、クーポンを発行して『有料化』させてもらいます、とのこと。
『有料化』というのは、個人で出来るホリデースポット更新と1度の全更新を可能にすることを、そう呼んでいるそうです。
急転直下、なぜこのようになったのか詳しい理由は分かりませんが、問題が起きた後も点検などで、この店舗に足を運んでいたのが、その理由になっているような気がします。
この譲歩をありがたく受け入れ、その際、泡洗車というものをしてもらうことにしました。この洗車は実費を支払います。
ナビデータが古くなったと判明したのが7月でしたから、足掛け3か月かかり、決着を見ました。
お客様相談室に、日産HPの不備を伝えていますが、まだ、クラリオンのナビに関する追記はありません。
日産純正のクラリオン製のカーナビゲーションを自分でアップデートをするホリデイスポット更新を行う方は全更新の際、くれぐれもご注意ください。
以下、このブログを書くために参照したサイトです
ソフトウェア更新情報
道路・施設データ更新情報
MCシリーズ ホリデイ・スポット更新/主要地図更新 専用サイト
地図ソフト情報(お得な有料入庫パック通常販売品任意更新用)
ホリデイ・スポット更新
Smart Access Updater
地図更新の方法
コメント
こんにちは
この件ですけど、一つ前のMC314だとナビの取扱説明書に記載されてるんですが、
MC315だと記載が省かれていますね。そりゃ・・・。
https://www.nissan.co.jp/OPTIONAL-PARTS/NAVIOM/DOP/manual_mc314d-aw.pdf
P195を見てください。
それから、お得クーポンに関しては、ディーラーさんが説明を間違えてます。
お得クーポンは地図更新可能期間を「利用開始日から5年」に伸ばすためのクーポンなので、今回の場合「2021年7月5日まで」になります。
MC315だと20年の7月でサポート終了だと思いますので、
スポット更新で更新しつつ、
20年の7月以降に全国地図更新して(これで20200401の市街地地図をインストール)
またスポット更新するのが良いのでは?(最長で20210601版)
>Taku_i さんこんにちは
情報ありがとうございます。
MC314のイラストだと、分かりやすいですね。
クラリオン製に限らず、ナビ更新についての知識は新車、中古車のディーラーともにあまり深くないように感じました。
自分で理解する必要があるのでしょうが、説明書を一から見ることはほぼありませんので、まさか古くなる仕様があるなんて、日産のお客様相談室のことでも知らないことを、ワタシが知る由もありませんでした。
MC314の説明を改めて見るにつけ、このヘンテコな仕様が事前に頭に入っている人以外、一見して理解する人はほとんどいないんじゃないかとも感じました^^
今年、Taku_i さんが書かれている通りのスケジュールで更新作業を行うようにします。
ありがとうございました。
私もノートのナビデータ更新を考えていましたのでこの記事に出合いましたが、記事読んでてディーラ一他の対応に自分のことのように腹が立って腹が立って!私だったら裁判してたかも!筆者さんの貴重な時間と精神的苦痛はどうしてくれるんでしょうね!
本当に本当に本当にお疲れ様でした!ご苦労様でした!
>マサヒコさんコメントありがとうございます。
この時は八方ふさがりになってしまい、ほんとうに困りました。
ディーラー、クラリオン、日産、すべての関係者から間違った説明をされ、責任のありかがハッキリしない状況が続くとユーザーは困り果てます。
クラリオンがカーナビから撤退した理由の一つが、こんなところにもあるのかなと感じています。