大阪も梅雨入りしました。
梅雨と聞くだけでジメジメした空気を連想しますが、今の所、高い湿度ではないので助かっています。
例年この時期になると、ショートスタイルのリクエストが多くなってきます。
今日、紹介する方も、いつもより短いスタイルを希望でした。
再度ツーブロックで、後ろは普通に刈り上げるスタイルです。
この方は、こんな感じのスタイルを何度かされています。
いつもはサイドだけバリカンを使って短くしているのですが、今回は後ろも場の感を使い、よりスキッキリとしたスタイルに仕上げています。
ではその写真を↓
サイドと襟足だけにバリカンを使い、その間はハサミを使ってボカしています。
トップにかけては、夏向きにセニングをいつもより多めに入れて軽くしてあります。
セニングを多めに入れることにより、毛束感も軽くなっています。
でも、単純に入れるだけだとスカスカになるだけで毛束感は出ないので、ちゃんと工夫しております。
ただ、これくらいの毛束感を出すには、スタイリング剤が必要ですし、髪質に助けられている部分もあります。
いくら工夫しても、この方のように、ドライヤーで乾かすだけで優しい毛束にならない方のほうが多いとも言えます(^▽^;)
でもでも、ちゃんと設計しないと、こんなスタイルにならないのも事実。
カットで追い込めるところまで追い込む。
それでも理想のスタイルにならない場合はスタイリング剤の助けを借りる。
これがワタシのカットでヘアースタイルを作る時の基本であります。
最後にとても重要な事なを一つ。
スタイルブックなどに出ている奇麗な毛束感を出すヘアースタイルの場合、スタイリング剤は必須です。
髪質によるところが多いとはいえ、カットだけでは限界があります。
ではまた♪
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