何事にも長所と短所がありますよね。
これはパーマも同じです。
パーマにも色々ありますが、
今日の話はアイロンパーマについての話。
では、アイロンパーマの短所とは?
- 柔らかい、軟毛の方はかかりにくい
- 長い髪に施術できない
これが最大の欠点。
この欠点をどうにかしたいと思い検証していますが、
長さについてちょっと補足を。
長いといっても、女性のロングヘアーのようではなく、
15~20センチ程度のことを指しています。
これくらいの長さに、根本の立ち上がりと
毛先のカールをつけたい。これが目的です。
15センチなら、いつも使っている丸アイロンで、
土管を作っていけばなんとかなるのですが、
長くなると操作が難しくなるのと、
軟毛の場合は長くなるほどカールが
出にくくなるので、その対応として検証してみたのです。
工程としては、アイロンパーマとコテパーをミックスして、
コールドパーマのテイストを入れた感じです(分かりにくい^^)
アイロンパーマで通常使うアイテムは、
パーマ剤( 1剤・2剤 ) とアイロンです。
ですが今回は、アイロンをセットアイロンに変え、
パーマのロッドを使い、さらに応力緩和水の力も
借りてみました。
アイロンパーマというのは、熱変性を利用するパーマです。
ですから、厳密にいうとアイロンパーマでは
ないのかもしれません。
熱変性をさせるアイロンパーマではないものの、
結果的に再現性が高ければ、それでいいやん。
そんな考えからの検証です。
長くて細い髪に再現性の高いアイロンパーマをかけてみたい。
繰り返しますが、これが検証目的です。
今回はいつもと視点を変えてやってみようと、
以下のような工程で試してみました。
- 応力緩和水塗布
- しばし放置
- セットアイロンでくせづけと脱水
- ロッドでワインディング
- 1剤塗布
- 2剤塗布
- シャンプー
こんな工程です。
使った薬剤はコチラ↓
では写真でその様子を。
まず、ビフォー写真を↓
応力緩和水をハケで塗布して数分放置します↓
ドライヤーで軽く乾かし
セットアイロンでくせづけと脱水します↓
ここにロッドでワインディグしますが、
アイロンで癖づけしたのは左のロッドだけで
右のロッドはアイロンをせずにワインディング
ここにDO-S L-8を塗布します↓
放置時間12分でテストカールします。
この段階で差は感じられません、↓
ブロム酸を4分4分の二度づけしてロッドアウト
アロインのほうが少しカールが強く見えます↓
シャンプーしてタオルドライしました↓
ドライヤーを使うとアイロンパーマの再現性が
よく分からないので、石油ファンヒーターの熱を使い
自然乾燥のようにしてみました
仕上がりです↓
最初に書いたように、薬剤工程で考えれば
コールドパーマなのですが、
その前に応力緩和水で「応力」して、
セットアイロンの脱水で「緩和」。
このように「応力緩和」をしてから
パーマの工程をしています。
アイロンの熱は130度でした。
これはコテパーの要素を取り入れ、
低めの熱で髪の負担を低くしています。
コテパーの場合は
1剤塗布
↓
アイロンワーク
ですが、今回は
アイロンワーク
↓
1剤塗布
なので、薬剤塗布のタイミングが違います。
アイロンワークの前に、ドライヤーである程度乾かしています。
感覚で言うと、酸性矯正の時の水分量ですね。
その状態で湯気を出し、脱水していきました。
要するに、ロッドを巻く前に一度「応力緩和」をしてから、
パーマをかけています。
2剤の前にR-STOPを使おうかと思ったのですが、
今回はシンプルに試してみたかったので使っていません。
仕上がり写真を見ると、その差は感じられません。
もっとハッキリと差が出るだろうと予想したのですが、
思ったほどの差はありませでした。
でもね、見た目はこのように差がないのですが、
触感とハリが少し違うんです。
あくまで少しで、大きな差ではありません。
これがパーマの持ちに影響してるのかどうか?
検証を続けてみます。
=== / / / === / / / ===
大阪府東大阪市の近鉄奈良線と
JRおおさか東線の河内永和駅から
徒歩8分のヘアーサロン
DO-S シャンプー
バーデンス スキャルプシャンプー
販売・取扱店
大阪府東大阪市長栄寺21-25
お店の地図はコチラ
ご予約のお電話はコチラ 06-6781-6459
営業時間
火曜~土曜 / 9:00~7:30
日曜・祝日 / 8:30~7:00
『1月の定休日のお知らせ』
19(月) ・20(火)
26(月)
『2月の定休日のお知らせ』
2(月)
9(月) ・10(火)
16(月) ・17(火)
23(月)
コメント