【理容室・理髪店・床屋・散髪屋】
これらの店で行われているメニューの一つが「顔そり」・「シェービング」。
顔そりは女性もされますが、今日は男性の『髭剃り』についての話です。
初めて来店されたその方は肌が弱そうだったので
『ヒゲは軽く剃っておきますね』
とお伝えしたところ、一緒に来られてた奥さんがこんなことを口にされました。
「ヒゲは毎日剃ったら。と言うんですけど痛いからと言って剃らないんです」
続けて
「毎日剃ったら肌も強くなるのに」
なるほど そんな考えもあるか
と思いました。
学生時代、器械体操をしていまして、手のひらにたくさんのマメができていました。
器械体操と手のひらのマメは切っても切れない関係。
子供のころ、鉄棒やうんていでマメができた方がいると思います。
この場合、マメができる場所はこのあたりだったでしょう↓
鉄棒や吊り輪に対し、平行棒やあん馬は体を支える姿勢が続きます。
この場合、手のひらのこのあたりを酷使します↓
酷使すると、マメこそできないものの、手のひらの皮が厚くなっていくんです。
マメに加え、手のひらの多くの場所の皮が厚く、ゴツくなっていきます。
皮が厚くなりすぎると手に違和感を覚えるようになっていく。
そうなってくると、皮をカッターの刃で薄く削っていたんです。
削ることを繰り返し、違和感がなくなるようにしていきます。
皮が厚くなる。
これって、肌が強くなったと言えるのかもしれません。
しかし、そこに至るまでは、激しい運動があってのことなんですよね。
これをヒゲに置き換えた場合、一日何度も髭剃りを繰り返すことになります。
もし、これを実行しても、カミソリ負け、肌荒れが続くだけで顔の皮が厚くなるほど続けられない。
そもそも、顔の肌をそこまで酷使できません。
そんなことで
「毎日(ヒゲを)剃ったら肌も強くなるのに」
この言葉を聞いたあと、髭剃りすることで、肌が強くなることはないと思います。
このように伝えました。
ちなみに、上の写真のような一枚刃、三枚刃や五枚刃のような安全カミソリより、電気カミソリのほうが肌への負担は少ないです。
でも、肌が弱い人は、電気カミソリでも肌荒れするのでご注意ください。
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした
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