奈良県に桃源郷かと思う桜の山があります。
その名は『高見の郷』。
高見山という山にある桜の名所です。
今日は桜の名所『高見の郷』の話であります。
高見山
と聞いてかつての大相撲の力士を連想する人はそこそこのお年の方かと思います^^
かく言うワタシ自身がそうでして、最初にお客さんから聞いたときに、足の長い、あの高見山関が頭に浮かびました。
高見山は奈良県東吉野村と三重県の県境にそびえる山です。
先週土曜日のことでした。
奈良県吉野郡川上村で美容室を経営されている『いーさん』こと鍵谷さんから連絡が入り、高見の郷が満開ですよ! 見に来ませんか? シゲさん、ノリさん夫婦も来られます。
と連絡をもらったのです。
いーさんには、2021年の6月にコアジサイを見に来ませんかとお誘いを受けたのに続き2度目のお誘いで、いやはや嬉しいこと。
その時のブログと写真です↓
先週、高見の郷の桜の満開宣言が出ていたので、行きたいな。と思っていました。
でも、朝は親の面倒を見ないといけないし、夕方には大切な用事があって必ず大阪に戻らないといけない。
そんなことで、行こうか行くまいか迷っていたのです。
そう思っていた所に、背中を押してもらったような連絡でした。
少々考え、妻にも相談すると「行って来たら」との返答。
よし行こう! と決めました。
いーさんたちはランチを食べてから高見の郷に向かうということ。
ワタシはランチの時間には間に合わないので、現地で合流しましょうとなっていました。
この日の出来事を、それぞれブログに書かれています。
いーさんブログ
シゲさんブログ
のりさんブログ
このお三方に会うのも楽しみにしていたんです。
というのも、コロナの影響で講習が減り、人と会う機会が失われていたので、常日ごろ努力している方に会うと、刺激をもらえますからね。
高見の郷に到着したのはお昼過ぎ。
しかし、第7まである駐車場はすべてcloseしていて「警察の指示により駐車できません」と書いた看板を手に持った係員が立っている。
テレビで放送されていたと、うちのお客さんから聞いていたので、その影響もあるかもしれません。
申し訳なさそうに説明してくれる係りの方の話を聞き、今回はダメだったか。と諦めることに。
高見の郷への送迎をする駐車場から少し山を下ったところにある林道の入り口のような所に少しスペースがあったので、車を止めてエンジンを切り、いーさんに連絡を入れました。
最初、電話を掛けたのですが、だれからの電話か分からなかったようなので「(間違ってないけど)間違いました」と電話を切り、Facebookのメッセンジャーの電話にしました^^
駐車場が満杯で止められないので、食事をされている所に行きます。
と伝えた所、山奥にあるレストランで、細い道を通っていく分かりにくい場所にあり道順を説明できませ~ん。との話(笑)
高見の郷には、人が減った3時頃に行くことにしますとのお話だったので、それじゃワタシの時間が合わない。
桜は仕方が無いにしても、みんなに会えないほうが残念でした。
電話を切ってから、こういうこともあるかと気分を切り替え、途中、(もう葉桜だろうけど)又兵衛桜でも見てから大阪に戻ろうと思い、車を出しました。
ワタシのように駐車場を諦めて山を下る車の後に続き車を走らせ、高見の郷の駐車場の前を通りかかったときでした、前の車が停まったんです。
なんと
なんと
なんと
タイミングよく車が出ていったのでしょう。前の車に続いて駐車場に入ることができたのでした。
いーさんに連絡入れて無かったらこのタイミングで入ることはできなかった。ラッキーラッキー。
でも、送迎バスはやってこない。とのことで、高見の郷入り口の駐車場まで歩いていくことに。
山道を10分ほど歩き駐車場に到着。
入場料金1000円を払い、バスを待ちます。
高見の郷の桜は綺麗なんですが、実はこのバスがテーマパークの絶叫系アトラクション並みの怖さがあるんです。
下の写真の急坂を上るんですが、写真だと、その恐怖は伝わりにくい。
でも、この急斜面を歩いて上るのは辛いし時間もかかる。
バスを待って乗り込み、高見の郷に到着。
2回目の高見の郷の桜を楽しんできました。
ここ、高見の郷の桜はソメイヨシノの後に満開を迎える枝垂れ桜。
今回は満開を少し過ぎたせいか、色がちょっと褪せていましたが、見事な桜でありました。
2019年に行ったときと比べると、桜が大きくなり、植樹も行われているのでしょう、本数も増えているようでした。
また、訪れる人も多くなっているのでしょう、売店が増えていたり
無人の電動カートが導入され、山の頂に近いところまで運んでくれるようになっていました。
このカートで運んでもらっても、頂上までは階段を上る必要があるので、足腰に不安がある方は、そのままカートに乗って降りて行ってもいいと思います。
カートに乗るだけでも上の写真のように、道中の桜を楽しむことができます。
ちなみにこのカートは無料でした。
頂上から見る高見の郷の様子が桃源郷と言われる理由です。
ほぼ同じ場所で撮った2019年の写真と比べてみると、桜が大きくなっているのが分かります。
2019年
2023年
このように成長を続け、もっと鮮やかに美しくなっていくのでしょうね。
ここからの話はワタシの勝手な想像ですが、第二の高見の郷を作ろうとしているのかな?
と思ったことがあるので書いておきます。
下の写真は2019年のものでして、赤い丸で囲んだあたりは木が生えていました。
しかし2023年は下の写真のように木が伐採されていて、つづら折りの林道のような道が見えるようになっています。
土砂くずれ、計画的な伐採、理由は何なのか分かりませんが、ここにも桜を植えて第二の高見の郷を作ろうとしている?
そんなふうに感じたのでした。
桜を堪能した帰りはバスに乗らず、徒歩で山道を下ることにしたのはバスに乗りたくないから^^
段の高さがまちまちの急な階段が続くので、駐車場に着くころには足が半分笑っておりました。
そして今もふくらはぎが筋肉痛であります^^
ブログの最初のほうに貼った、同じ日に高見の郷に行くはずだったお三方のブログを読んだ方はお分かりでしょうが、実はこの日、高見の郷に上ったのはワタシだけだったのでした。
来年、一緒に見られることを願っています。
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした
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