「トリートメント」ってするほうがいいの?
こんな質問を年に何度かされます。
毛染めやパーマをしていなくて
極端な話、ボーズに近い短いヘアースタイルで、毛染めはしていない。
こんな方にトリートメントは必要ないでしょう。
しかし、ボーズに近い短いヘアースタイルであっても、アイロンパーマや毛染めをしていたなら、トリートメントをしても良いんじゃないかと考えています。
パーマや毛染めをしていると、どうしても髪が傷み、ブラシの通りが悪かったりします。
そんなとき、トリートメントをしておくと、セットしやすくなったり、手触りも違ってくるのです。
トリートメントが必要か否かは、その方の髪の状態によりけりということです。
このトリートメントと言われるものはたくさんの種類がありまして、髪に良いとされる新しい成分も次々と登場しています。
そんな成分の中で
「トステア」
「エルカラクトン」
という成分が入ったものを、11月から使っています。
それぞれがどのような働きをするのか、簡単に説明してみます。
トステアとは
形状記憶効果のある成分でして、髪の表面にあるキューティクルを引き締め、手触りをよくする効果もあります。
さらに言いますと、くせ毛を落ち着かせる働きがあり、うねり程度の癖を扱いやすくする働きが期待できます。
エルカラクトンとは
ヘアカラーやパーマで傷んだ髪のキューティクルを補修する働きがあります。
そしてこちらも「トステア」と似た、髪のうねりなどを抑え、手触りをよくする働きがあります。
その効果が持続する(トステアも同じく持続性があります)特徴があります。
さらに、細い柔らかい髪にハリコシを与える働きがあります。
どちらの成分にも言えることは、その効果を発揮させるにはドライヤーやヘアアイロンにより、髪に熱を加える工程が必要だということ。
熱を加えることにより毛髪と反応、そして髪の表面で結合し性能を発揮します。
一般的なトリートメントは髪をコーティングすることでツルツル・サラサラの手触りを得られます。
しかし、その効果は一時的でシャンプーをすると取れてしまうものがほとんどです。
一方、今日のブログで紹介している「トステア」と「エルカラクトン」配合のトリートメントはシャンプーしただけでは取れない持続性があるのが特徴です。
トリートメントと書いておりますが、シャンプーと同じくお風呂で使うようなトリートメントではありません。
ドライヤーを使う前や、ヘアカラー、パーマの薬剤に入れて使います。
繰り返しになりますが、塗布してから熱を加えることにより効果が出るものなので、ちょっと面倒な面があります。これはデメリットの一つといえるでしょう。
当店では、トリートメントメニューとして導入しています。
髪の長さにより使用量が違ってくるので料金に幅があり、カットやヘアカラー、パーマの料金にプラスするメニユーとなっています。
詳しい料金についてはコチラをごらんください
このトリートメントを使ってヘアカラーをさせてもらった方の写真を貼っておきます。
アイロンの熱を加えると髪に艶が出ます。
その熱の効果と、トリートメントの効果が合わさり、きれいな艶が出ています。
自宅でシャンプーしたあと、ドライヤーで乾かしただけでは、ここまでの艶にはなりません。
でも手触りや指通りは、一般的なトリートメンより継続します。
艶に関しては、ドライヤーでしっかり乾かしてあげることで、ある程度取り戻せます。
こんなトリートメントを新年2025年最初の新メニューとして取り入れました。
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした
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