他人の空似
世の中には似ている人が3人いる
こんな言葉がありますよね。
そんな言葉を実感したのはワタシが19歳の時でした。
19歳のワタシは理容師になるため専門学校に通っていました。
学校は、大阪は日本橋の黒門市場の近くにある高津理容美容専門学校。
当時、理容科1クラス・美容科3クラスの合計4クラスある学校で、同級生には遠方から来ている人もいました。
その同級生の中に、ワタシに似ている人がいたんです。
休憩時間にその友達と話をしていました。
そこに学級委員長がやってきまして、ワタシに話をするんです。
ところがワタシには「何のこっちゃ、まったく分からん」話でした。
それもそのはず、学級委員長は、ワタシの隣にいる、同級生に話をしているつもりだったのです(笑)
その、ワタシに瓜二つだった友達が、突然店にやってきました。
奥さんに撮ってもらった写真がピンボケですが、ね、似てるでしょ
と言いたかったのです。
でも、似てると言われたら、ちょいとショックです(笑)
19歳の時、身長や体形がほぼ一緒だったのに、なんでこううなったのか?
ワタシは19歳の頃と比べると4キロほど増えています。
でも彼は…(笑)
明らかにディスってますが、彼はとても努力家なんです。
彼は芦屋で理容室を経営していて、あの阪神大震災で店舗が被災したあとも頑張っています。
同業の彼がなぜ定休日でもない日に来てくれたのか?
話を聞くと、お店を改装しているということで、その時間を利用してカットをしにきてくれたのです。
ビフォー写真を撮るのを忘れたのですが、来てくれた時は、四角いおっちゃんのシルエットだったので、ちょいと丸いシルエットにしてみました。
同業者のカットをするのって、緊張するのですが、実は二回目。
先に書いた阪神大震災の直後見舞いに行き、店の中で生活している彼の髪をカットしたのです。
子供が同い年なので近況報告をしたり、仕事の話をしたりと、楽しい時間を過ごしました。
同級生っていいなと思った一日でありました。
彼は芦屋で「ヘアーサロン・ビクトリー」というお店をしています。
一人ヘアーサロンで予約制となっています。
場所は、ブログやHPはないので、エキテンのページで確認してください。
ではまた♪
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