理容室・床屋さんのシャンプーって、どんなイメージがあるのか?
そう思って『理容室 シャンプー』のキーワードで検索してみました。
すると、予想していたように出てきた言葉が
前かがみ
下向き
うつ伏せ
という文字。
理容室では、前かがみ・下向き・うつ伏せでシャンプーしている印象・固定概念があるのだろうと思います。
理容室のシャンプーの印象
理容室・床屋さんのシャンプーってこんなイメージを持たれていると思います。
椅子に座ったままの様態で泡立て、シャンプーしていますね。
座ったままのシャンプーなのに、ネーミングは『スタンドシャンプー』という呼び方をします。
立ったまましてる訳じゃないのに『スタンドシャンプー』(笑)
なぜこんな呼び方になったのか理由は知りません。
椅子に座ったままのスタンドシャンプーをしてから、泡を流すときは、このようになります↓
この様態を見て
前かがみ
下向き
うつ伏せ
という言葉が出てくるのだろうと思います。
前向きのシャンプーも技術が必要
ゲストがこのシャンプーにどのような印象を持たれるか分からないのですが、実のところ、このシャンプーにも技術が必要なんです。
シャンプーを習うとき、大きく手を動かすようにと教えられます。
これはシャンプーの基本。
ただ、手を大きく動かすと言うことは、泡を飛ばしたり、落とす原因になります。
泡を落とさず、飛ばさず手を大きく動かす。
これがけっこう難しく、理容師になりたてのころ、泣きそうになりながら練習していました^^
前向きのシャンプーも可能です
当店、オーパス21でもこのように下を向いて流す『スタンドシャンプー』も行っています。
前向きのシャンプーをリクエストされる方は、首に不安のある方。
首が痛いと、後ろ向きのシャンプーは負担になります。
このため、前向きのシャンプーをリクエストされることが多いのです。
首に優しいシャンプー設備を導入
当店の場合、9割の方は後ろ向きに流すシャンプーをしています。
このように仰向けでシャンプーするのを、ワタシたちの業界では『バックシャンプー』とか『サイドシャンプー』などといいます。
このシャンプーの方法だと、首をシャンプー台に乗せて流すことになります。
となると、首に負担があるのです。
首に優しいシャンプー設備はどのようなもの?
そこでオーパス21では、首の負担を少しでも軽減して、楽にシャンプーをしてもらえるよう、昨年(2017)の改装時に首に優しい設備を導入しています。
首に優しい設備。
それが、下の写真で矢印で示した黒い部分です。
この黒い部分に首を乗せる姿勢でシャンプーします。
ということは、この一点で頭の重さを支えることになります。
そこで、オーパス21では、首の負担を和らげるように作られた、新しいシャンプー設備を導入したのです。
この黒い部分にどんな秘密があるのか?
黒い部分は先に書いたように、この一点で頭の重さを支える場所。
なので、柔らか~く首を支えるようになっているのです。
このように、黒い部分が柔らかいジェルとなっていて、ここで首を支える構造になっています。
ジェル製クッションとはいえ、首の負担をゼロにできるものではありません。
でも、一般的なシャンプー設備と比較すると、何倍も負担が軽減されるのは間違いありません。
オーパス21では、このジェルクッションにより、首の負担を和らげ、楽にシャンプーをしてもらえようにしています♪
以上
オーパス21の前田でした♪
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