ここ数年、キッチリ染めない白髪染めの需要が増えています。
白髪を目立たなくするための白髪染めでして
いかにも
染めました
というわざとらしさの無い染め方を好む方が増えているのです。
そんな白髪染めの新薬剤のテストを行う講習を、地元の理容師仲間と行いました。
今回はワタシを含めた三人がモデルとなり、2色のカラー剤のテストを行いました。
プロ用の毛染めの薬剤は、メーカーが参考となる色を示したパンフレットなどを作り、使用者に理解してもらう工夫をしていますが、実際のところ、使ってみないと分かりません。
そのためのテストを行なったというわけです。
ここ数年で、随分白髪が増えたワタクシ。
ちょうど染めようと思っていた所に、この講習が入ったので、モデルになる事を申し出まして、色の具合を自分の髪でテストすることになりました。
その、ビフォー写真を貼ってみますが、ちょいとブレております(^▽^;)
すでにカラー剤を塗布している最中に撮っておりますが、塗布終了後が下の写真です。
この時点では薬剤は白く見えますが、薬剤が反応してくると、色が変わってきます。
所定の時間放置すると、カラー剤が発色して、下の写真のように変化します。
その後、シャンプーをした、仕上がりがこちらです↓
よく見ると白髪が少し透けて見えるような感じになっていますが、この白髪染めは、キッチリ染めない白髪染めなので、これでOKなのです。
自分で撮ったビフォーアフターの写真も載せておきます。
以下の写真は、ワタシ自身でカラーの発色などをキチンと確認したいと思い、マニュアル露出で撮影しています。
では、そのビフォー・アフターを。
ビフォー
アフター
ワタシは横に白髪が集中しているので、そこをアップにしたものも貼ってみます。
ビフォーアフター
次は、フロントからトップにかけての染まり具合です。
手前味噌で、どうでもいいことですが、なぜマニュアル撮影で写真を撮ったのかも説明しておきます。
カメラって、被写体の色で露出を変えます。
このため、毛染めをする前と後では髪色が違うため結果として、写真として出てくる色が微妙に変わるんです。
簡潔に言うと、カラー前後の写真の色が違ってしまうことがあります。
この差を出ないようにするため、マニュアルで撮影したという訳です。
最後のビフォーアフターは、ワタシとは違うモデルさんのビフォーアフターですが、スマホで撮ったものです。
ワタシより長い髪で、白髪がそんなに多くない人のケースとして参考になるかと思います。
このカラー剤は、退色がどのようになるのかが問題なので、その結果を見て、導入するかしないかを決める予定です。
以上
東大阪の理容室
オーパス21の前田でした
コメント