大阪府の緊急事態宣言が解除され、社会活動が少しずつ元に戻りつつあります。
しかし、新型コロナウイルスがなくなったわけではなく、ウイルスと共存する形で暮らすことになり、厚労省はそれを『新しい生活様式』と呼んでいます。
この新しい生活様式の基本は『3蜜を避ける』こと。
しかし、ワタシ達の理美容室は、3密の中の一つ『密接』が絶対に避けられない仕事となっています。
このため、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、新型コロナウイルスが出る前の営業形態に、完全に戻すことはできません。
そこで、新たな新しい生活様式に少しでも近づけた営業形態にするため、色々と試行錯誤を繰り返しています。
ここにきて、頭の中で考えていたものが、ようやく形になり、必要なものも目星がついてきました。
これを踏まえ、2020年6月2日(火)より、新型コロナウイルス対策の新たな段階での営業をすることにしました。
これからそれらをお伝えしますが、必ず頭に入れておいてほしいことがあります。
感染リスクをゼロにするのではなく、低くするための新たな営業対策だということを、最初にお伝えしておきます。
感染症予防策
器具や椅子の除菌と消毒、手洗い、マスクの常時着用を行っています。
器具の消毒にはアルコール、椅子や床などは、MRSA、サルモネラ菌などを不活化させる働きのある次亜塩素酸水(PH6.5 濃度50PPM)を使用し、塩素も併用しています。
店内の清掃にもアルコールを使用したいのですが、現在、入手困難な状況が続いているため、北里大学が発表したウイルスを賦活化させる働きのある家庭用洗剤なども併用しています。
北里大学による医薬部外品および雑貨の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)不活化効果について
お客様が店内にいる間は、換気に気を付け、定期的に換気扇を回すようにしています。
予約優先で営業します
予約された方であっても、予約時間より早く到着された場合、店内に他のお客様がおられたら、店舗の外でお待ちいただくことがありますのでご了承ください。
店内に他のお客様がおられたら、待合で待つことはご遠慮いただいています。
顔そり・シェービングを再開します
しばらく自粛していた『顔そり・シェービング』を行うようにします。
対策として、私たち技術者が可能な限りフェースシールドを装着して、飛沫感染と呼吸交換を最低限にします。
ただ一つご理解いただきたいのは、天候などにより、シールドが光り使いにくい場合や、背もたれを十分に倒せない方など、フェースシールドを装着できないケースがあります。
お二人同時の施術を再開しています
ご家族以外で二人同時に施術することは避けていましたが、椅子と椅子の間にビニールシートを張り、飛沫感染を防ぐ配慮をして、お二人同時の施術を再開します。
当店の場合、厚労省が提唱する『新しい生活様式』にある人と人との間隔を空けるソーシャルディスタンスにある、最低でも1メートル空けるということができません。
間隔を空けるためには、改装工事が必要となるため、現状とても厳しいのです。
しかし、このままでは営業が成り立たないという事情があるため、このような対応にて、お二人の同時施術を再開することとしました。何卒ご理解いただきますよう、お願いいたします。
もし、どうしても、同時施術は困るという方は、通常料金とは別途でいただく形でお一人のみで施術を行うことも考えています。
以上
東大阪の理容室
オーパス21の前田でした
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