観葉植物で幸福の木とも呼ばれるドセラナ。
店にある幸福の木は、幼馴染のお母さんに、独立開業した時のお祝いでもらったもので、25年間、ワタシたち夫婦と一緒にいます。
25年の間に何度か植え替えをしています。
過去の植え替えに関しては、時期について考えたことはなく、植え替えをする気になったタイミングで行っていたのです。
この理解といいますか、気持ちが変わったのは一昨年、奈良の當麻寺に行った時でした。
當麻寺の庭園を歩いているとき、庭師の方と話をすることができたので、気になっていた桜の盆栽の植え替えについて聞いてみたのです。
庭師の方の話では、桜の植え替えは、葉がすべて落ちた初冬が一番良いと教えてもらいました。
葉が残っているうちは、桜が成長しようと頑張っているらしく、葉がすべて落ちた後は休眠状態になるので、そのタイミングが一番良いと教えてもらったのです。
観葉植物の幸福の木は一年中葉を茂らせているので、落葉樹の桜とは違う。
でも、暖かい時期に成長し、寒い時期は成長が遅くなることを、長年見ている間に感じていました。
そんな理由で、今回は気温が低くなるタイミングが良いと判断し、10月中頃に、幸福の木の植え替えを行ったのです。
理由は、鉢に対して大きくなりすぎていたからです。
この様子だと、鉢の中に根がパンパンに詰まっているはずです。
それを示すように、土の上に置いていた赤玉土を落とすと、土の表面まで根が出ています。
このようになったら限界です。
鉢からドラセナを抜くと、下の写真のような状態になっていました。
行き場を失った根が鉢の隅々にまで詰まっています。
上の写真に、2本の幸福の木が植えているのが分かってもらえると思います。
今回、右の大きな方は思い切って処分して、左の小さくて若い方を残すことにしました。
土は、赤玉とオールマイティに使える花や野菜の土を用意して、半々程度に混合しました。
過去にも同じような配分で植え替えを行っています。
ただ、今回は、元肥として油粕を数粒砕いたものも入れてみました。
今回、幸福の木と同時にコーヒーの木の植え替えも行いました。
土は幸福の木と同じく赤玉と花や野菜の土に油粕を数粒砕いたもの使いました。
過去の経験から、何の問題もないと思っていました。
コーヒーの木は何の問題もないのですが、幸福の木に変化が出てきたのです。
下の写真は、悪い変化が出た後のものです。
見ての通り、葉に元気がなくシワシワになり、明らかに良くない状態です。
このようになった原因を考えてみると、元肥として油粕をあげたのがダメだったかも?
そう考えるようになり、再度、植え替えをしたのが上の写真です。
このようになってから調べてみると、幸福の木の植え替えは5月から9月の成長するタイミングが良いとのこと…
過去に植え替えをしたときは時期を考えずにしたのに、一度も悪い変化が出たことはありませんでした。
桜と同じように考えたのがダメだったのか、肥料がダメだったのか、植え替え時に根を痛めてしまったのか、理由はいくつか考えられますが、どれが一番の原因なのかわかりません。
今回は、再度植え替えたのもダメージを与えているので、しばらく様子を見守ります。
以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした
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