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男が作る砂糖少なめのザボン漬けレシピ

ザボン漬け作り方
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『ザボン漬け』って聞いたことありますか?

子供のころに食べても、あまり美味しいと思わなかったお菓子でした。

 

アマゾンで売ってるざぼん漬。

 

このザボン漬を最初に口にしたのは、子供のころに祖母が作ってくれたものでした。

最初は甘いのに、やがて苦味が口の中に広がり、その苦味が残るのが嫌で好んで食べようとはしませんでした。

 

大人になり子供ができてからだったと思います。

正月の初詣にいった時のような気がするのですが、屋台で売っていた『ザボン漬け』を見たとき懐かしくなり買ってみたのです。

家に帰ってから食べてみると、子供のころは嫌だった苦味に耐性ができたのか、美味しいと思ったのです。

これは、ゴーヤーの苦味も嫌ではなくなっているのと同じ理由かもしれません。

 

このザボンの皮を使ったザボン漬けを自分で作ってみようと思ったのです。

そのキッカケは、ワタシと同じ九州生まれのお客さんから、田舎で採れたザボンを頂いから。

無農薬の果物特有の見た目は綺麗じゃないけど食べると美味しいザボンでした。

 

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ザボン漬けのレシピで迷う

 

ザボン漬けの作り方を調べるうち、ちょっと困ったことが出てきました。

作り方が多種多様で、どれを参考にすれば良いのか分からなくなってきたのです。

 

どれも間違っていないのでしょうが、砂糖の量と、炊く時間がバラバラなので、どれを参考にするか、数日迷ってしまうことになりました。

ともかくも、材料を書いてみます。

 

ザボン漬け材料

  • ザボンの皮1個分
  • 砂糖(上白糖)
  • グラニュー糖
  • お酢
  • レモン汁

 

材料はとてもシンプルです。

砂糖の量としてレシピに書かれているものを見ると、皮が乾いた状態の総量と同じ分量と書かれているものと、皮を水で煮た後の重さと同じ分量と書かれているものが混在していました。

また、皮の重さの倍の量の砂糖と書かれたものもあり、どれを選択するか、非常に迷いました。

 

もう一つ迷ったのが水の量です。

最初に煮るときの水の量ではなく、砂糖を溶かす水の量をどれくらいにすれば良いのか迷ったのです。

 

砂糖を溶かす水の量は、「適量」と書かれているものがほとんどなのです。

【水 : 適量】と書かれたものがどれほど多いか…

適量って、自分は分かるけど、他人、特に普段お菓子作りをやったことのない者にとったらヒジョーに分かりにくい。

レシピを作る際、分量を量るのが面倒だったり、量り忘れたときに使える便利な単語だと思っています。

 

詳しいことは追々紹介するとして、ワタシのレシピを書いてみます。

出来上がったものは、【甘すぎず】というと良く聞こえますが、少し甘さが足らないけど、ザボン漬け特有のほどよい苦味が残る出来となりました。

しかし、反省点もあるので、それらも書いていきます。

 

 

 

ザボン漬け作り方の流れ

  1. ザボンの黄色い皮を薄く剥く
  2. 皮を鍋に入れ、水をたっぷり入れて中火で30分煮る。
  3. 30分煮たら一度お湯を捨てて、もう一度30分煮る。
  4. ザボンの皮を水に漬けて一晩寝かせる。
  5. 翌朝、ザルに開けて水けをきる。
  6. ザボンの皮を軽く手で握り水を絞る
  7. 砂糖を水で溶かし、ザボンの皮を入れ、水気がなくなるまで煮る。
  8. 粗熱を取った後クッキングペーパーを敷いた皿などに並べ乾かす。
  9. グラニュー糖をまぶして出来上がり

 

ザボンの黄色い皮を薄く剥いていきます。

ザボン漬け作り方

 

表面の黄色い皮を薄く剥ぐように、ペティナイフを使って切り取りました。

ザボン漬け作り方

 

ザボン漬け作り方

 

黄色い皮を切った後の重さは176gでした。

ザボン漬け作り方

 

次に、鍋に水をたっぷり入れ、そこに小さじ2杯程度のお酢を入れてから、この皮を中火で30分ほど煮ました。

この時、落し蓋をして皮が浮いてこないようにしました。

そして、ザボンの皮が型崩れするのを防ぐため、煮ている最中はかき回さない。

ザボン漬け作り方

 

30ほど分煮たら一度お湯を捨て、食べやすい大きさにカットしてからもう一度30分煮ました。

ザボン漬け作り方

 

30分煮た後、鍋のお湯を捨てて水を入れ、ザボンの皮を水に漬けて一晩寝かせる。
(寝かせている最中、水を4回交換しました。これはあくを出すためにするようです)

ザボン漬け作り方

 

翌朝、ザルに開けて水けをきる。

1時間ほどしたら、ザボンの皮を軽く手で握り水を絞る。この時、皮を崩さないように注意。

 

この状態の重さはジャスト300gでした。

 

次に、砂糖を水で溶かします。

この砂糖の量を176gか300gのどちらにしようか迷いました。

とりあえず、176gの砂糖がどれくいの量なのか確かめてみようと思い、ボウルに砂糖を入れてみました。

ザボン漬け作り方

 

いやはや、お菓子作りに使う砂糖の量が多いのは、ケーキなどを作った時に経験していましたが、ちょっと恐ろしくなる砂糖の量でした。

300gの量を使う勇気はありません。

それどころか、176gですらちょっとマズイんじゃないの?

と思ってきたので、176gの8割の量、140gに決めました。

適量と書かれていた水の量は、砂糖と同じ140g同じにしてみました。

砂糖と水を鍋に入れ、そこに、冷蔵後にあったポッカレモンを小さじ1杯程度入れました。

ポッカレモン

 

中火でザボンの皮を水けがなくなるまで煮ていきます。

鍋の底に水気がなくなったら火を止めます。

ザボン漬け作り方

 

粗熱を取った後、クッキングペーパーを敷いた皿などに並べ乾かしました。

できれば、半日ほど天日干ししたかったのですが、雨が降っていて、できなかったので扇風機で乾かすことにしました。

ザボン漬け作り方

 

この時点でつまみ食いしてみると、甘さがほどほどの良い感じにできていました。

表面が少し乾いたくらいで、グラニュー糖をまぶます。

 

ザボン漬け作り方

 

これでザボン漬けの出来上がりです。

ザボン漬け作り方

 

こうすれば良かったかな?

と思うのは、最初にカットした表面の黄色い皮をもう少し残し気味にすれば良かったかな?

と思うことです。というのも、祖母が作ってくれていたものは、もっと黄色がハッキリしていたのです。

もしかすると、カットせずにそのまま作っていたのかもしれません。

そのほうが、黄色が強いザボン漬けになったかもしれないと思っています。

 

あと残念だったのは、天気が良い日に作れば天日干してきたのにとも思います。

天日干しすることで、味が良くなるか、変わるのか?

まったくわかりませんが、日持ちさせるためには丸一日干すほうが良かったかな。などと思っています。

ともかくも、食べておいしいものができたので、成功したと思っております。

 

以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした

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