40代以上の男性のお客様と髪の毛の話しをすると
良く出る話題が薄毛のこと。
その多くは男性型脱毛症で、髪がだんだん少なく
なっていく経過をたどっているという話です。
男性型脱毛症の影響で、薄毛が目立ってきたら、
「ボーズにしてしまう」と言われる方が多いのですが、
現実は、なかなか思い切りがつかない。
という方が多いのです^^
でも、中には思い切って短くされる方もいて、
今日紹介するのはそんな方です。
実は写真の方はワタシの友人でして、
さきほど書いた「ボーズにしてしまう」
ということを実践した数少ない一人なのです。
そんな彼のことを、よく引き合いにだして
話すことがあるので写真を撮らせてもらいました。
シャンプーした状況がこんな感じです↓
天頂部から薄毛が進行しているのが分かりますね。
では実際のカットの様子を。
バリカンを使ってボーズにカットしますが、
単純にバリカンだけでカットするのではありません。
まず、横と後ろの下部を除き、5mmのバリカンでカット。
それから横と後ろを2mmでカットします↓
5mmと2mmの境に濃い部分が残っていて、このままだと
お笑いタレント、キャイーンのウド鈴木さんの
ような感じです。
ここからがプロの仕事。
この境目をハサミを使ってボカしていきます。
で、仕上がりがこんな感じ↓
なぜこのように面倒くさいをことをするのか?
薄毛を分かりにくくする一つの方法として、
薄い部分とそうではない部分の色彩を合わせる
という方法があるのです。
毛の密度が濃い部分は、色彩が黒い。
薄毛の部分は色彩が薄く地肌が見えている。
この方法を写真ではなく文章で書くと
濃い部分は短くカットして地肌が見えるようにして
薄い部分は少し残して地肌が見えにくくする。
こうして色彩の差を近づけることにより、
薄毛を目立たなくするのです。
彼はこのスタイルにしてから、上手い事、
ごまかしたなぁ。と言われるそうです^^
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