昨日は理美容室で必要不可欠な消毒についての講習を受けてきました。
理美容室は本来、公衆衛生に携わる仕事なのですが、今はファッションに関係する仕事のように捉えている方が多いと思います。
ともすれば、ワタシもそのように考えてしまうところがあるのですが、それには根本である公衆衛生があってこその仕事であると改めて認識させてくれる講習でありました。
講師は友人でもある埼玉の藤井さん。
彼は行動力に富み、とにかくポジティブな男でして、会う度に良い刺激を与えてくれるのです。
その彼が、以前から真剣に取り組んでいる公衆衛生の根本である消毒について、すばらしいアイテムを引っ提げて大阪にやってきました。
ノロウィルス・インフルエンザ・コロナウイルスに有効な消毒液フィリオ30
そのアイテムの名は『フィリオ30』。
高濃度500ppmの弱酸性次亜塩素酸水の消毒薬です。
弱酸性次亜塩素酸水の消毒薬。こういったことに詳しい方は今さら珍しいものではないと言われるかもしれません。
しかし、刃物を使うワタシたち理美容師の場合、ハサミやカミソリを消毒したあとに刃物が錆びてしまう消毒薬は使いにくいのです。
このフィリオ30は細菌の消毒はもちろんのこと、HIVやHBVウィルスに対しても効果が高い消毒薬です。
しかも、原液を飲んでも害が無く、効果を発揮した後は水に分解されるので、環境にも優しいというすぐれもの。
更に、消毒やウィルスの不活性化という役割だけでなく消臭にも使えます。
フィリオ30について、さらに詳しい情報を知りたい方は
Re-yousi.comをご覧ください。
このすばらしい消毒薬で一次消毒をして更に、エタノールなどで二次消毒をするというハイブリッド消毒を行うことにより、お客様の安全とともに、私たちの安全も守る、
まさに公衆衛生の根本を勉強してきました。
コメント
はじめまして。
もう10年以上、美容室でカットしてもらっていましたが、最近また理髪店さんでカットをしてもらいたくなりました。しかし、私自身が医療関連の仕事をしていることもあり、それなりの意識があるのでB型肝炎やC型肝炎などのウイルス感染か不安でなかなか美容室カットから離れずにいます。
そこでそういった事に真剣に取り組んでおられる理髪店さんを探してみたくなり「理髪店 消毒 大阪」などのワードで検索してみると、ここのブログに辿り着きました。
この2014/3/18のブログにフィリオ30とエタノールとのハイブリッド消毒について書かれておられました。
これはオーパス21さんでもお使いになられているのですか?