お客さんにヘアーワックスを使ってセットしたあと、手に残ったワックスを水道で流しているときでした。
いつも同じところにワックスが残っている。。。
そんなことが気になったのです。
これがキッカケとなり、ワックスを手につける位置を変えてみると、無駄なくワックスが使えるようになりました。
無駄なくといっても、ほんの些細なこと。
すでに実践している方もいるかと思いますが、ブログに書いてみることにしました。
ワックスは一般的に、掌に取ったものを伸ばしてから髪につける。という工程を踏みます。
みなさんは、ワックスやグリースを手に取るとき、どこに取っていますか?
ワタシは掌の真ん中あたり、ちょっとくぼんた所に取ってから、広げていました。
真ん中が落ち着くというわけでもないのですが、習慣で同じところに取っていたのです。
お客さんにワックスやグリースの使い方をお伝えするとき、手に取ったワックスを掌全体に伸ばすようにしてくださいと伝えます。
実際に手にとって使う量などを見てもらうこともあるので、お客さんの中には、このシーンを覚えている方がいるかもしれません。
このようにしてワックスを使った後、残ったワックスを水道で洗い流すのですが、毎度、ワックスをつけたあたり、手のひらの中央のくぼんだあたりにワックスが残っていました。
そのワックスを指先で『こそげ落とす』ようにしていたのです。
無駄だと思ったのは、この時でした。
手に取ったワックスを、手のひら全体に伸ばしているつもりでも、くぼんだ所にあるワックスは髪につきにくく残ってしまうのです。
そんなことで、手を洗う時に、残ったワックスをこそげ落とす必要があったのです。
この問題を解決するのは簡単でした。
ワックスを手に取るときの場所を変えるだけです。
具体的には下の写真の赤く囲ったあたりです。
このように、指の付け根当たりの出っ張ったところに付けるようにしてみたところ、伸ばした時に残ることなく広がってくれます。
その結果、髪につける時にまんべんなくついてくれるので、無駄なく使えるようになったのです。
長年同じことを繰り返し、それが無駄だとか、もったいないとか、そんな意識はまったくありませんでした。
今回のちょっとしたことを実践すると、水道で洗い流す時間短縮にもなっています。
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