ヘナには色々な種類がありますが、当店で使っているのは白髪がオレンジになる『ヘナ』一つです。
『ハナヘナ』という商品名のもので、まじりっけなしのナチュラルヘナとも呼ばれる種類です。
問い合わせが入った時、白髪染めと同じような感覚で話される方がおられるのですが、当店のヘナは白髪を黒くしたり茶色くしたりすることはできません。
今日は、ヘナを使い続けることで髪に起こる変化と、ハナヘナ同様にジアミンが入っていないヘアカラーについて書いてみます。
毛染めで起こるジアミンアレルギー
ジアミンアレルギー
という言葉をご存知でしょうか?
ドラッグストアなどで販売されている一般的なヘアカラー剤、そして、理美容室でも使われるヘアカラー剤の多くに『パラフェニレンジアミン』という成分が入っています。
この『パラフェニレンジアミン』は、染毛ということに対し、とても優秀で、よい仕事をしてくれます。
しかし!
『パラフェニレンジアミン(PPD)』に弱い人がいます。
弱い方は皮膚が赤くなったりかぶれたりします。
これがジアミンアレルギー。
ジアミンアレルギーはが少なからずいて、悩んでおられます。
当店では、そんな方のために『パラフェニレンジアミン』が入っていないヘアカラーを導入しております。
現在用意しているのは3種類。
HC塩基性カラー
ヘナ
マニキュア
これらすべてに言えることは、黒髪を明るくすることができないということ。
いわゆる、栗色や金髪、茶髪にはならないのです。
なので、ノンジアミンのカラーをされる方は基本的に『白髪染め』ということになります。
ハナヘナはオレンジ一色
白髪染めというと白髪を黒くするイメージがあると思いますが、さきほど紹介した中の一つ『ハナヘナ』に関しては、白髪を黒くすることはできません。
ハナヘナは、白髪がオレンジ色になるのです。
ここでハナヘナについて説明してみます。
ハナヘナとは、天然ヘナ100%で混じり物がないヘナの商品名です。
当然、最初に書いた『パラフェニレンジアミン』も含まれていません。
最近は、ヘナと言いながら、たくさんの色の種類を用意しているものがあります。
それらのヘナは、ジアミンを使って色を作り出しているのです。
当店で使う、ハナヘナは白髪がオレンジになるだけ。
黒髪に関しては、明るくなることはありません。
しかし、黒髪にはツヤが出るんです!
ハナハナを継続すると髪に艶が出てくる
ヘナを継続して使用すると艶が出るんです。
それがどのような状態なのか、お見せしましょう。
いかがでしょう。
写真撮影の際、フラッシュは使ってないし、特別なトリートメントもしていません。
それでもこんな艶が出るのです。
ただ、誤解しないでほしいのは、一度ハナヘナをするだけで、このようにはなりません。
何度も繰り返すことにより、このような艶が出てくるのです。
この方は、ヘアードネーションをするために髪を伸ばしています。
その間、気になる白いのをハナヘナでカバーしておられます。
オレンジに見える部分が白髪で、黒髪はオレンジ色にはなりません。
でも、艶が出る。
これがハナヘナの特徴の一つです。
ジアミンが入っていないヘアカラー3種類
ジアミンアレルギーということだけではなく、髪と頭皮に刺激の少ない白髪染めをご希望の場合、当店では、先に紹介した3つのメニュー。
HC塩基性カラー
ハナヘナ
マニキュア
を用意しています。
ただし、マニキュアに関しては色のバリエーションは限られたものしか置いていません。。
尚、『パラフェニレンジアミン』が入っていない、これらのヘアカラーでも、初めてご来店の方には『パッチテスト』を行ってから毛染めをさせていただきます。
パッチテストには48時間を要しますので、日数の余裕をもってご来店ください。
テスト後、48時間の経過を見て問題がなければ施術させていただきます。
初めてのご来店で、その日に施術することは出来ませんのでご了承ください。
パッチテストの料金とご注意いただきたい点
1.カットなどのメニューでご来店され、パッチテストをされる場合、別途料金は発生しません。
2.パッチテストのみを行う場合1000円で行っています。
3.パッチテストのみのご予約はできません。
パッチテストのみでご来店いただき、その後、ヘアカラーやカットの施術を行う際、1000円を差し引いてのお会計とさせていただきます。
時間がかかり、面倒ですが、体の健康を考えた施術を行いたいというのが、店長のワタシの想いですので、どうかご理解ください。
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