今日はコテパーをするときの目的が、手入れを楽にするのか? ヘアスタイルを優先するのか? どちらを優先するので変わってくるカットなどについて書いてみます。
今年の初めに、生まれて初めてのコテパーをかけられたゲストです。
その時撮ったのが下の写真です。
初回は髪の長さがギリギリでしたが、しっかりした髪質の方で、コテパーに向いています。
ほぼ直毛で、日々の手入れが大変だとお聞きしていました。
ショートヘアにすると、髪が立ちやすくなるため、余計に日々の手入れが大変なのでコテパーをおすすめした経緯があります。
初回はコテの熱や薬剤を工夫して、柔らかい雰囲気を出すように施術しています。
その後、数か月の髪の手入れはカットで行います。
カット後の様子が下の写真です。
カットするごとにコテパーのカールは少しずつ取れていきます。
取れてはいくものの、普段の手入れを考えながらカットすると、数か月持つのです。
コテパーに向いている髪質も手伝って、よく持ちましたが、約4か月経つと、さすがにカットだけでは、カールは直毛に近くなっていきます。
ということで、2度目のコテパーをかけることにしました。
その時は十分な長さがありました。
その時撮ったのが下の写真です。
毛束感を強く出すには、コテパーをかける前にカットで仕込んでいくのですが、仕込みをしすぎると、毛先の毛量が少なくなりすぎて、カットで持たせることが難しくなってしまいます。
そんな理由でセニングは最低限度にしています。
日々の手入れを優先するコテパー
スタイリングを優先するコテパー
どちらを優先するかによって、カットの方法が違ってくるのです。
コテパーそのものは、直毛の方に、髪の動きや変化をつけるもの。
あくまで、ヘアスタイルのベースとなるのはカットなのです。
以上
東大阪の理容室
オーパス21の前田でした
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