PR

ムームードメインでドメイン移管の認証コードが取れず困った話

ムームードメイン認証コード送信ボタン
スポンサーリンク

 

ドメイン移管の工程でイレギュラーな出来事が起こり【認証コード】が取得できず困りました。

何とか移管が完了しましたが、同じような状況になっている人がいるかもしれないので情報提供の意味でブログに書くことにしました。

 

今回、『ムームードメイン』から新たに借りたサーバー(Xサーバーの姉妹会社)シン・レンタルサーバーの『シンドメイン』への移管を行いました。

移管前に色々調べていると、早くて半日、長くても二日あれば終わるだろうと思っていました。

しかし実際には5日かかりました。

 

5日もかかってしまった理由は、ムームードメインで『WHOIS情報』書き換えによって取得できる認証コードが、なかなか取得できなかったことでした。

では、その流れを書いていきます。

 

スポンサーリンク

1日目 WHOIS情報公開を「お客様情報」に変更

この日は金曜日でした。

ムームードメインの管理画面から『WHOIS情報 情報公開』を「弊社情報代理公開」から「お客様情報」変更。

変更後、数時間経っても『WHOIS情報 』の欄にはムームードメインの管理会社のものが残ったままになっていました。

 

ムームードメインの管理画面に

WHOIS情報は設定・変更後、反映までに数日かかる場合があります。

とは書かれています。

 

反映されるまで数日かかるかもしれないけど、管理画面上では変更したものが出てもおかしくないのでは?

と思っていました。

あと一つおかしいなと思ったのが、ムームードメインから『WHOIS情報』の設定を変更したメールが届かなかったことです。

ドメインの移管は初めての事なので、こんなものなのかと思っていました。

 

2日目 ローマ字表記の誤りを訂正してユーザー登録情報をコピー

2日目になるも、ムームードメインからのメールが届かない。

そこで設定を見直すと『WHOIS情報』のローマ字表記の誤りを発見。

 

2005年に登録した情報が誤っていたのですが、その頃はホームページを作ることで一生懸命で、そこまで注意がいきませんでした。

誤表記がある知らせもないままだったので、そのままになっていたのです。

 

間違っていたのは『ローマ字表記』。

例えば『東大阪市』の場合

『higashiosakashi』

ではなく

『Higashiosaka-shi』

このように書かなくてはいけないようです。

 

文字の最初が大文字で「市」の部分はその前にハイフンを入れる必要があります。

そんな決まりがあるとは露知らず、ワタシは最初に登録した『higashiosakashi』のままにしていました。

 

これらを訂正してから再度『WHOIS情報』を設定変更をしました。

その結果、ローマ字表記の誤りを訂正した登録情報を変更したメールは届きました。

しかし『WHOIS情報』を「お客様情報」に変えたメールは届きませんでした。

 

届かないと不安になるもので、設定を見直したり調べたりするうち、ムームードメインではWHOIS情報は4か所訂正する必要があることを知りました。

これは、契約状況による仕様の違いだったのか仕様が変わったのかよく分かりません。

 

『ムームードメイン ドメイン移管』などで調べて出てくるサイトの情報と違っていたので気づくのが遅くなりました。

説明されている多くのサイトでは、公開情報の設定はプルダウンメニューから「お客様の情報」を選択し、変更するボタンをクリックするだけで済むように書かれているものが多かったのです。

しかし実際には、4項目のすべてで、【ユーザー登録情報をコピーする】のボタンをクリックする必要がありました。

 

 

上の写真は、『WHOIS情報』変更ページに出てくる、上の4つの項目の一番上にある「登録者情報」です。

 

変更する必要があるのは以下の4項目。

  • 登録者情報 (Registrant)
  • 管理者情報 (Admin)
  • 技術者情報(Technical)
  • 請求先情報 (Billing)

ページの下にあと3つの項目が続いていて、すべての項目でコピーするボタンをクリックする必要があります。

登録者情報に誤りがなければ、ユーザー登録情報をコピーするをクリックするだけでOKです。

 

これで間違いないと思いWHOIS情報の公開設定を確認しました。

情報公開の欄は「お客様情報公開」になっている。

でも、依然として登録者名の欄はムームードメインのままになっている。

 

 

そして、WHOIS情報変更のメールも無いし、移管に必要な【認証コード】も発行されないままでした。

 

3日目 ムームードメインにメールで問い合わせ

日が変わっても変化がないので、さすがにおかしいと思い、日曜日でしたがムームードメインにメールで問い合わせることにしました。

現状を伝え、なぜ認証コードが発行されないのか聞いてみました。

 

問い合わせ履歴が残っているものと思い込んでいたのですが、ムームードメインは問い合わせ履歴は残っておらず、受付メールで確認するようになっていました。

しかし、メールには問い合わせた文章が引用されていないので、送った文章そのままを載せることができません。

日曜日は変化がないまま過ぎました。

 

4日目 何らかの要因でムームードメインの情報が登録されてしまっていることを知る

この日の午前中にメールで返答がありました。

以下がその内容です。

確認いたしましたところ、「お客様の情報を公開する」を選択いただいているものの、何らかの要因で、個人情報として弊社の情報が登録されてしまっているようでした。
つきましては、弊社代行にて動作検証及びWHOIS情報の変更を承りたく存じます。
ご了承いただける場合はその旨をご返信いただければと存じます。
なお、「ユーザー登録情報」と同様の情報への修正を希望でございましたらその旨をお知らせください。

なんじゃこりゃ。

と思うものの、なってしまったものは仕方がない。

早く解決するようにお願いするしかないので、ムームードメインが代行する形でWHOIS情報の変更をお願いしました。

 

5日目 二つの操作をして認証コード取得するもムームードメイン管理画面には出てこない

金曜日に始めた認証コード取得が火曜日になりました。

5日目の午後、WHOIS情報変更が完了したとメールが入りました。

内容は以下のようなもの。

上記ドメインについて、弊社代行でご依頼いただいたWHOIS情報の変更を手配させていただきました。
変更に伴い、上位レジストラ(eNom)から以下の承認メールが送信されております。【件名】IMMEDIATE VERIFICATION required for ********, extra notice
【送信元】donotreply@name-services.com
【送信先】********@********メール内「Click here to verify your email address」というテキストリンクをクリックしていただくと、承認が完了します。ご案内は以上でございます。

 

これで認証コードが取れるはずと思ったものの、また難問が。。。

認証コードが発行されていると思いムームードメインの管理画面を見ると、【認証コード送信】と書かれたボタンが出ている!?

 

ムームードメイン認証コード送信ボタン

認証コード
whois情報のメールアドレス宛に上位レジストラeNomから認証コードが送信されます。
メール認証コードはドメインを移管する場合に必要になります。
whois情報を弊社に設定されていると、お客様にメールが届きません。変更をお願いします。

 

このボタンが出るまでは以下のようになっていて、ボタンはありませんでした。

ムームードメイン認証コード

認証コード
whois情報にて「弊社の情報を代理公開にする」を選択されている場合、
認証コードを取得できません。
「 WHOIS情報変更 」にてお客様の情報に変更されたのちご確認ください。

 

気になるのは【whois情報のメールアドレス宛に上位レジストラeNomから認証コードが送信されます】との文章。

何じゃこりゃと思い調べるも、利用者の多いムームードメインでも同じ状況になった人がいないのか、情報がまったく出てこない。

 

ここで迷ったのは、どちらを先にクリックするか?ということでした。

迷った二つというのは、ムームードメイン管理画面の【認証コード送信】と書かれたボタン。

ムームードメイン認証コード送信ボタン

 

あと一つは、上位レジストラから送信されてきたメールに貼ってあった【データ仕様の同意設定を設定する】というリンク

 

ムームードメインに問い合わせたメールの末尾には【ご案内は以上でございます】と書かれてあり、その後の操作についての案内はない。

順番を間違えて、最悪、認証コードが発行されないことになったりすると困る。さて、どうしたものか?

 

一番良いのはサポートにメールすることですが、一日おきの連絡がかったるいし、翌日、必ず返信があるとも限らない。

悩んだ挙句、上位レジストラから送信されているメールに貼ってあった【データ仕様の同意設定を設定する】を恐る恐るクリックしてみました。

 

すると、このようなページに飛びました。

 

ムームードメインの親会社GMOからのメールでした。

ページ下部に

  設定を保存  

のボタンがあります。

 

メールに貼られたリンクをクリックするだけで認証すタイプではなく、ボタンを押して同意する必要がありそうです。

ここまで来たら試してみようと思いチェックボックスにチェックを入れて  設定を保存  を押しました。

すると、下のような表示が出てきました。

【このページに戻って、後で変更を加えることができます】という表記があります。

変更できるならこっちを先にクリックして良かったと思いました^^

 

これで、ムームードメイン管理画面に、認証コードが発行されているはず!

と思いましたが、さにあらず。

認証コード送信ボタンは残ったままでした。

ムームードメイン認証コード送信ボタン

 

これを押すしかない。ドキドキしながらクリックするとポップアップが出ました↓

 

OKボタンを押しました。

OKしても、ムームードメイン管理画面に【認証コード】が出ることはなく【認証コード送信】のボタンが出たままでした。

その後、ポップアップに書かれていたように、ムームードメインからメールが届きました。
内容は以下のようなもの。

メール送信依頼を行いました

上位レジストラeNomへ、認証コードのメール送信依頼を行いました。
差出人:enom@muumuu-domain.com
件名:『 Requested authorization key for (お客様のドメイン名) 』
というメールが届きます。
メール本文中の『 EPP key: XXXXXXXXXXXXXXXX(英数のコード) 』
がドメインの認証コードとなります。
 送信されたメール宛に返信しないでください。ムームードメインには届きません。

 

このメールを確認してみると『EPP キー』と表記されている『認証コード』が発行されていたのです。

 

こんなことで、ムームードメインからシン・レンタルサーバーへドメイン移行するために必要な認証コードを発行するのに苦労した話でした。

今回のような状況になった場合、ムームードメインの管理画面に認証コードが出ることはないようです。

同じようなことになっている方の参考になれば幸いです。

 

最後にもう一つ。

移管したドメインをムームードメイン側で解約する必要があると思っていましが、移管が完了した翌日、ドメイン一覧から該当ドメインは自動的に削除されていました。

ドメイン移管が完了した翌日、ムームードメインの管理  画面を見るとWHOIS情報変更の登録者名などが空白になっていました。

 

この翌日ムームードメインで管理してもらっていたドメインはドメイン一覧から消え、支払い情報のページも同じく無くなっていました。

ということで、ムームードメインでは、移管が完了すると、ユーザーが解約する必要はないようです。

契約期間があと25日ほど残っていたのですが、この分は(たぶん)シンドメインで引き継がれるはずです。

 

以上
東大阪のヘアーサロン
オーパス21の前田でした

コメント